| |
|---|
| 作者:J・ラコタ ―スペインのどこかにある草原―(オィ 少女「来たわ・・・!」 少年「あぁ・・・、またか・・・。」 少女「しつこいわね。行くわよ!」 少年「OK!」 少女は片手を挙げ、そして、その追ってくる物に人差し指を向けた・・・、 ―ズドンッ! 晴天だったはずの空から、突然、雷が落ちてきた。 ライディス「うわっ、」 ユリウス「ライディス、ニィナ、大丈夫か?」 ライディス「一応・・・、」 ニィナ「大丈夫・・・、」 だが、さらに少年は手をユリウスたちに向け・・・、 ―ビュウゥゥッ! 手から竜巻を出した! ニィナ「あぁっ!」 ニィナが竜巻に巻き込まれてしまった。 ライディス「ニィナ!」 ニィナを助け出そうとライディスも竜巻の中に飛び込む。 ライディス「わぁぁぁ!!」 しかし、竜巻の風圧に耐え切れず、ライディスも吹き飛ばされた。 ユリウス「チッ・・・う、うわぁぁぁ!」 ユリウスまでもが竜巻に巻き込まれて、他の2人と同じく舞い上げられ、遠くへ吹き飛ばされた。 では、この3人が追っている相手は・・・、 少女「さすがねイディン。でも、私の「ライトニング」には敵わないけれど。」 イディン(=少年)「(それは、この前の雷は不意打ちだったからだろ・・・?)」←小声 少女「イディン?何か言った?(^^#」 イディン「い、いや、別に・・・、」 しかし、少女は不意にイディンの掛けていたメガネを掠め取った。 イディン「あ、あぁっ!返してよ、シルビィー!!」 シルビィー(=少女)「フフッ、やっぱり、メガネなしがかわいいかも。(^o^」 イディン「返してよーっ!!(×o×;」 シルビィー「やーなこった。」 イディンがシルビィーから自分のメガネを取り返そうと、シルビィーに走る。 しかし、シルビィーはイディンよりも足が速いため、イディンは追いつけない。 イディン「(こうなったら・・・、)やあぁぁぁっ!」 シルビィー「え・・・!?」 イディンが、なんと、シルビィーの後ろから飛び掛った。 シルビィーが倒れている間に、イディンはメガネを取り返した。 イディン「ふぅ・・・、やっと取り返せた。」 シルビィー「イディン・・・。」 イディン「え・・・わ、悪かったよ!でも、君だっていけないんだぞ!!」 でも、次の瞬間、驚くべきことが。なんと・・・、 イディン「・・・!?」 シルビィーはイディンに抱きつき、・・・押し倒した。 シルビィー「・・・イディン。」 イディン「な、な、何!?/////」 シルビィー「・・・やっぱり、あなたって、か・わ・い・い。」 と言い、シルビィーはイディンのメガネを外す。 イディン「あっ・・・、」 シルビィー「フフフッ・・・。やっぱり、私達って、最高のコンビよね。」 イディン「・・・うん・・・。」 シルビィー「だから、その・・・、」 ???「やっと見つけた。」 イディン&シルビィー「!!?」 何処からかする声に驚き、すぐさま立ち上がり、辺りを見回す2人。 ???「こっちだよ。」 と、その声のする方向から現れたのは・・・、 マイケル「バァ。」 マイケルだった。 ・・・え、えぇぇぇ!?(何 イディン「マイ・・・ケル?」 マイケル「よ、しばらく。」 シルビィー「ちょ、ちょっと!どうしてこんなところに?」 マイケル「退屈しのぎにバルセロナの外に出て来たら、なんか派手に遣り合っていたからねぇ。あいつら誰なんだ?」 イディン「あいつらって・・・?」 マイケル「なんか・・・、あの獣みたいな3人組の。」 シルビィー「プラノズの手下。」 マイケル「プラノズって、あの時、君らを連れて行った男の人?」 イディン「そうだけど・・・、逃げてきたって言った。・・・ほうがいいのかな?」 マイケル「何故に疑問系なんだ?」 シルビィー「それより、さっきの私達のアレ。まさか・・・、」 マイケル「間近から見t」 ―バチンッ! なんと、シルビィーがマイケルの顔にビンタ! イディン「あ、あわわわ・・・、」 マイケル「イテェな・・・、いきなりなんだy」 シルビィー「いきなり現れて、私達のあのやり取りを見ていたの!? おまけに、いいところで声なんか掛けて・・・、よくもまぁ、せっかくのムードをぶち壊したわね!!