小林亮太郎ブログ

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2023.02.09
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カテゴリ: 日本酒


1、無窮天穏 縁起/ 板倉酒造有限会社(島根)


続いて板倉酒造の無窮天穏の縁起。

生酛造り、山廃造り、水酛造りのブレンド酒。


正直、前に紹介した​ 無窮天穏 齋香(さけ) ​の様な透明さを求めて飲むと、

この酒には「濁り」を感じてしまう。

で、これを「濁り」というべきなのか、「多層的」「豊かさ」というのかが分からんが、

造り手の小島杜氏としては、これまで作った酒を経ての現在地点、という会心の作らしい。


造り手も表現者だから、これが起こりうるのが日本酒の面白さだと思う。

なんか、売れたものをひたすら生産し続ける、続けなきゃいけないのが、

工業製品とか資本主義社会のルールなんだろうけど、

「美味しい」をひたすら追求していくと、そうなるんだと思う。


好きなアーティストが、次のアルバムで全然違う曲にチャレンジすると、

それまでのファンから不満がでたり、ファンが離れたりするんだけど、

表現者としてはそこで立ち止まらないで、次々に自分の形を変えながら、

ファンもそれを信じて付き合っていくみたいな、そういう理想があるんだと思う。


無窮天穏の酒はそういう、ライブ感のあるというか、生々しい今を酒という液体に変換しているんだと思う。

来年度の無窮天穏 縁起がどんな味になるのか、楽しみに待つ。そういう感じだと思う。



板倉酒造有限会社 ・・・​ https://www.tenon.jp/





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最終更新日  2023.02.09 16:15:34
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