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Ryu-chan6708

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2006.09.02
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カテゴリ: 社会問題

私: シュレッダー事故 の新聞報道の件で、後で気になったんだが、 開口寸法 の報道のことで、 家庭の主婦は、どうやってその寸法を測定したんだろうということなんだ

A氏 :例の8ミリとか3ミリとかの問題だね。
 たしか、君の家庭用シュレッダーは2ミリだと言ったね。

:実は、 これを測定するときに、ちょっと苦労したんだよ
製造業では、スキマをはかるゲージがある。
平らな金具を隙間に差し込むんだ。


A氏 :それを使ってはかったの?

:いや、そんなものは家にはないよ。

A氏 :どうやってはかったの?

私: スキマゲージの考えで、適当な厚さの金具を探したよ。
 固くないといけないからね。
 そこで到達したのは、 キー だね。 ドアのキー 自動車のキー などをシュレッダーの開口部に挿入してみた。
 そして、ギリギリのところで止まるキーの厚さをはかったんだ。

A氏 :製造業では、ミリ単位の測定というと ノギス

私: そんなものは家庭にないよ。
 だから、文房具のミリ目盛りのある定規だよ。

A氏 :それで君は何を疑問に思ったの?

いや新聞などで報道していた開口部の寸法は、家庭用の場合、どうやって測ったのかと思ったんだ。
 メーカーが発言する場合は専門家だから理解できるが、一般家庭で、「開口部は何ミリですか」と新聞記者に聞かれたとき、 家庭の主婦はどうやって測定して返事をしたのかね

A氏

私: ミリ単位の勝負の話だから、目測では問題だよ。
 俺のように測定しなくては正確にはわからないはずだ。
 それに俺のシュレッダーは 開口部が少し湾曲 している。
 おそらく安全のためだろうね。
 だから、 シュレッダーによっては開口部の形が測定しにくいものもあるだろうね。

A氏 :そうすると、新聞記者にせよ、テレビにせよ、クレームを受ける窓口にせよ 「どのようにしてはかりましたか?」 と聞かないと正確ではないということになるね。

製造業では、まず、問題が発生したとき、正確な情報を得て対策しないと、的はずれの対策となり、再発の原因となるね。
 それは常識だよ。
 もっとも製造会社も、常識でない、危ない会社が最近増えているようだがね。

A氏 :例の報道の原則の 5W2H というやつだね。
What 何が When 何時 Whereどこで Who誰が Why何故 How toどのように How muchどのくらい 、だね。

:起きた場所は 事務所(Where 業務用シュレッダー(What) という確認だけで対策は大分違うね。

A氏 :それがないためか、話が業務用の話でなく、家庭用シュレッダーに拡大し、さらに情報保護法まで拡大する。

 家庭用シュレッダーの開口部の寸法測定もどのように(How to)がなくて、どのくらい(How much)がないから、空転しかねない。

私: 風が吹くと桶屋が儲かるみたいな的外れの話になるね。
 議論としては格好がいいのかもしれないが、上滑りの感じだね。
本命の安全管理は全く出てこないという現象になるね
 そうしないと、今度はトリマー、パンチャー、ホチキスなどで再発するかもね。
 俺は、シュレッダーの電源を入れ放しにしておいて、何故、幼児が近づいたのか状況が分からないね。
 大人だって危ないよ。

 そしてまた 規制強化 という見当はずれの話となる。
 官庁の仕事が増える。
 税金、業界天下りが増える。

 東京健康安全研究センターで開発している疾病動向予測システム SAGE によると、幼児・児童の溺死,鉄道事故,労働災害などによる死亡が、開放水面の管理、道路や踏切の構造の改善、職場環境の安全管理などが的確に実施されるようになり、 統計的には、著しく減少しているという
 しかし、決め手がない最たるものが 窒息 で、幼児と高齢者に集中し、 幼児は異物の、高齢者は食物の誤嚥が多く 非常に個人的な性格をもつ事故であり、たやすく根絶できるとは考えにくいという。
 墜落や火災・火傷も個人的な性格をもつが, 家屋を含めた建造物一般の構造と機能を工夫することで 、ある程度改善することはできるのではとあるね。





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Last updated  2006.09.02 06:10:10 コメントを書く


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