(`Д´#」 イディン「ちょ、ちょっt」 マイケル「ちょ、悪かったって・・・。腹減ってないか?」 シルビィー「全然よ。でも、この近くに町があるなら、案内してよ。さっきムードをぶち壊した分ね・・・!」 マイケル「わ、分かったよ・・・。な、なぁ・・・、どこか安い宿にでも泊まるか・・・? (´Д`;」 ―スペイン バルセロナ― シルビィー「ここがちょうど良いわね。」 マイケル「ちょ、ちょ、ちょっと待てーっ!!ここって、高級ホテルじゃないか!!一泊100ユーロも取られるって!!!」 (100ユーロ=日本円で約13500円前後) シルビィー「心配不要。」 マイケル「大丈夫じゃないって!」 イディン「マイケル・・・、」 マイケル「・・・何だ?イディン。」 イディン「・・・絶対に、誰にも言わないでよ?」 マイケル「あぁ。」 イディン「(実は、シルビィーはクレジットカードの磁気情報を細工して・・・、それで一度使い切っても、すぐさま自分の持っている能力で磁気情報を書き換えて、また使う。 というわけ・・・。)」←小声 マイケル「・・・今のは、絶対言わないことにしとくよ・・・。」 イディン「でも、それをやっているのは、シルビィーが持っているクレジットカードの内、たった1枚だから・・・。」 マイケル「一体、何枚持っているんだ?」 イディン「・・・8枚。」 マイケル「8枚!?」 イディン「シーッ、静かに。声大きいよ。」 マイケル「ゴ、ゴメン・・・。・・・とにかく、中に入ろうか。」 イディン「そうだね。」 というわけで、シルビィーに続いて、2人も高級ホテルの中へ・・・。 しかし・・・、今の話を立ち聞きしていた奴がいた・・・。 ???2「・・・クレジットカードが8枚か・・・。・・・相手はガキが3人で、クレジットカードを持っている子供は大金持ちの家の娘か・・・。 楽勝だぜ。クーックックッ・・・、」 ・・・幸い、「違法行為」の方は聞かれてなかったようだ。(^^; (クレジットカードの磁気を細工して使うというのは、絶対にマネしないでください。 それと、絶対にクレジットカードは磁石やスピーカーなど、磁気の強い物の近くには置かないこと。) イディン「3人部屋を・・・」 シルビィー「2人部屋と1人部屋を一室ずつ。」 イディン&マイケル「(えぇぇっ!?(゜д゜;))」 イディン「ちょ、どういうこと!?」 マイケル「何故に2人部屋と1人部屋!?」 シルビィー「何か悪い?(^^#」 イディン&マイケル「・・・いえ、別に・・・。(恐えぇ!(×д×;」 シルビィー「じゃ、マイケルは1人部屋ね。」 マイケル「やっぱりか。・・・イディン、ちょっと話がある。」 イディン「何?」 マイケル「(いいか、食い殺されるなよ?)」←小声 イディン「(な、何不吉な事を言っているのさ!?)」←小声 シルビィー「ちょっと!小声で話しているつもりだろうけど、まる聞こえだけど・・・?(゜Д゜#」 マイケル&イディン「ヒィィィィ!」 ―ドッカンッ! マイケル「(な、何で俺だけ、んな、ゲンコツを食らわにゃなら・・・無い・・・?)」 ―バタッ イディン「あわわわわ・・・。」 シルビィー「ついでだから、あのバカもトランスポーターと一緒に部屋に運んでくださいな。」 ベルボーイ「は、はぁ・・・。」 ―1403号室― ここがマイケルの泊まる部屋・・・。 マイケル「・・・思ったより広いな。・・・何しよう・・・?」 お悩みの様子。 ―1402号室― で、ここがイディンとシルビィーの泊まる2人部屋である。 シルビィー「ふぅ。お疲れ様。」 イディン「あぁ・・・、疲れた・・・。」 イディンはベッドへダイブする。 シルビィー「ちょっと!」 イディン「何・・・?」 シルビィー「風呂は行ってきてよね!・・・と言いたいけれど、私が先。出たら教えるから。」 イディン「う、うん・・・。(・・・珍しいな。シルビィーが先に入るなんて・・・。)」 シルビィー「(さっきは、あのお邪魔虫のせいで、いいところ逃したけれど、これで勝負よ!)」 マイケル「ヘックシッ、・・・風邪かな・・・?ちょっと様子でも・・・。」 