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RX1117

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2007/03/13
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カテゴリ: 本
村上春樹さんの本を読むと、青年時代の悩み、満たされぬもの、また強い感受性が伝わってくる。
この本には、習作のような小品が沢山収まっている。
興味を惹くのは、表紙に始まる安西水丸さんの絵だ。
(写真左がこの本)
1973pinball
ストーリーとは直接関係ない絵が本の途中にも沢山入っていて、気が和む。
ジャズについての話は村上さんの他の本にもよく出てくるが、この「象工場の…」の中で、私の気持ちにとても良く馴染む文章をみつけたので紹介したいと思う。

本の後ろの方に近い「サヴォイでストンプ」の中、143頁(文庫本。単行本では頁が違うかもしれない)の一節を転載させていただくと:

(引用始まり)
その音楽の捉えがたい美しさが、彼らをはっきりと際立たせている。そんな彼らに、ロンバルドやデューチンやヴァリー、ライズマンの如き芸人のイメージを求めても無駄だ。例え彼らがそんなショーマンシップや破廉恥さ、厚かましさを持ちあわせていたとしても、そこには一線が画されている。もし一人のイカレたテナー・マンが力強く生き生きしたフレーズを吹くことができたとすれば、それは彼が自らの肉体を楽器となして、溢れる感情や哀しみをそのままに表せただけのことなのだ。この原則を外れたもの、休むことのない真の創造的な流れ(バッハだってそれは同じことだろう)を離れたもの、とりわけジャズ特有のドライヴ感を逸したものは、それがいかに見ばえがよく、上手く、そして客に受けようとも、みんな偽物だ。

(引用終わり)

この文章には、オーティス・ファーガソン/訳・村上春樹
と書いてあるので、原文はこの人の物を翻訳したのかもしれないが、そんなことはどうでもいい。
この文章は「音楽の心」を語っていて、ゆっくり読んでいくと、とても共感する。





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Last updated  2007/03/13 10:11:56 AM
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RX1117 @ Re[1]:大失敗(08/06) Chiyomi Kubotaさん >お疲れさまでした…
Chiyomi Kubota @ Re:大失敗(08/06) お疲れさまでした。 私は、急に思い立…
RX1117 @ Re[1]:プログラム完成(04/29) Chiyomi Kubotaさん ごぶさたしていまし…
Chiyomi Kubota @ Re:プログラム完成(04/29)  モコちゃん、かわいすぎます^^。  …
RX1117 @ Re[1]:家族に猫が増えた(01/06) Chiyomi Kubotaさん > 毛並みもきれい…

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