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| 作者 倉麻るみ子(PN&HN) 無事森から出る事が出来た、カインとラルド。 とりあえず、自分の家に入る。 ・・・前に、カインのうちの隣りに住んでいる同い年と思われる女の子が、カインに話しかけて来た。 女の子「カイン!」 カイン「お、ミラルじゃないか!ただいま!」 彼女の名前はミラル・ドレイン。 先ほども言ったが、カインと同い年の女の子だ。 気が強いのだが、本当はとっても心配性なのだ。 女の子(ミラル)「『ただいま!』じゃないわよ!よくあの森から帰って来られたわね・・・。」 カイン「コイツが連れて来てくれたんだぜv」 ミラル「『コイツ』って・・・この子の事?」 カイン「そうだぜ」 ミラルはラルドを見つめる。 ミラル「可愛い~ヽ(≧∀≦)ノ」 そう言って、ラルドに抱き付く。 ラルドは少し迷惑そうな顔をする。 ミラル「この子女の子?」 ラルド「私は男だ・・・。(汗」 ミラル「え、でも、スカートっぽい服着ているじゃない♪」 ラルド「・・・カイン・・・このミラルとかいう女、お前と同じ事言っているぞ。」 カイン「・・・(汗)」 ミラル「って事は、男の子なの?」 ラルド「さっきからそう言っているだろう。」 ミラル「男の子に見えなぁい(≧∀≦)」 ラルド「・・・。」 ラルドはもう呆れていた。 やってられないと思ったのだろう。 すると、急にラルドの体がフワッと浮いた。 ミラルに持ち上げられたのだ。 そして、そのまま肩に乗せる。 ミラル「え~(≧∀≦) めっちゃ軽い~(≧∀≦) 何この子~(≧∀≦)」 ラルド「お、おろせ! おろさないと、ただでは済まさんぞ!?」 ラルドが必死に抵抗する。 ミラル「ねぇ、ねぇ!この子ちょっと借りるけど、いい?」 カイン「あぁ、いいぜ(笑)」 ラルド「カイン!貴様なんて事を!?」 カイン「付き合ってやれよ、な♪」 ミラル「さ、私の家に行きましょ♪」 ラルド「うわぁああ!カイン~~~!!」 ラルドがミラルの家に連れて行かれる。 カイン「面白そうだから、俺も行こっと♪」 その後を、カインがついていった。 ―数分後― ミラル「うわぁw 超→可愛い~♪」 ラルドはミラルによって服を着せられていた。 さっき着ていた服に少し似ていて、イメージカラーはやはり緑。 コートのようで、スカートのような服だ。襟と、袖の端と、裾は緑色。 ボタンは淡い黄色。 ポケットも二つついている。入り口付近はやはり緑色。 後は白色なのだが、灰色のチェック柄がついていた。 そして、茶色のブーツをはかされている。 ミラル「もう完璧ね♪今日からこれ着てなさい♪」 カイン「すっげぇ似合っているぜ♪」 ラルド「・・・。」 ミラル「ところで、この子の名前は?」 カイン「あぁ・・・コイツは、ラルド・ジェイクって名前なんだ!」 ミラル「うふふ・・・。可愛い名前。」 カイン「それにしても、すごかったなぁ、あの力。」 ミラル「あの力って?」 カイン「遺跡をふっ飛ばしたんだ。」 ミラル「え・・・。(汗」 カイン「・・・それにしても、何でお前があんなところにいたんだ?」 ラルド「・・・名前を思い出した後から、少しずつ、記憶が戻ってきた。」 カインが首をかしげる。 ラルド「私が封印されていた理由は分からない。でも、何かをやってしまったのは、少し覚えている。」 ミラル「例えば、どんなの?」 次の瞬間、ラルドはとんでもないことを言った。 ラルド「ダムを1つ吹き飛ばしてしまった。」 その一言で、ミラルは硬直してしまった。 カイン「凄いじゃんか、ラルド。」 ラルド「あぁ・・・。」 ミラル「凄いどころの話じゃないわよ!」 ミラルは急に声のトーンを上げた。 ミラル「カイン、2年前の事件覚えている?」 カイン「何?」 ミラル「ドナウ川のダムがいきなり吹き飛んだっていう事件よ!」 カイン「あぁ・・・、そういえば、そんな事件があったな・・・。・・・て、えぇっ!?」 ラルド「そうだ。その時に、確かにそのドナウ川のダムを吹き飛ばした。」 ミラル「やっぱり・・・。」 カイン「ラルド・・・。」 カインは少し硬直した。 だが、次の瞬間、予想外の言葉を言った。 カイン「・・・やっぱり、お前は凄い!」 ミラル「カーイーンーッ!?(怒」 カイン「ゲ・・・。」 カインの顔には赤く手形が残っていた。 ミラル「とにかく、早く、その子遺跡に戻してきなさい!」 カイン「無理。封印の仕方知らないし、それにミラルさ、ラルド可愛いって言ってたじゃねぇか!」 ミラル「それとこれとは話が別よ!早くしなさい!」 ラルド「少し思い出した。・・・私は、私が選んだ者に命令を下すと、どんな封印も解く事が出来るんだったなぁ・・・。」 カイン「すげぇなそれ!」 ミラル「凄いじゃないわよ!」 ラルド「焦らなくて大丈夫だ。・・・私は昔の事はほとんど覚えていない。 多分、私の力も抑えられていて、建物一つ吹き飛ばすぐらいに下がっている。」 ミラル「建物1つって、それも問題じゃない・・・( ̄□ ̄;)。」 ラルド「・・・人は襲ったりはしない。ただし善のみだ。」 善のみねぇ・・・と、腕を組むミラル。 ミラル「じゃあ、悪の場合は?」 ラルド「二度と悪さが出来ないようにする。」 ミラル&カイン「襲うのか・・・。」 ラルド「襲わないのは善のみと言っただろう?」 カイン「だったら、多少こらしめるってのは?」 ラルド「その程度で懲りてくれればいいのだが・・・。」 ラルドは多少の溜め息を付いた。 とりあえず、周りの人にはラルドの事は何も言わないと言う事にしたのだが、やはり遺跡での約束もあるので、結局街を案内するはめになった。 カインとミラルはラルドを街に連れて行く。 だが、ミラルはやはりラルドが可愛いと言い、また肩に乗せている。 これじゃ、ある意味逆だなと思うカインであった。 商店街らしきところで、うろつく三人。 ラルドは、あっちに行けだのこっちに行けだので、二人を振り回していた。 すると・・・、 目の前に、誰から財布を盗んでいった男がいたのだ。 ラルドはそれを見逃さなかった。 ラルドはミラルから、ひょいっとおり、その男に向かって行く。 それにすぐ気付く二人。 そして・・・、 ラルド「貴様・・・、今ポケットの中にしまった物を見せろ・・・。」 男「あぁ?何だてめぇ?」 ラルド「さっさと見せろ・・・!」 男「は?何いっていんだこのガキ?」 ラルド「しらけるつもりか!貴様!人の財布を今盗ったであろう!?」 男「知らねぇなぁ?オレはそんな事した覚えはないぜ~?ってかガキの癖して生意気なヤツだなぁ・・・てめぇ、一回死んで来い!!」 男は、ラルドに向かって刃物を向けて走って来た。 そして、ラルドは・・・、 第3話へ続く |

