知的漫遊紀行

知的漫遊紀行

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

Ryu-chan6708

Ryu-chan6708

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Freepage List

2013.08.06
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類

:夏休み前に孫のいる学校の授業参観に行ってきたよ。
小学校5年生 の数学の授業を見た。

 少数のついた割り算をやっていたが、3人の何かの比較をして、AさんがBさんの 1.75倍 だという計算問題をしていた。
 一体、 1.75倍 というのはどういう意味があるのか、若い教師はしていなかった。
  日常生活では 大体2倍 で終わる話だがね。
  どうも教師の問題意識の不足を感じたね。

A氏 :ところで、君が取り上げたこの フィンランド教育 にふれた「記者有論」は俺も読んだが、フィンランドでは PISA のランクでいつも1位、2位を占めているので有名になったね。

 このブログでも5年ほど前に フィンランド教育知的街道 があるね。


平等社会 フィンランドが育む未来型学力 」、 ィンランドの子、なぜ優秀 、「 競争やめたら学力世界一・フィンランド教育の成功 、「 受けてみたフィンランドの教育 教育立国フィンランド流 教師の育て方 フィンランドを世界一に導いた100の社会改革
と続いていたね。

フィンランド 授業時間 はOECD諸国で 最短 で、 塾もない、全国テストもない 、なのに PISA ではトップクラス。

 その最大の原因は 教師の違い
 「給与はさほど高くないが、教師が社会的に尊敬されている」
 「尊敬されるに値するだけ、学力が高い」
 「教師の教育は、知識を生徒に押しこむのでなく、生徒にいかに学習に興味をもたせ、発揮できるかと考えてしている」

A氏 ;朝日新聞の「 記者有論 」では高橋氏が「 研究活動重視の教員教育 」が PISA で好成績をおさめている原因の1つにあげているね。

:ヘルシンキ大学では、 教育学科 行動科学大学院 に所属している。
 だから、 教育学 はフィンランドでは、 科学の一部 となっている。
行動科学 とは 人間行動の科学 だから、その科学を学んだ先生は、 生徒を行動科学の対象 とみるのだろうね。
 だから、教える知識内容より、 生徒の学習に対する行動 に関心がゆくことになるね。

A氏 :ひるがえって、日本の教育を見ると教師の力はその点、弱いのではないかね。
 このブログで、五体不満足の 乙武洋匡 氏の小学校の教師体験を描いた「 だいじょうぶ3組 」を紹介していたが、生徒の個性を把握することは、教師にとって必要だね。

安倍晋三 政権 教育改革 で目標としている「 グローバル人材の育成」 や「 道徳教育の強化 」はフィンランド教育に比較するとあまりに 上っ面な目標 だと高橋氏は最後に指摘しているね。

 あまり、目標を掲げて、枠をはめると、教育というのはかえって効果が出ない性質のものではないのかね。
ゆとり教育 のようにーーー。
 それを フィンランド教育 は教えていると思うね。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2013.08.06 19:36:55 コメント(2) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: