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皆さん、新年明けましておめでとうございます。今年もどうぞよろしくお願いします!今年の初夢は火星に旅行する夢でした・・・(*^_^*)----------------------------------------------------夢の舞台は人類の文明が高度に発達した遥か未来の時代。この時代、火星は地球の植民星として、盛んに開発が行われていた。僕はある日、地球の宇宙空港から亜光速ロケットに乗って、火星に住んでいる恋人に会いに行った。恋人の名は「ルピナス」。彼女は火星の赤い砂漠の中に佇む、真っ白なドーム状の家で暮らしている。僕は彼女に、自分が描きためた曼荼羅の絵をプレゼントするため、はるばると火星へ旅立った。。。----------------------------------------------------火星は地球のすぐ外側を回る惑星だよ。直径は地球の約半分。火星には地球に似た環境があると考えられていたんだけど、実際には寒く、乾燥した惑星であることがわかったんだよ。火星表面の温度はほとんどの場所で0度C以下で、夏の赤道地域でやっと20度Cになる程度なんだ。火星が赤い色をしているのは、表面の岩石中の鉄分が酸化しているためだよ。また大気中の細かいちりのために、火星表面から見上げた空もオレンジ色をしているよ。二酸化炭素を主成分とし、わずかに水蒸気をふくむ大気は、地球大気の約150分の1の薄さなんだ。過去に大量の水が流れた跡は発見されているものの、現在の火星表面には液体の水は存在していないよ。極地方には極冠とよばれる氷の層があり、冬になると拡大するよ。これは、大気中の二酸化炭素が凍ってドライアイスとなり、水の氷の上に降り積もるためなんだ。火星探査機の調査で、火星の地下には多量の水が凍った状態で存在しているらしいことが明らかになっているよ。また、地質年代的にはきわめて新しい時代に、液体の水が流れ出したらしい跡も発見されているんだよ。バイキング2号が撮影したユートピア平原だよ。表面に霜が降りているんだ。寒そうだな~ ((((;゚Д゚)))) でも頑張れば何とか暮らせるかもね。(写真:NASA)■参考文献:独立行政法人科学技術振興機構 理科ねっとわーく【送料無料】137億年の物語 [ クリストファー・ロイド ]
2013/01/04
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ディラック方程式だよ。シュレーディンガー方程式の深刻な限界は、相対性理論と両立できないことであった。ディラック方程式はその問題を解決した。この方程式は量子力学と特殊相対論の2つの概念を統一し、電子、陽子、ニュートリノ、クォークなどの素粒子の量子特性を記述する。この方程式の解析によって、スピンなどのつかまえどころのない粒子特性のいくつかがすっきりと説明され、原子構造と周期表を説明するために必要とされる、いわゆる「パウリの排他原理」に確固たる基礎が与えられたのである。さらに忘れてならないことは、この方程式から反物質の存在が予測されたことである。すなわち、どんな粒子「種」にも、反対の符号の性質(電荷など)をもつが、同じ質量をもった対をなす種(反粒子)が存在するということである。素粒子や、宇宙の仕組みを理解するためには欠かせない、重要な方程式の1つとなっているんだよ。とても美しい数式だね。それでは、おやすみなさい。☆GOODNIGHT☆宇宙がわかる17の方程式 現代物理学入門/サンダー・バイス/寺嶋英志【RCP】
2012/12/29
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今日は、久しぶりにお仕事がお休みだったので、ふと頭に浮かんだ「イオ」という星に思いを馳せてみたよo(^-^)o木星には2009年1月現在で63個もの衛星が発見されているよ。おそらく、まだ発見されていない衛星も数多くあると思われるんだ。衛星の多くは直径が数十kmほどしかない岩石のかけらのようなもので、小惑星が木星の引力に引きつけられ、捕らえられたものだと考えられているんだよ。63個の衛星のうち4つの衛星は特に大きく、1610年にガリレオ・ガリレイによって発見されたことから「ガリレオ衛星」と呼ばれているんだ。これらは小望遠鏡でも見ることができ、時間をおいて観察すると、木星の周囲を公転している様子を見ることができるんだって。「イオ」は4個のガリレオ衛星のうち、一番内側を回る衛星だよ。月ほどの大きさで、平均密度も月と同じくらいだ。イオは太陽系でもっとも活動的な天体なんだって。約300の火山が確認されており、その3分の1が今も活動中だよ。ボイジャー1号が発見したプロメテウス、ロキ、ペレなどの火山は、20年後にガリレオ探査機が観測した時も噴火をくりかえしていたんだ。イオの火山がはきだす溶岩の総量は、なんと1秒間に4万5000トンにも上るといわれているよ。イオの表面はまるでピザパイのようだ。黄色から茶色、赤、黒にいたる色の変化は、硫黄と一酸化硫黄がつくりだしているもので、温度によって色が変わります。黒いところは最も温度の高い部分。イオの溶岩の温度は1700~2000度Cにも達するんだ!火口から噴出した一酸化硫黄ガスは時には高度500kmにも達する。ガスは凍って結晶となり、放物線を描いて降下し、火口の周囲に降り積もる。イオの火山活動がこれほど活発なのは、木星とエウロパ、ガニメデの重力による潮汐力によって、つねにイオの内部がもまれているためなんだ。イオの表面は流れだす溶岩によっていつも更新されているため、クレーターはほとんど存在しないんだよ。探査機「ガリレオ」が撮影したイオ (c)NASA/JPL/University of Arizona【参考サイト】・天球図でさぐる地球と天体の動き(科学技術振興機構) ・宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙情報センター・・・遠い将来、このイオを地球の植民星として、開拓するような時代が来るのかな。でも、硫黄のガスが充満しているから、息苦しくて人間が暮らせる環境に変えるのは難しそうだね~。それにしても、黄色くて変わった星だね。今夜のお勉強はこれでおしまいです。(^o^)ノ < おやすみー【1000円以上送料無料】現代宇宙論 時空と物質の共進化/松原隆彦
2012/12/27
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こんにちは、りょうちんです。久しぶりにブログに書き込みをしてみました。o(^-^)oこれまで書いてきた記事再度見直して、人生のテーマとして掲げている「真理の探求」に向けて、少しずつまた更新していきたいと考えていますので、楽しみにしていてください。ちなみに今日は古代マヤの暦では、今の世界が終わりを迎える日として予言されていました。僕も今から7年ほど前のブログの記事でマヤ文明のことについて触れていたことを思い出したところです。取り敢えずはその時のブログを見てみることにしましょう!2006/02/22のりょうちんの日記を見てね!(*^_^*)【送料無料】Introduction to Elementary Particles [ David Griffiths ]
2012/12/22
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宇宙が誕生してから、今日までが1年だったとしたら・・・ 1月 1日 ビッグバンが起きる 5月 1日 銀河系ができる 9月 9日 太陽系ができる12月19日 最初の魚類と脊椎動物12月20日 最初の植物12月21日 最初の昆虫12月23日 最初の爬虫類12月24日 最初の恐竜12月26日 最初の哺乳類12月27日 最初の鳥類12月28日 恐竜絶滅12月31日22時30分 最初の人類 23時59分 ストーンヘンジ 23時59分55秒 釈迦誕生 23時59分56秒 キリスト誕生 23時59分59秒 ヨーロッパのルネサンス 24時00分00秒 ビッグバン理論、相対性理論登場 宇宙船による惑星探索始まる今日は12月29日。まだ人類は誕生していないんだね。。。これから先、宇宙にはどのような未来が待っているのかな。きっと誰にもわからないんだろうね。
2010/12/29
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こんにちは~(^0^)/今日の読売新聞ニュースに、スーパーカミオカンデが復旧したとの記事があったよ!■スーパーカミオカンデの復旧完了、6月末にも観測再開 復旧作業がほぼ完了したスーパーカミオカンデ宇宙から飛来する素粒子ニュートリノを観測する巨大施設「スーパーカミオカンデ」(岐阜県飛騨市)で、破損した多数の電球を交換する復旧作業がほぼ完了し、7日、報道陣に公開された。スーパーカミオカンデは、地下1000メートルに設置された直径39メートル、高さ42メートルの巨大な水槽で、ニュートリノをキャッチして分析する。2001年11月に、センサーの役割を果たす電球(光電子増倍管)約1万1000個のうち、約7000個が破損する事故が発生。昨年10月から、約6000個を付け直す作業を続けていた。施設を管理する東京大学宇宙線研究所は、4月中旬に5万トンの純水の注入を開始し、6月末ごろ本格的な観測を再開する予定だ。