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【送料無料】ヒトはなぜ太るのか? [ ガリー・トーブス ]
私
:今日、日曜日は 朝日新聞の新聞書評
が載る日だが、ざっと読んで特に読みたくなって図書館に予約する本は見当たらなかった。
ただ、 書評だけ 読んで興味があったのは、 ゲーリー・トーベス 著 「 ヒトはなぜ太るのか?:そして、どうすればいいのか 」という本の書評だね。
A氏
:ダイエット本かね。
朝日新聞の書評でとりあげるとは珍しね。
私
:従来からのダイエット理論の通説は、 摂取カロリーより消費カロリーが少ないから太る
。
だから、カロリーの少ない野菜や穀物を食べ、なるべく運動をするのが基本だ。
しかし、この本では「 摂取カロリーを減らし、運動量を多くしても体重は減らない
」という。
「 痩せた状態を維持したり、現在ある余分な脂肪をなくしたりする
」のに有効な方法は「 炭水化物と糖類の摂取を避けることしかない
」とあるという。
A氏
:なぁーんだ、「 糖質制限食
」のすすめではないかね。
今頃になって、朝日新聞の書評でとりあげるとはね。
私
:コメなど穀物を食べないのは 農耕民族
に合わない食事法だと思うが、しかし、人類が穀物を栽培し食べ始めたのは 1万2千年前
。
それ以前の 250万年間
は 狩猟採集生活
であったので、 遺伝子は穀物摂取に適応していない
という。
A氏 :このブログの「 糖質制限食知的街道 」でいろいろまとめてきたことだね。
「 酒を飲み肉も食べて糖尿病を治す 」、 「糖質制限食」の劇的効果 、 「糖質制限食」その2 、 「奇跡の美食レストラン」 、「 糖質制限食に賛否両論 」、 「2000万人超に糖尿病の可能性がーー」 、「 変わる糖尿病の治療法・豪華な食事もOK 」、 糖質制限食は50歳以上では長生き効果 、「 親父必読!愉しく続ける糖質制限ダイエット 」、「 糖質制限食」のその後 、「 アルツハイマー新予防 」、 長期の糖質ダイエット危険?、 「糖質制限食」のその後 、「 アルツハイマーは『第3の糖尿病』」、
私
:評者は、「 糖質制限食
」には リスクを指摘する声
があるとして、自分に合った健康法をみつけるのは難しいとしているね。
評者自身
が白米(やパスタや芋)をやめるべきか、太りを受け入れるべきか、ハムレットなみに苦悩しているという。
A氏
:それではこの本の書評にならないね。
評者は「 糖質制限食
」については不勉強のまま、書評を書いているね。
私 :この本の著者 ゲーリー・トーベス 氏は 科学、薬学、健康が専門のライター だという。
ところで、最近、 祥伝新書
で「 本当は怖い『糖質制限』」
という本を 糖尿病治療の権威
だという 岡本卓
医師
が発行している。
【送料無料】本当は怖い「糖質制限」 [ 岡本卓 ]
それによると「 糖質制限食 」は 万病のもと で、本の帯には「 それでもあなたは実行しますか?」 と脅しているね。
いつか、この本も「 糖質制限食知的街道 」でとりあげたいが、その前に真っ向から対立する専門医師間で 統一見解 を出してほしいものだね。