ぽにゃっといきましょ

初めての海外

ローマ・パリ８日間という、ある意味超！王道のツアーでした。
ローマに３日、パリに３日いたわけですが、
初日はローマの市内観光でコロッセオの中をみたり、トレビの泉でジェラートを買ったりして、お昼を挟んであちらこちらに連れて行かれました。
夕方解散になった後、スペイン広場から階段上っててっぺんにある教会にお参りに行き、トレビの泉方面へふらふら歩いていったり迷子になってみたりしました。
この旅でまっさきに思い出すのは、エスプレッソはどこで飲んでも苦い！ということでしょうか。カフェ・グレコ（なんかで有名でしたよね？）に入って、注文の時私を含め三人は「本場だし、きっとおいしいはず！」とエスプレッソを頼み、ひとりだけカプチーノを頼んだのです。エスプレッソ組は、日本でふつうのコーヒーを飲むときと同じように店のマスターが「砂糖は何杯入れる？」というのを断ってブラックのまま飲んだところ「ぐあー、にがいぃぃぃ！」とあわてて砂糖を入れてもらう羽目におちいり、それを横目に残る一人が「あー、おいし～い」とカプチーノをくぴくぴ優雅に飲んでいました。ほんと、あんな舌にしみいる苦さってほかにちょっと無いですよね。

さて、ローマ２日目はオプショナルツアーで２人はバチカン市国へ、私ともう一人はポンペイへ日帰り旅行に行きました。
ポンペイは、ローマからとっても遠くて、ずっとバスで移動していたという印象があります。バスの運転手さんがこれまた運転が荒くて、お客をたくさん乗せているのに前方の車をがんがんあおったりするのでとてもスリリングでした。
肝心のポンペイですが、とてもおもしろかったです。あんな大昔から「水道」が整備されていたその技術力にびっくり！でも、鉛でできた水道管だったから、中毒者が続出していたようですね。噴火の犠牲者を埋めていた溶岩から型をとって、どんな姿でなくなっておられたのかも展示されていましたが、大自然の力ってすさまじいですよね。これからの人生、私もいつこんな天変地異にぶつかるかもわからないな、と考えたり。
今度はナポリやシチリアの方を見てみたいですねー。
そうそう、ベネチアも行ったことないし。
行きたいところがまだまだいっぱいです！

かわって、パリではお約束なルーブル美術館見物込みの市内観光と、ベルサイユ宮殿へのオプショナルツアーを利用しました。
ルーブル美術館は、ツアーですから、有名どころをさくさく引きずり回されて終わり、と言う感じで（説明はしてくれましたよ）、もっともっと色々見たかったのに！と思いました。次に訪れたときの目的の一つにルーブルをゆっくり堪能する、を入れたぐらいです。後は、凱旋門とか、シャンゼリゼ通りとか、エッフェル塔の袂を見るとか・・・そうそう、ノートルダムにも行きました。ノートルダムは荘厳で美しかったです。大きいし！ブルドーザーやショベルカー、クレーン車といった重機が無いのにあんなに大きな建物をつくってしまう、労力はいかほどのものだったのでしょうね・・・。

自由な時間はモンマルトルに行ってみました。はっきり言って、他の人はもともとは行きたい候補に入っていなかったのですけど、私のわがままにつきあってくれました。画家の卵がわらわらいて、友人の一人が絵を描いてもらったら、なんかすごく変なデフォルメをされていて、おいおい、て感じでした。まったくもう、失礼しちゃう。

別ページで書いてあるとおり、イタリアは昨年行きましたが、フランスはまだそれっきり行けていません。イタリアもまだまだ何回でも行きたいのですがフランスも同じように行きたいところがいろいろあります。
いつかまた、行けたらまた違ったフランスがみえてくるのかな・・・。

そうそう、余談ですがこの旅行中いやだったことは、ホテルが貧相だったことです。イタリアでもパリでも、町中から遠く遠く離れた郊外にあり、部屋は日本の安いビジネスホテルばりだけどそんなに文句はないのですが、朝ご飯が！せっかくの本場だというのに、パンは袋に入ったくそ甘くてまずいクロワッサンがてんこ盛り、ジャムとマーガリンのパックがその横でてんこ盛り、これだけで「バイキング形式です」って・・・・選ぶものないじゃん！そのほかのツアーのお食事もお約束ですが決して「うーん、おいしい！」という言葉が出るようなものはなく、「野菜を食べさせて下さい」と思わされる内容でした。
特にイタリアでは、デリスタイルのお店でもうんと安くていろいろなのが食べられたりするし、そういうところならチャージ料もとられることはないのでオススメです。

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