スーパーカミオカンデが復旧したみたいで、良かったね!何だか嬉しいな。これでまた大きな研究成果があがるといいね。ニュートリノはレプトンと呼ばれる素粒子の仲間だっていうことは、去年の11月30日の日記でお話したよね。ニュートリノは中性微子とも言うんだけど、レプトン族の素粒子で、電荷を持たず質量はゼロに近いよ。電子ニュートリノ、ミューニュートリノ、タウニュートリノという3種類のフレーバー(香り)を持っているんだよ。地球大気中で作られるものや、太陽などの恒星の核融合反応や原子のβ崩壊で作られるものなどがあるんだ。当初は質量がゼロと考えられていたんだけど、「スーパーカミオカンデ」 による実験によって0.1eV程度の極めて小さな質量があることが発見されたんだよ。この功績により、2002(平成14)年に小柴昌俊がノーベル物理学賞を受賞したのは記憶に新しいよね~。
2006/04/07
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今日はお休みの日なんだけど、久しぶりにゆっくりと時間が取れたので、魔法数について勉強したよ。自然界では一見不思議な数字の並びが、重要な働きをしていることがあるんだ。これらの数字を魔法数(magic number)と呼ぶよ。1.原子の魔法数 2,10,18,36,54,86 He,Ne,Ar,Kr,Xe,Rn 上の数字は、希ガス(ヘリウム、ネオン、アルゴン、 クリプトン、キセノン、ラドン)の原子番号の順番になって いるよ。 これらは、元素の化学的性質(電子の数)を示す重要 な魔法数なんだ。このグループの原子番号を持つ元素 は化学的に安定しているので、反応を起こしにくいん だよ。2.原子核の魔法数 2,8,16,20,28,50,82,126 上の数字は極めて安定な原子核が持つ陽子数または 中性子数を示しているんだ。原子核を構成する陽子 や中性子が一定の数(魔法数)だと壊れにくく、 魔法数を持つ元素は宇宙での存在量が多いんだよ。 ちなみに、魔法数16は比較的最近(2000年6月) に発見されたばかりなんだって!○新魔法数「16」発見当時の理化学研究所のプレス発表理化学研究所(小林俊一理事長)は、原子核が安定に存在する新しい魔法数「16」を世界で初めて発見しました。当研究所のRIビーム科学研究室の小沢顕研究員、谷畑勇夫主任研究員らが中心となり、RIビームを用いて窒素や酸素、フッ素などの不安定同位体の核半径を測定した結果、核半径が中性子数「15」、「16」の原子核で異常に大きくなることが判明。また、同時にこれらの原子核の安定度の指標となる中性子分離エネルギーを解析したところ、陽子に比べて中性子が非常に多い、いわゆる中性子過剰な場合(陽子数はフッ素では「9」、酸素は「8」、窒素は「7」であり、陽子数と中性子数がほぼ同じの通常核よりは中性子の比率が大きい)にのみ、中性子数「16」で特に安定であることが確認されました。一般的に中性子過剰になるにつれて、不安定核の寿命は短くなりますが、魔法数では、その寿命が長く(安定)になります。 これは、1949年のマイヤーとイェンセンによる「シェルモデル(核構造)」(1963年・ノーベル物理学賞)以来、固定されたものと考えられてきた魔法数について、まったく新しい考えた方を示すものです。すなわち、陽子と中性子の数が同数でない原子核に対しては新しい魔法数の存在を示唆しています。この発見は、中性子過剰核の性質を理解するうえで大きな一歩を踏み出すものです。自然界には、まだまだ僕たちの知らない不思議が隠されているんだろうね~。
2006/03/18
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今日はマヤ文明の暦について時間論の本で調べてみたよ。世界にはいろいろな暦があるけど、マヤ文明は多くの暦を使い分けていたことで知られているよ。マヤは、中央アメリカから南アメリカ一帯を支配した文明で、その黄金期は紀元後200年から1000年とされているんだ。16世紀にスペイン人により滅ぼされてしまったよ。マヤはインドと並んで、「ゼロ」の概念を発見したことで知られているよ。マヤでは、0から19までの数字を使う20進法が採用されていたんだ。マヤにはなんと6種類もの暦があった。驚くべきことに、天文観測技術が進んでいたマヤでは、金星の公転周期の584日が知られており、それを1年とする暦もあったよ。特に重要だったのが、1.聖なる年・・・260日2.俗なる年・・・365日3.長期計算暦・・・1,872,000日(約5125年)の3つだよ。なぜ複数の暦を使用していたのかといえば、マヤの人々は、暦が終わると「世界が終わる」と考えていたらしい。それは、世界の終わりを意味する。マヤの人々は、時がなくなってしまうのではないかと恐れた。たくさんの暦があれば、すべてが同時に終わることはない・・・。もちろん、いくら暦ごとの1年の日数を変えておいても、長い年月がたてば、そのすべてが同時に終わることもある。これは、干支が60年で一巡するのと同じことだよね。マヤの人々は、暦の終わりが一致するときには、神に生贄を捧げて祈ったんだって。また、現在の暦は1日から始まるけど、マヤの暦は0日から始まっていたよ。0は始まりなのか終わりなのかはっきりしないので、やはり、時の終わりをうやむやにするためだったという説があるんだ。ちなみに、最も長い周期をもつ長期計算暦は、紀元前3114年8月13日に始まり、2012年12月23日に終わるらしい。(8月11日と12月21日という説もある)マヤ人によれば、2012年12月にこの世界は終焉を迎えるということらしい・・・。そんなことはないとは思うけど、何となく不気味な話だよね。以下は、「マヤの予言」という本に書かれていた2012年についての文章だよ。これを読んでいたら、何だかマヤ文明の謎についてもっともっと調べてみたくなっちゃったな~。---------------------------------------------------古代マヤ人が現在の時代の終わりとして予言した2012年の運命の日が近づきつつある今、われわれは地球の将来に対して不安を抱くことしかできない。マヤの最後の時代が始まったのは、金星つまりケツァルコアトルの星の誕生した紀元前3114年8月12日だ。この時代の終わりにあたる2012年12月22日、金星と太陽とプレアデス星団とオリオン座の宇宙での関係がふたたび明確になる。 かつて金星の出現は夜明けの直前に子午線上のプレアデス星団によって予告された。つまり、このとき金星は文字どおり「誕生」したのだ。それと同じように、こんどは金星は象徴的に「死ぬ」のである。 「スカイグローブ」プログラムによると、2012年12月22日に太陽が沈む直前、金星は西の地平線の下に沈む。そして同時にプレアデス星団が東の空に昇ってくる。太陽が没するとオリオン座が昇ってくる。これはおそらく、新たな歳差運動の周期の始まりを意味し、象徴的に新しい時代の誕生を示す。地球の地質学的観点から見た場合にこれが何を意味しているのか、われわれには推測しかできない。だが、それは失われた大陸(アトランティス大陸)と関わりがあるのかもしれない。---------------------------------------------------オリオン大星雲プレアデス星団
2006/02/22
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今日は宇宙の基本原理について調べてみたよ。僕が愛読している超ひも理論の本にいろいろ書いてありました。原理・・・理論や法則には、それが満たすべき大前提がある。 その前提を一般に「原理」と言う。宇宙の基本原理を紹介しましょう。■相対性原理 全ての物理法則は座標変換に対して不変である。例えば、 静止している系でも、等速直線運動している系でも、 同じ物理現象が起きる。これを加速系にまで拡張したのが 「一般相対性原理」だ。■等価原理 重力と慣性による力は同等である。自由落下している エレベーター内と、無重力の宇宙空間は区別できない。■光速不変の原理 いかなる観測者から見ても、光の速度は常に一定である。 ■エネルギー保存則 外界とのやりとりがない閉じた系では、質量を含む全 エネルギーの総量は不変になる。■不確定性原理 量子力学では、位置と運動量(あるいは時間とエネルギー )の両方を同時に確定できない。一方を確定すれば、 他方が必ず不確定になる。■宇宙原理 宇宙には特別な方向も場所もなく、物質密度は一様で ある。現実には、銀河団、超銀河団、グレートウォール などの大規模な構造があるが、さらに高所から俯瞰 (ふかん)すれば、宇宙は一様で等方的とみなせる。■人間原理 宇宙が現在の姿で、物理法則や物理定数が観測される ような値を示すのは、人間(知的生命体)がいるからで ある。今と違った宇宙では人間が生まれず、したがって 宇宙が認識されることもないとする。上記の原理とは 異なり、1つの「考え方」を示したもの。今の宇宙の最高傑作が人類などの知的生命体だとしたら、僕たちはもっともっと持っている力を最大限発揮できるように努力しなきゃいけないね。喜怒哀楽、愛、恋、優しさ、思いやり、慈悲の心、美しい女性・・・。宇宙は、こんなに素晴らしいものをたくさん生み出しているんだねぇ。同時に良くないものもたくさん生み出しているけど。。。時間も空間も物質も力も、ありとあらゆるもの全てを含んでいる大宇宙。みんなクォークやレプトンやゲージ粒子やヒッグス粒子などの素粒子からできているとしたら、それも不思議なお話しだよね。今ではその素粒子でさえも、超ミクロなただ1種類の「ひも」からできているという「超ひも理論」が研究されているんだよ。今後機会があれば、超ひも理論についてももっと詳しく調べてみるね。
2006/01/27
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今日は「太陽系外最小の惑星発見」のニュースを見つけたよ。■時事通信社のニュースより名古屋大の参加している国際共同観測チームが、地球から約2万2000光年離れた銀河系の中心近くで、これまでで最も軽い新たな太陽系外惑星を発見した。岩か氷でできた「地球型」である可能性が高い。26日付の英科学誌ネイチャーで発表した。 過去に見つかった約170個の系外惑星は、地球の約300倍ある木星より重く、ガスでできた星がほとんど。主星(恒星)間近の軌道を回る灼熱(しゃくねつ)の星も少なくない。 今回の惑星の質量は地球の5.5倍しかなく、かなり地球に近い。ただ、表面温度は推定マイナス220度。「生命が存在するのは多分無理」と村木綏・名大太陽地球環境研究所教授は話している。 2万2000光年も離れた惑星の質量がわかるなんて、天文学もずい分進歩しているんだねぇ。これからもいろいろな太陽系外惑星が発見されることでしょう。きっとその中には僕たちと同じような知的生命体が住んでいる星もあるだろうね。僕は信じているんだ・・・。
2006/01/26
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上の写真はアメリカ航空宇宙局NASAが運営する、ハッブル宇宙望遠鏡が捕らえた、「ソンブレロ銀河」だよ。■ソンブレロ銀河 おとめ座にある銀河M104で、銀河の直径は5万光年、地球から 約2800万光年離れた天体である。その形がメキシコのソンブレロ という帽子に似ていることから、「ソンブレロ銀河」という愛称 がつけられている。 おとめ座の南端にあり、肉眼で見ることは難しいとされる。 見かけの大きさが満月の直径のおよそ5分の1もあり、写真は 全景を収めるため6枚の画像を合成している。28,000,000光年の彼方にあるなんて、本当に気が遠くなってきます。でも美しい形をしているね。中心部分の明るく膨らんでいる部分には、ブラックホールがあるそうです。ブラックホールについても以前から興味があるので、勉強してみようと思います。
2006/01/13
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毎日、寒い日が続いていますね。皆さん、風邪などひかぬよう気をつけてくださいね~。今日はアンドロメダ銀河について見てみましょう。<アンドロメダ銀河>アンドロメダ銀河は、冬の星座の代表的な天体として知られているよ。僕たちがいる銀河系と同じような、巨大な渦巻き型の銀河で、M31、またはNGC224とも呼ばれている。銀河系、大マゼラン銀河などとともに、局部銀河団を構成しているんだ。銀河系から230万光年の彼方にあり、これは肉眼で見ることのできる最も遠い天体なんだよ。230万光年という距離は、今から230万年前に出発したアンドロメダの光を、現在地球上で僕たちが見ているということなんだ。最近の研究では、銀河系に似ているのは外側の見かけの姿だけだということがだんだんわかってきたそうです。アンドロメダ銀河の特異な性質としては、以下のようなことがあげられる。(1)中心部のガスは少なく、楕円銀河と同じような性質をもつ(2)中心核は二重中心核(二重ブラックホール)である(3)中心部にかすかに存在するガスは、銀河面に直角な渦巻き である<アンドロメダ銀河の二重中心核>さらに、アンドロメダ銀河の直径が、今まで考えられていたより3倍以上も大きいという観測結果が最近発表されたよ。これは、ハロー(銀河を取り巻く領域)の一部にすぎないと思われていた星が、実は銀河のディスク(円盤)の一部分であることがその動きの計測からわかったためなんだ。これにより、アンドロメダ銀河の直径は、今まで考えられてきた7~8万光年から、その3倍も大きい22万光年以上という、驚くべき大きさであることが示されたんだ!また、銀河系とアンドロメダ銀河はお互いに接近しあっていて、30億年後には2つの銀河は衝突して融合し、一つの巨大な銀河を形成すると予想されているんだって!宇宙の話は本当にスケールの大きい話ばかりだねぇ。。。
2005/12/17
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今日は前回の続きで、ハドロンについて詳しく見てみよう!ハドロン・・・素粒子物理学において強い相互作用をする粒子の 総称ハドロンには3個のクォークから構成される「バリオン」と、1個のクォークと1個の反クォークの対から構成される「メソン」があるんだ。実は、全ての粒子にはそれと同じ質量を持ち、電荷のような符号を持つ(加算的)な量子数が正負反対であるような「反粒子」が存在することがわかっているよ。ここで言う、反クォークとは、クォークの反粒子のことだよ。(反粒子については、また別の機会にお話できるといいね)1.バリオン(核子) クォークには色荷(カラー)と呼ばれる赤、緑、青の3種類 の電荷のようなものがある。 (色といっても目に見える色とは関係ないんだけどね) バリオンは、それぞれ赤、緑、青の3色のクォークが1つずつ 揃っていて、この3色が混ざって「白色」になって、色が 消えると考えるよ。 赤、緑、青は光の3原色と呼ばれ、3つの色の光を混ぜると 白色光になるからなんだね。 赤+緑+青=白 バリオンは陽子や中性子など、原子核を構成する核子と 呼ばれる粒子のことなんだ。2.メソン(中間子) クォークと反クォークの組み合わせで構成されているハドロン だよ。 クォークと反クォークでも白色の状態を作ることができるよ。 これは1つの色と、その補色を組み合わせて白色を作ることに 対応するよ。 赤+反赤(シアン)=白、 緑+反緑(マゼンタ)=白、 青+反青(黄色)=白 メソンは中間子とも呼ばれているよ。ノーベル物理学賞を受賞 した湯川秀樹博士の予言したπ中間子は、アップクォークと 反ダウンクォーク、またはダウンクォークと反アップクォーク の組み合わせでできているよ。クォークには色が着いているんだけど、ハドロンは必ず白色のものしかこの世に存在できないらしい。クォークの色は、電磁気力の電荷のプラスとマイナスみたいに、原子核に働いている強い力の源とされていて、クォークとクォークの間で「色の粒子(グルーオン)」がやりとりされることで、力が生じていると考えるんだって。僕の体も全部クォークとレプトンからできていると考えると、何だか不思議な気がするね~~。
2005/12/10
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ここ2日ばかり夜勤が続いたから、今日は代休だったよ。外は寒いし、こんな日は温かい家で素粒子についてじっくりと勉強したくなるよ。11月30日の日記で紹介したように、全ての物質はクォークとレプトンからできているんだったよね o(^-^)o今日は物質を構成している素粒子について、もう少し詳しく見てみよう。物質をどんどん細かく割っていくと・・・ →分子になるよ。 →原子になるよ。 →原子核と電子になるよ。 電子はレプトンの仲間だから、もうこれ以上内部 構造を持たない本当の素粒子になるよ。 一方、原子核はさらに細かく割っていくと・・・ →陽子と中性子になるよ。 →それぞれクォーク3個ずつになるよ。 クォークもこれ以上内部構造を持たない素粒子だよ。陽子や中性子といった、クォークから構成される複合粒子を「ハドロン」と言うんだ。ハドロン(Hadron:ギリシャ語の「強い」の意のhadrosに由来)とは、素粒子物理学において 強い相互作用をする粒子の総称。・・・ここで一休み。ハドロンについては、この次にお話しようね。
2005/12/09
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太陽の周りには9つの惑星が回っているというお話は前にしたよね。水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星この中で生命が宿っているのは僕たちの住む地球だけだよ。その理由は、地球が水の惑星であること、つまり地球には大きな海が広がっていることにあるんだ。水星は太陽に近すぎるから、全てが干上がってしまい、荒涼な大地が広がっているだけ。金星は、地球と大きさも重さもそっくりで、双子の惑星と言われたりしているんだけど、その運命は全く異なっているよ。金星には70気圧もの炭酸ガスの大気が覆い、温度は摂氏400℃で、硫酸の雨が降っている灼熱地獄の環境だよ。見かけは明の明星とかヴィーナスとか呼ばれる美しい金星なんだけど、実際の姿はもの凄い状況なんだ。これは、太陽からの距離が関係しているよ。(ボーデの法則を思い出してね)金星は地球より少しだけ太陽に近いため、紫外線が強く、水が蒸発し、さらに太陽の光で分解されて金星から逃げてしまったと考えられているよ。一方、太陽からの距離が地球とそう変わらない火星では、かつては海が広がっていたと想像されているけど、火星は地球の8分の1くらいの重さしかないので、水はゆっくりと蒸発し、火星から逃げてしまったと考えられているよ。火星の北極には白い極冠があるけど、そのほとんどがドライアイス(炭酸ガス)で、底の方に少しだけ水の氷が残っているだけなんだ。地球が水の惑星になれたのは、太陽からの距離と重さがちょうど良いところにあったからなんだね。それにしても地球って、写真で見ると本当に綺麗だね。
