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2007年06月18日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
今日はどんの10回目の誕生日でした。
けれど、家で祝う前に、私達には悲報がありました。

今朝まで元気に階段を上がり下がり、デンタボーンを貰って喜んでいた14歳のスヌーピーが生涯を終えました。
弟のベッドでぐったりしているところを弟が見つけ、動物病院に連れて行きましたが、既に心肺停止状態でした。蘇生を試みて貰いましたがとうとう帰ってくることはありませんでした。

12歳の時に犬が欲しい、とペット禁止のマンションに当時住んでいたにもかかわらず、母と私で弟にプレゼントしたのがビーグル犬のスヌーピーです。
母と私は別な当時流行の犬を薦めましたが、弟はスヌーピーを見るなり彼女に決めました。
14歳のその生涯を終えるまで彼女の犬生は山あり谷ありでした。
家に引き取ったその日から酷い咳が続き、(ペットショップでは緊張や慣れないストレスで咳をすることがありますと言われました。まあ、今となっては全く信じられない話ではありますが)

結局、そのペットショップでかかっている動物病院に行くと彼女のカルテが延々と記載されていて、病気の犬を飼わされたことになっていました。


2~3か月でまだ注射も全て終わっていませんでしたが、12歳の弟と毎日私はコートのポケットに彼女を入れて散歩に行きました。

ビーグルの雌とはいえ、標準よりだいぶ小さい体の彼女は、でも遊ぶのが大好きで、ペット禁止のマンションでかなりかくしてはいましたが、あの甲高い森の声楽家と呼ばれる声には参った覚えがあります。

そして、とても食いしん坊でいたずら。帰宅するとゴミ箱のゴミが散乱し、恐ろしい状態になっていたのを思い出します。

甘噛みも酷くてみな肘から下が傷だらけでした。クレーンゲームで取ってきた人形で遊ぶのが大好きでいつも引っ張り合って遊びました。
あまりに遊ぼう遊ぼうと昼夜構わず誘うので母などはふすまを閉めて彼女をリビングで一人で遊ばせて寝ていたことすらあったくらいです。

チェリーアイになったときは手術した方がいいと言われみんなでビックリしたこともありました。

脚が弱くなった後年、歩けなくなるかもしれないような事態に陥り、連れて行った動物病院の先生に助けられました。以降、この先生はスヌーピーの神様のような存在でした。

私は途中でヨメに出てしまったのですが、それでもスヌーピーと離れるのは家族と離れるより辛い思いがしたのを覚えています。

私にどんが生まれ、仕事をしていたので、夕方高校生の弟が保育園からどんを私が仕事から帰るまでの少しの間見ていてくれた時期がありました。
当時はどんとスヌーピーは並んで寝ていたものです。ミルク臭いどんがスヌーピーには良かったのかもしれませんし、温かいスヌーピーがどんには落ち着いたのかもしれません。
でも、どんとスヌーピーの蜜月はある事件で終わりになります。

スヌーピーは飛び起きてどんに「ワン!」と怒ってそれ以来どんには近づこうとしませんでした。

弟はどんなときでも、スヌーピーと一緒でスヌーピーのために外泊などしたことすらありません。信頼できる動物病院にさえ一晩すら預けたことがないのです。
母も、動物病院で検査で半日預かると言われたときも、スヌーピーがいつもくるまっているタオルケットや毛布を差し入れしに行って呆れかえられたくらいです。

弟の悲しみはいかばかりであろうか、測りしれません。

そしてどんも・・・・


「おかあちゃん、どうしたの」
「スヌーピーちゃんがね、スヌーピーちゃんがね・・・」
どんの目に見る見るうちに涙があふれて、声を出して号泣していました。
これ以上悲しいことは彼の10年の人生ではなかったことでした。
身近なものの死。
そしてそれは即ち生きるもの全てが迎える終焉だということを悟ったのかもしれません。

どんの号泣は時として止みましたが、宿題をしては思い出したように号泣し、お風呂の中では泣き通しでした。

どんの誕生日のスヌーピーの死。なにか意味があるのかもしれないね、そう言葉をかけつつ、私自身も辛い思いのやり場がありません。

まだ1歳のエルちゃんにも10数年後には同じ終焉が待っている。でも、そこまで彼女をかわいがってかわいがって、一緒に暮らそう、動物を飼うことは命を慈しむことであり、命の大事さを知ることでもあることで・・・

まだちーにはその意味が分からないようです。
色々大人の話も理解しながら、そういう意味は分からない。。。

どんは心配するようなことが沢山あるけれど、でもそういう気持ちは誰よりも突出して持っている。

我が家にとっては複雑な一日になってしまいました。でも、どんのこの10歳の誕生日は誰にとっても生涯忘れることのない誕生日になりました。

虹の橋でスヌーピーは弟を待ってくれていることでしょう。
わがままで、誰の言うことも聞かなくて、食いしん坊で・・・
夏にはクーラーが利いたところで寝ているので冬毛でモコモコ、冬は暖房のところでぬくぬくしていて夏毛。しかも暖房の利いていない部屋を抱っこして通るとさむくてふるえている、そんなわがままな子でした。
近くに座るとイヤそうな顔をして向こうに行ってしまって、でも、お菓子をもっていると虎視眈々と狙っていて、あまりに欲しいと目に涙を浮かべてねだっていました。動物病院の先生がご褒美でくれたおやつに「フン!」と言って顔を背けた不遜な態度。小さい頃動物病院で深爪されてから爪切りは大嫌いで毎回3,4人がかりで大騒ぎになっていた爪切り。-思い出せばキリがありません。

虹の橋で待っていて。。。スヌーピー、あなたは幸せだったよね?
すぬ3





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最終更新日  2007年06月19日 10時02分05秒
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