古本屋で100円読書

古本屋で100円読書

東欧・その他のヨーロッパ圏 No.1



うろ覚えの読書記録です。少しずつ書棚を見ながらアップして行きます。
るりのホンネで読書
No. 書籍名    著者名    出版社  感想
1. クオ・ワディス シェンキェヴィッチ(ポーランド) 4列3行 ローマがまだキリスト教を弾圧してい時代を描いた作品です。天才の筆になるだけあって、ローマの大火のシーンなど文字だけでも十分スペクタクルです。
2. 青い鳥 メーテルリンク(ベルギー) 4列3行 幸福の象徴である青い鳥の話。
3. 変身 カフカ(チェコ) 新潮文庫 不条理だけど理屈ぬきに面白い。
4. 審判 カフカ(チェコ) 岩波文庫 この人はドイツ語で作品を書いたらしいです。狐につままれた気持ちになりながらもやはり面白いと叫ぶしかないのです。
5. カフカ(チェコ) 新潮 どんなにがんばっても行き着けない城。彼は人生の何を城に例えたのか??
6. アメリカ カフカ(チェコ) 角川文庫 カフカらしさが出ていないところを見ると初期の作品か?
7. ある流刑地の話 カフカ(チェコ) 角川文庫 やはり、カフカらしさが目覚めていない作品。
8. 悪童日記 アゴタ・クリストフ 4列3行 文学的に大変評価の高い作品ですが、内容はかなり悲惨です。ほとんど形容詞なしの書き方で、心理描写もないことから、さらっとした印象に仕上げています。それによって悲惨さも重くならずに読めるのですが、子供にはこの本は読ませられませんね。
9. ソクラテスの弁明・パイド-ン プラトン 岩波文庫 若すぎて頭のほうも幼かったので、理解できたかどうか極めて怪しい。今ならもう少し理解できるハズ。
10. プルタルコス英雄伝・全3冊 プルタルコス ちくま文庫 当時の人物に対する評伝が面白い。
11. 食卓の賢人たち アテナイオス 岩波文庫 昔の知識人たちの食卓でのうんちく話だが、地名、料理どれ一つとして、現存していないものばかりなので、ちょっとピンと来ないかも。それにしてもよく食べよくしゃべり、これぞ健啖家だ。
12. マルシャーク 森は生きている 岩波少年文庫 5列3行
13. 怪物 アゴタ・クリストフ 早川書房 作者はどうやら東欧の共産党政権時代、自由のなかった息苦しさを描こうとしているみたいです。話自体は読みやすいし、重くならないように書いているので、そう読後感は悪くありません。話の運び方が素直で面白いことは確かです。Aug 20, 2004 
14. 人形の家 イプセン 新潮文庫  これはかつて(高校生)挫折した本です。 今回は最後まで読んだけど、やっぱり面白くありません。 でも、夫が妻を子供のように扱っているのが印象的。 そういう扱いでも、心から愛してるんですと。 ほほぉ~。 某大学生は、面白いーといっておりました。(男) だから人それぞれでございます。 一応有名な作品です。 女性の自立を描いた始めての作品だそうです。 w  Sep 12, 2004
15. オイディプス王 ソポクレス 4列3行 アンティゴネーは、へぇ~。と言う感じでしたが、「オイディプス王」は、まるで、推理小説を読むかのような緊迫感があります。
 正直、ギリシャ古典物を始めて面白いと思いました~。
 でも、このアポロ神のご神託って、ずいぶん、ひどいです。 不幸にする人間をターゲットにして、それから逃れようとしても、その欲するわなに導いていくとは、これいかに?
 いい根性してますな~。そんなんが神様といえますのんか~? 
 はっきり言って、神さま失格ですよ!
 オイディプスは何も知らなかったんだから、悪くない!! 悪いのは、呪わしい運命を定めたアポロ神の方でしょう。
 ところで、自分の母親の年齢の女性と、結婚したことを不思議に思ってはなりません。 古代のように貧富の差が激しく、労働と食事の質が、庶民と支配階級とで雲泥の差があるとき、外見にも大きな影響を与えるのです。 日本でも、昔の25歳の写真て、今の35,6に感じますもの。
 M・K・シャルマさんも、日本の40~50代はインドの30歳くらいにしか見えないと言ってましたから。。。。古代においては、支配階級の女性はかなり若く見えた可能性があったに違いありません。
 加えて、相当な若年結婚。
 これらのことを考えると、自分の母親と結婚するなどという、仰天の事柄もありえるわけですね。。。
 でも、オイディプスは自分の母親と知らないで結婚したんだから、許されるべきでしょうがっ!! って思うのは現代人の考え方なのかなぁ~。
 この作品は、胸をかき乱される作品です。 でも、それだけ、この作品が優れていることの証拠なのでしょう。 Dec 19, 2004
16. アンティゴネー ソポクレス 岩波文庫  ギリシャ3大悲劇詩人、ソポクレスの作品です。
 彼の作品は現存しているのが7作あり、そのうちの3つがテーバイの王オイディプス一家にまつわる話らしいです。 年代順で行くと、「アンティゴネー」が先です。 が、物語で行くと、オイディプス王が三部作の最初になるらしいです。
 つまり、ソポクレスは最後の結末から書くという不思議な書き方をしたわけですね。
 まあ~。西洋世界の原点とも言えるギリシャものですから、古代であっても、男女の愛が必ず物語に登場します。 女の地位はひどく低かったはずなのに、です。  
たしか、古代世界における女性の地位は
「女みたいだ!」
 の一言で切れてしまい、王様に剣で打ちかかって死罪になった男性もいたと、「歴史」に書いてありましたから、女性の地位は最低だったはずです。
 その話しから行くと、まあ、奴隷よりちょっと上くらいの半人前扱いだったのでしょう。
 しかし、アンティゴネーの婚約者ハイモンが、彼女を父王の前で擁護し、それがかなわぬとなると、彼女の後をおって自死を遂げるなど、後の西洋社会の”愛する女性のためには死をも辞さない”と言う騎士道精神の原型が感じられますね。
 で、感想ですが……。
 古典ですよね~。 神と人間とが渾然一体となっている世界ですよね~。
 まあ、可もなく不可もなく。 こんなものかいな、と言う感じです。。。。
 なにせ、こちとらはインテリではないものですから。。。(汗) Dec 12, 2004 
1列3行 クラカチット カレル・チャペック 4列3行  カフカと同時代の人なのでしょうか? 


 そこら辺がよく分からないのですが、3人称を用いながら、主人公の意識に集中した書き方です。思わず、自意識小説と名前をつけたくなったほどです。

 最初、読んでいて、


 どこからどこまでが彼の夢で、どこから現実なのか分かりませんでした。常に、最後で、「夢でした」。。。とひっくり返して来るかもしれないと思っていたのに、意外にも素直に終わったので驚いています。。。。


 原爆を思わせる爆弾「クラカチット」


 この悪夢の兵器を生み出した主人公の、混乱と葛藤が主題らしいです。


 一風変わった前衛的な作風です。


 この作品は、好きな人は好きだし、嫌いな人は嫌いでしょう。(=好き嫌いがはっきりと出る気がします) 


 ちなみに、このチャペックが、初めてロボットという言葉を使い始めた人らしいです。最終更新日 Feb 9, 2005
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