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April 30, 2019
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☆人気アイドルグループ・欅坂46の二期生9人による初の単独イベント「おもてなし会」が、28日に終了。
大阪公演4000人×2日間、東京公演8000人×2日間、全4公演で計2万4000人を動員し、欅坂史上最大規模の「おもてなし会」となった。

 「おもてなし会」は欅坂46一期生、けやき坂46(現・日向坂46)の一期生、二期生もそれぞれ経験してきた、グループの伝統といえるイベント。20・21日に大阪・丸善インテックアリーナ大阪、27・28日に東京・武蔵野の森総合スポーツプラザメインアリーナで開催された。

 参加したのは、昨年行われた応募総数12万9182人の『坂道合同オーディション』にて、欅坂46の新メンバーに選ばれた井上梨名、関有美子、武元唯衣、田村保乃、藤吉夏鈴、松田里奈、松平璃子、森田ひかる、山崎天の9人。

先輩たち同様に「音楽部」「ダンス部」などさまざまな部活動に分かれ、それぞれの個性を存分に生かした“おもてなし”で集まったファンを楽しませた。

 最終日となった28日、オープニングを飾ったのは森田による和太鼓の演奏。149.8センチと小柄な森田が、それを感じさせない威勢のよさで2つの太鼓を打ち鳴らすと、それに鼓舞されたように観客の大きな歓声が広がった。

松平が習字で書き上げた「欅坂46 二期生 おもてなし会」の題字がスクリーンに大きく映し出されたあと、メンバーが一人ずつ「盛り上がって行きましょう」とあいさつしながら登場した。

 全員そろったところで、松田は「メンバー一同、この日のためにがんばって練習してきました。うまくいかないこともあるかもしれませんが、最後までゆっくり楽しんでいってください」と呼びかけ。

ここからは放送部の山崎が司会進行役になり「今日でおもてなし会が終わってしまいますが、一番最高のおもてなし会にしたいと思います。ついてきてください。」と力強く述べ、パフォーマンスへとつなげた。



 音楽部のステージでは、関、武元、松平が「制服と太陽」をピアノ三重奏で披露。
やや緊張した面持ちの彼女たちを見守るように、客席にはオレンジ色のペンライトが優しく灯った。
井上がステージに加わると、井上のマリンバ、関のサックス、松平のドラム、武元のピアノによる「バレエと少年」の演奏へ。
堂々とした関のサックスソロや息の合ったアンサンブルで場内を沸かせた。

 「おもてなし会」ではおなじみの部活動となったダンス部には9人全員が参加。ダンストラックをバックに、藤吉と森田が一輪車、松田がフラフープ、山崎がけん玉とそれぞれの特技を織り交ぜつつエネルギッシュなダンスを披露する。

さらにバットやラケットを使って客席にサインボールを投げ込んだり、ロック好きを公言する松平を中心にハードなヘッドバンギングも繰り出して場内の熱気を高めた。

 続いて井上、田村、藤吉、松田による「むちゃぶり演劇部」のコーナーへ。
これはシチュエーションとオチが書かれたカードをボックスから引き、二人一組で2分間のアドリブ演技するというもの。
井上&藤吉ペア、田村&松田ペアがそれぞれ苦戦しつつも無茶な設定を演じきったあと、放送部の山崎も急遽この部活動に参加することに。
ペアとして呼び込まれた森田と共に王子様とお姫様を演じていると、話の流れから井上と藤吉が乱入し、会場を笑いで包んだ。

 イベント前半を締めくくったのは、華やかな私服ファッションショー。


 一期生との初対面の様子やライブリハーサルなどの舞台裏をまとめたVTR「二期生加入からこれまでの歩み」が上映され、イベントは「おもてなしミニライブ」に突入。

9人は1曲目の「ガラスを割れ!」から、センターの武元を筆頭に感情を爆発させるようなフルスロットルのダンスで盛り上がりに火をつける。
続く「Nobody」では藤吉がセンターを担当。
物憂げな表情で観客をぐっと引き込み、会場を艶やかなムードで満たした。

 井上、関、田村、松田がフレッシュな魅力たっぷりに「青空が違う」を歌唱したあとは、武元、藤吉、松平、森田、山崎が「僕たちの戦争」で柔らかな歌声を響かせる。


松田が菅井友香、田村が守屋茜のポジションにつき、くるくると表情を変えながら楽曲のストーリーを演じてみせた。

 森田がセンターに立った「アンビバレント」では、パワフルにステージを躍動する彼女たちに盛大なコールが送られる。
その勢いのまま本編ラストの「風に吹かれても」になだれこむと、山崎がセンターポジションへ。
花道に並んだメンバーははつらつとした笑顔でステップを踏み、盛り上がりを最高潮へと導いた。

■アンコールではメンバーがさらなる飛躍を宣言

 アンコールに応えて9人は再びステージへ。
イベントを振り返り、田村は「最終日で、力を合わせてどうやっておもてなしするか皆さんの事を考えながら頑張りました。これからも一生懸命頑張って行きます。おもてなし会ありがとうございました」。
森田は「計4日間、大きい規模でやらせてもらいうれしいです。これからもどんどん活動が増えていくので応援よろしくお願いします」と呼びかけた。

 松田は「こうやって活動できるのは、皆さんのおかげなので、それに感謝してこれからも活躍できるように頑張ります。初めてのイベントでしたので至らない点があったかもしれませんが、これからも一期生の皆さんと共に頑張っていきたいです」と意気込み。最後に「W-KEYAKIZAKAの詩」をまっすぐな歌声で届けると、松田が「皆さん楽しんでいただけましたか?これからもよろしくお願いします」とあいさつ。9人は清々しい表情でステージをあとにした。

 終演後、メンバーは最後のおもてなしとして会場ロビーにてすべての観客を“お見送り”し、笑顔で感謝を伝えて「おもてなし会」の幕を閉じた。

 なお欅坂46は5月9・10・11日(土)に「欅坂46 3rd YEAR ANNIVERSARY LIVE」の東京公演として日本武道館でライブを開催。
デビュー4年目で初めてたどり着いた日本武道館でどんなパフォーマンスを披露するのか。


00. OVERTURE
01. ガラスを割れ!
02. Nobody
03. 青空が違う(大阪4月20、21日+東京4月28日)
夕陽1/3(東京4月27日)
04. 僕たちの戦争(大阪4月20、21日+東京4月28日)
  音楽室に片想い(東京4月27日)
05. 手を繋いで帰ろうか
06. アンビバレント
07. 風に吹かれても
<アンコール>
08. W-KEYAKIZAKAの詩





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Last updated  April 30, 2019 08:14:58 AM
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