マイケルはドアに手を掛けた。 だが・・・、 マイケル「(あ、あれ!?ドアが開かない!!ちょ、どうなっているんだよ、オイ!!?)」 マイケルは必死にドアを引っ張る。 しかし、彼は気付いていなかった。 自分が罠にハマったことに。 当然、これはシルビィーが仕掛けた罠だった。 シルビィー「風呂・・・空いたわよ?」 イディン「あ、分かったよ。」 シルビィー「・・・/////」 シルビィー赤面。 これからやることを考えると、赤面するのは、無理も無い。 だが、イディンはそれに気付かず、風呂に入った。 しかし・・・、 ???2「・・・ここだな。」 ある男がシルビィーたちの部屋の前に立っている。 拳銃とナイフを隠し持って・・・。 その上、ドアを開けるコードを割り出す装置を持っている。 どう考えても、ホテルのベルボーイには見えない。 その装置を部屋のオートロックのプラグに差込んだ。 そして、コードが出てきた。 「213594843」 静かにドアが開いた。 シルビィーはまるで気付いておらず、強盗はそのまま部屋の中へ侵入した。 シルビィー「(・・・さすがに、この格好はマズイかしら・・・。・・・いやいやいや、シルビィー、このままやらないでどうするの! チャンスは掴む物なのよ!!)」 とシルビィーが心の中で言い聞かせている時に、 シルビィー「!!?」 強盗犯がシルビィーの口の辺りに、強力麻酔薬をしみこませたハンカチを押し付けた。 シルビィーは気を失う。 強盗犯「ヒヒヒ、さてと、あとはクレジットカードのデータを全部もらうだけ・・・。・・・ついでに、この娘も奴隷市に売り払っちまうか・・・。」 強盗犯はシルビィーの手足を縛り、口にガムテープを張る。 だが、その様子をバスルームのドアの隙間から見ていたイディン・・・。 イディン「(大変だ・・・、このままだとクレジットカードを奪われて、シルビィーの命も危うい。裏へ流されたら、何処へ飛ばされるか分かったもんじゃない・・・。 よーし・・・、)」 イディンは、手でコブシを作り、犯人に向けた。 イディン「(ちょっと荒っぽい技だけど、ほとんど何の損害も出さずに済ませるには、コレしかない!)」 そして、イディンは、コブシをその強盗犯に向けて振った。 「パンチの範囲は届かないのに、イディンは何をやっている?」と思うかもしれないが、実は、これが作戦だった。 ―ドガッ、 強盗犯「どぉっ!?」 なんと、ただコブシを振っただけなのに、強盗犯の背中に何かが当たった。 だが、実体が何も無い。・・・そう、空気圧を放った攻撃だ。 強盗犯がひるんだところで、イディンが一気に強盗犯の後ろに回りこみ、 イディン「おりゃっ!」 ―ズドッ、 強盗犯「ぐおぉぉぉ・・・、」 ―バタッ、 イディンのかかと落としが強盗犯の頭に炸裂した。 イディン「ハァ~、危なかった・・・。」 イディンはそう一息つくと、シルビィーの手足に結ばれた縄を解き、口のガムテープを外した。 シルビィーはちょうど、意識を取り戻した。 シルビィー「ううぅぅん・・・、イディン・・・。どうしたの?何があったの・・・? 私、後ろから誰かに襲われて・・・。」 イディン「心配ないよ。強盗犯なら、この通りやっつけたから。」 と、イディンが立った瞬間・・・。 ―ハラリララ・・・。 なんと! イディンの下半身を覆っていたタオルが落ちてしまったのだ! 見せてはならないものがモロ出しに・・・、 イディン「あ・・・ああぁっ!!」 イディン、焦る。 その様子を見たシルビィーも・・・、 シルビィー「・・・きゃぁぁぁっ!!!」 絶叫した。 シルビィー「い、イディン、何やっているのよ!!早く服着てよ!!!」 イディン「わ、分かっているって!!分かっているから!!(×д×」 ―ドカッ、 イディン「ガァッ!」 シルビィー「バカ、バカ、バカッ!イディンのバカーッ!!」 枕を投げつける事態に発展。 その頃、マイケルは・・・、 マイケル「(何か騒がしいな・・・。てか、なんでドアが開かない・・・!?)」 未だにドアを開けられない状態でいた。 第21話に続く ※この話はフィクションです。実際の、国名、団体、都市などには関係ありません。 |