2005/12/05
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今日は整体マッサージをしに行ったよ。今回は珍しく肩はそれほど凝っていなかったそうです。ただ、腰から足にかけてはかなり張っていたみたい。最近、残業や休日出勤が続いているせいか、体も少し悲鳴をあげているのかな・・・。時間をかけてゆっくりとほぐしてもらったよ。バックには、僕の大好きのエンヤの音楽が流れていた。マッサージを受けている最中、あまりの心地良さで、僕はウトウトと眠ってしまいました。まるで、宇宙空間に漂っているような気分でした・・・。僕はそのとき、清少納言の枕草子の一説を思い出しました。「星はすばる。ひこぼし。ゆうづつ。よばひ星、すこしおかし。尾だになからましかば、まいて」「すばる」とは「統ばる(すばる)」、すなわち星が集まっているという意味なんだって。古代の人は糸でつないだ玉飾りを「すばる」と呼んだそうです。冬の星座であるおうし座の肩のところに、肉眼では6つの星が集まって見えるんだよ。西洋では「プレアデス星団」と呼ばれている。光の速さで410年ほどかかるところにあり、生まれて間もない(約8000万年)130個ほどの高温の星々が集まっているんだ。僕が高校生の時、家の窓から夜空を見上げると、オリオン座と同じくらいはっきりと見えた「すばる」。宇宙って不思議だなって思った瞬間だった。ちなみに、「ひこぼし(彦星)」とはわし座のアルタイル、七夕の牽牛星のことだよ。なぜか枕草子には織姫は出てこないね。「ゆうづつ」は金星の古い呼び名で、明けの明星のこと。「よばひ星」は流れ星のことだよ。「呼ばふ」から「夜這い」となり、若い人が夜更けに女性の所へ忍びこむ意味となった言葉が語源なんだって (*^o^*)
2005/12/04
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今日は素粒子について勉強しましょう。■素粒子(そりゅうし) この宇宙のありとあらゆる物質を構成している最も基本的 な粒子で、これ以上分解できず、内部構造をもたない粒子1.物質粒子 物質はクォークとレプトンと呼ばれるたった2種類の 素粒子からできていることがわかっているんだ。 さらに、クォークとレプトンは質量の軽いものから 第一世代、第二世代、第三世代と3種類の世代に 分けられるよ。 第一世代 第二世代 第三世代---------------------------------------------クォーク アップ チャーム トップ ダウン ストレンジ ボトム--------------------------------------------- レプトン 電子ニュートリノ μニュートリノ τニュートリノ 電子 ミューオン タウ2.力を伝える粒子(ゲージ粒子) 物質を支配する基本的な力は4種類あるよ。で、それぞれの 力を仲立ちする素粒子を「ゲージ粒子」と言うよ。 強い核力(強い相互作用):グルーオン 電磁力(電磁相互作用) :光子 弱い核力(弱い相互作用):Wボソン、Zボソン(ウィークボソン) 重力(重力相互作用) :グラビトン(未発見)3.質量を与える粒子 物質の質量は、ヒッグス粒子の場によって生じると考えられて いるよ。 宇宙は真空ではなくて、ヒッグス粒子に満たされていて、そこを 別の粒子が進むとしよう。するとヒッグス粒子が集まってきて 進行を妨げる。その結果粒子は速度を落とし、質量を得るという 考えらしい。ちょうど水の中を歩くとき、水がまとわりついて抵抗 を感じるようなイメージだね。 ただし、光にはヒッグス粒子は寄ってこないんだ。だから光は この世で最も速いとされる光の速度を維持するし、光子には 質量がないんだよ。 でも実はヒッグス粒子はまだ発見されていないんだ。 現代の最先端の理論では、上で紹介したような素粒子が、 点状の粒子ではなく、1次元の広がりを持った「ひも」 から構成されていると考える、「超ひも理論」という理論 が究極の物理理論だとして、盛んに研究されている みたいだよ。何だかすごいね~。 今日はこのくらいにしておこうかな。。 このお話のつづきは、また今度にしようね o(^-^)o
2005/11/30
