青い島のひだまりで

2015.10.31
XML
カテゴリ: 天国の青い島物語
きょうは、前回の続き。
沖縄旅行の番外編と思っていたが予定変更!?
タイムリーなネタをひらめき、
青い島物語のイラストをきのう慌ただしく描いた。

ぼちぼち来年の青い島カレンダーも作らなきゃ…。
今年はイラスト、あるかな…。
この1年を振り返ってみると、なんだか主役はハクちゃん!?
あは

今回のお話、久々に舞台は青い島。

青い島の天使っちたちがもらうクリスマスプレゼント。
昨年は、平穏無事だったのでサンタさんから
夜空に輝く大きな花火のプレゼントだったっけ…。
ココ 参照)
まてよ、2013年にもらったプレゼント、
まだ使っていないのあったっけ…。
ココ 参照)
ぶつぶつ



●青い島物語 第105回 天使っちルイちゃんと魔法の鎖♪








◆忘れられた魔法の鎖
天国に浮かぶ青い島。
天使になった鳥さんたちが集う楽園。
この1~2年、天使っちたちはおだやかに暮らしていた。

ところが、最近になり食糧庫が荒らされる日が続いている。
「しばらくおとなしくしてたけど、“闇のやつら”かな~。
オレたちのだいじな食いもんを!!
今夜はオレが隠れて見張っているぞ!」
食べ物の恨みはおそろしい、という。
人ではなく“鳥”一番食いしん坊なロッピ兄ちゃんは、息巻いていた。
秋の夜長、さっそうと食糧庫に向かった。





しばらく様子を見ていたが何の気配も感じない。
手持無沙汰に、見渡すとそこは食糧庫。
誘惑がいっぱいだ。
「秋の夜長のひと仕事。
食欲の秋だし、まあ、内緒でエネルギー補給。
あったあった、ポテチ。あるある、コーラも!」

ゴクゴク、パリパリ。
続いてのお菓子はと手が触れた先には、少しさびた鎖があった。
あれ? この鎖、なんだっけ?


◆鎖で拘束?
手に取ってブルンブルンとふりまわしてみた。
鎖は、突如、グルぐるっとロッピ兄ちゃんに巻きついた。
最初は軽く考えていた、ロッピ兄ちゃん。
もぞもぞと動いてみたがはずれない。

「ロゼちゃ~ん、ルイちゃ~ん! たすけてぇ!!」
最後は大声で助けを呼ぶより仕方なかった。

「ロッピ兄ちゃん、なにしてるの?」
まんまるおめめをぱちくりさせたルイちゃんに聞かれた。
「なにって? オレは食料泥棒をつかまえようと
ここで待ち伏せていたら…」
ロッピ兄ちゃんが話し出すと、鎖はぎゅっとしめつけた。

「なんだよぉ、く、苦しくなったぁ…。ゼイゼイ。
だから、泥棒をぉ…。ぐぇぇぇ!!」
さらに鎖が激しくしめつけた。





「ロッピ兄ちゃん、これって、サンタさんからもらった
プレゼントの鎖じゃない?」
ロゼちゃんがひらめいた。

「へ? プレゼントがなんでしめつけるんだよ。ゼイゼイ…。
オレの内臓が飛び出しそう…。あぁ、オレ、天使なのに
死んじゃうかもぉ…」

「サンタさんのプレゼントは魔法のアイテムだよ。
鎖がしめつけるのは、魔法の力だよ。
理由があるはずだよ、きっと」
ルイちゃんにいわれて、ロッピ兄ちゃんひそかにはっとした。

「今夜の食糧庫荒らしはオレが犯“鳥”…。
何にも起こらねぇし、腹へっちまって…」
ロッピ兄ちゃんのその言葉で、今までしめつけていた鎖は
音を立てて地面に落ちた。

鎖に縛られたものが、嘘をつくとさらに強くしめつけ、
真実を語るとはずれるらしい。


◆夜が明けて
翌朝、朝食用の材料をとりに食糧庫に行くと、
なんと丸々したカラスが鎖にとらわれていた。
「あぁ、コイツだ! このデブっちいカラスが犯鳥だったんだ!
やい、デブカラス!」
ロッピ兄ちゃん、ものすごい剣幕だ。
「はい、ぐぇぇ…」
カラスは返事と共にしめつけにあいもがいた。

「おまえがオレたちの食糧庫を荒らしたんだな!
犯鳥をつかまえようと、昨夜、オレはひでぇ目にあったんだ」
昨夜の鎖にしめつけられた苦しみが甦ってきた。
「ごめんなさい。オイラ、おなかすいちゃって…」
「ま、食いしん坊なのはお互い様ってことだな」
ロッピ兄ちゃん、意外と寛大。
臆病で気が小さいけれど、心は広い。





「鎖からはずしておくれよ」
デブカラスは、肩でゼイゼイ息をしていた。
「あれ? おかしいね、あやまって認めたのに…」
ルイちゃんが不思議そうにカラスを見たときだ。

「わかった! カラスさん、まだうそついているね。
さっきロッピ兄ちゃんが“デブガラス”って呼んだとき
ハイってこたえたけど…。カラスさんじゃないね?」

◆カラスに化けたたぬきさん!?
「そうだよ。オイラ、カラスじゃないよ。
タヌキのポンタだよ」
鎖は音を立てて床に落ちた。
そしてデブカラスは宙で回転して降り立つと、
でっぷりおなかのタヌキさんがそこにいた。

「青い島は、天使になった鳥さんたちが
集う楽園なんだけど、なんでタヌキさんが!?」
ルイちゃんがタヌキさんのおなかをポンとさわると、
ポンと腹鼓の音がした。





「オイラ、田舎のタヌキなのに、都会に遊びに行って
カラスに化けてゴミあさってたんだ~。都会には
ゴミとはいえおいしいもんいっぱいあるしぃ!
そしたらカラスの姿のまま車にはねられちまって…」

ポンタは鳥と間違われて青い島に
導かれたらしい。
そんなわけで青い島にまた仲間が増えた。

◆ハロウィンパーティー
「じゃあ、ポンタの歓迎会しようぜ!」
ロッピ兄ちゃん、イベントでは大張り切り。
なぜっておいしいものが食べられるから。

時はちょうどハロウィン。
ポンタの変身術でもりあがり、
青い島の秋の夜長は笑い声て満ちていた。





















木漏れ日の中で …roze-pi家の食卓日記
鍋♪

黄昏屋敷の古井戸から …ホラーな日記。真実かって? それは、ひ、み、つ♪

メリークリスマス♪












お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2015.11.02 18:46:59
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: