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私
: フィリピン
の 人口ピラミッド
はきれいな 富士山型
で、 2050
年になっても 高齢社会
( 65歳の人口比が14%以上
)に突入していない、 アジアで唯一の国
だね。
1.9%
という 高い人口増加率
で、 2年後
には 1億人
を突破し、すぐに 人口減の日本
を追い越すだろう。
A氏 :一時は、 アジアの病人 と言われた フィリピンの経済 は今、 絶好調 で、今年の1月から3月の GDP成長率 は 中国 を超え、 アジア主要国で一番の伸び を記録した。
問題は フィリピン人の 出稼ぎ
が毎年、増え続けていることだという。
現在、 労働人口の 25%
、 約1千万人
以上が 海外に 出稼ぎ
に出ている。
海外からの送金
も、現金の持ち込みなどを含めると GDP
の 2割
とも 3割
ともいわれる。
私
:一般に 経済発展
すると、国内で職が増えるので、 海外出稼ぎは減る
。
日本
も 韓国
もそうだった。
それに対し、 フィリピンの 出稼ぎ
増加
は、経済や社会を支える 人材の流出
を意味し、 国内の空洞化
を招く。
A氏
: 出稼ぎ
による 送金
は 開発途上国の油田
のようなものだという。
国内は努力しなくてもカネは入る。
出稼ぎ
に依存していたために、 国内の産業基盤整備などの構造改革
が遅れているという。
そういう基盤に立つ 製造業も貧弱
だね。
私
: フィリピン
が「 人口ボーナス
」をうまく生かせれば、 2050
年には 世界16位
、 東南アジア最大の経済大国
になるという予測があるという。
「 脱・出稼ぎ
」の 成否
が、 フィリピン
が「 人口ボーナス
」を生かすかどうかのカギを握ることになりそうだね。
昨日の インド
もそうだが、 政治力
が問われるね。
「 人口増加
」が必ずしも「 人口ボーナス
」に直結しないかもしれないね。
インド
も 人口
は増えているが、 人口ピラミッド
は 富士山型
でなくなってきている。
今後の両国の発展と人口問題はどうなるだろうね。
はなしは、ちょっととぶが、一昨日のブログで、 カンボジア
は、 ポル・ポト派支配期
に 200万人
近くが殺され、 当時の子ども世代
の 30歳から35歳
の人口が 極端に少なく、
逆に、 15歳から20歳
が 団塊の世代
だとあったね。
だから、 カンボジアの人口ピラミッド は、異様な形状をしている。
これは下記のwebサイトにある。
http://www.stat.go.jp/info/meetings/cambodia/pdf/pyramid.pdf
比較のために、 インドネシアとベトナムの人口ピラミッド が載せてある。 これを見ると、両国ともすでに 富士山型 ではないね。
それに、 ポル・ポト政権の虐殺
で カンボジアの男女比
が歪んでいる。
男が極端にすくない
。
いまだに、 カンボジア
は 200万人の虐殺
の 後遺症
をひているね。