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今日はボーデの法則について紹介しましょう。昔から、惑星の軌道や周期の中に、簡単なパターンを見いだそうという試みはたくさんあった。現在太陽系の惑星として、以下の星が確認されている。太陽から近い順に、水星、金星、地球、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星1772年、J・ボーデは、J・ティティウスが1766年に得た観測データを整理して、次のような法則を見いだした。まず0、3、6、12、24、48、96、192、384という数列を考える。この数列では、最初の0を除いて、数は倍々に増えていく。この数列に4を加えて、 4、 7、10、16、28、52、100、196、388 水、金、地、 火、小、 木、 土、 天、 冥という数列を作る。ここで地球の平均軌道半径を10とすると、(海王星を除く)惑星の軌道半径にきわめてよく一致する。これをボーデの法則と言うよ。特にこの公式は、火星と木星の間の28という位置に、未知の惑星が存在することを予言した。そして実際1801年1月1日にジュゼッペ・ピアッツィが、小惑星帯で最大の小惑星ケレスを、まさに予言されていた通りの位置に発見した!また、11月4日に紹介した惑星の公転周期は、簡単な比になることがあるんだよ。特に有名なのは、木星と土星の公転周期が2:5になっていることだね。さらに天王星、海王星、冥王星の周期は、1:2:3という、とても調和の取れた関係にあるよ。そして、天王星と海王星の公転周期を加えると、冥王星の周期とほぼ一致するんだ。こうゆう関係性って、単なる偶然の一致なのかな?もしかしたら、まだ解明されていない重要な意味があるかもしれないね。金星(Venus)
2005/11/27
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宇宙が誕生してから、今日までが1年だったとしたら・・・ 1月 1日 ビッグバンが起きる 5月 1日 銀河系ができる 9月 9日 太陽系ができる12月19日 最初の魚類と脊椎動物12月20日 最初の植物12月21日 最初の昆虫12月23日 最初の爬虫類12月24日 最初の恐竜12月26日 最初の哺乳類12月27日 最初の鳥類12月28日 恐竜絶滅12月31日22時30分 最初の人類 23時59分 ストーンヘンジ 23時59分55秒 釈迦誕生 23時59分56秒 キリスト誕生 23時59分59秒 ヨーロッパのルネサンス 24時00分00秒 ビッグバン理論、相対性理論登場 宇宙船による惑星探索始まるこれから先、宇宙にはどのような未来が待っているのかな。きっと誰にもわからないんだろうね。
2005/11/06
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今日は天文学の勉強をしたくて、科学図鑑を読んでみた。僕たちは普段地球上に住んでいるから、1日が約24時間、1年が約365日だということはあたりまえのように感じているよね。でも、ふと太陽系の他の惑星を調べてみると、1日や1年の時間がずいぶん違うんだ。ちょっと見てみよう。惑星 自転時間(惑星の1日) 公転時間(惑星の1年)----------------------------------------------------水星 59日 88日金星 243日(逆回転) 224.7日地球 23時間56分 4秒 365.256日火星 24時間37分23秒 687日木星 9時間50分30秒 11.86年土星 10時間14分 29.46年天王星 11時間(逆回転) 84.01年海王星 16時間 164.8年冥王星 6日9時間 247.7年----------------------------------------------------惑星の1日、つまり自転時間は、惑星の軸を中心にその惑星が360度回転するのにかかる時間だよ。惑星の1年、つまり公転時間は、惑星が太陽のまわりを1周するのにかかる時間のことだよ。逆回転て書いてあるのは、自転の向きが地球とは逆に東から西になっているということなんだ。金星は1日の方が1年より長く、海王星では1年が90000日もあるよ。冥王星に生まれた子どもは、最初の誕生日を迎えるまでに、地球時間で247年間も待たなければならないのにたいし、水星の子どもは地球の1年間に4回も誕生日がくることになるんだ。太陽系の惑星たちは、宇宙のスケールからみたら兄弟のような星たちだけど、個人差が結構あるんだね~~。そういえば、以前僕の部屋の窓から肉眼で火星が見えた時はちょっぴり感動したな。★★惑星探査機ボイジャーが撮影した、美しい海王星の写真★★
2005/11/04
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