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A 氏 : ケント・ギルバート氏著「儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇」 については、ブログ 「今年売れた本 世界を柔軟に見つめるために」 でふれているね。
刊行時のオビ文 に「 日本人と彼らは全くの別物です! 」と掲げてあり、 「日本人、中国人、韓国人のDNAには、大きな違いがあることが判明したそうです」「メディアのなかに、かなりの数の外国工作員が紛れ込んでいます」 などと、 隣国やメディアへの蔑視をひたすら積もらせることによって「愛国心」を粗造していき、人種差別主義が、通りの下、ではなく、通りの上で大声を発しているという批判 もあるね。
この 「 では、 このケント・ギルバート氏の本 についてくわしく取り上げているね。
私 :この 「儒教に支配された中国人と韓国人の悲劇」(講談社) の本は 昨年2月に出版 され、 発行部数は47万部 を超え、 昨年の新書・ノンフィクション部門で最多の発行部数 になり、 2月には続編も出た。
初版 を見ると、 中韓では「儒教精神から道徳心や倫理観が失われ」「自分中心主義が現れて」きたと指摘する一方、「日本人には高い道徳規範である『利他』の精神」があるなどとある。
ネット などでは 当初から「嫌中・嫌韓本だ」との批判 が相次ぎ、 中国人や韓国人に対して「『禽獣以下』の社会道徳 」 「自尊心を保つためには、平気で嘘をつく」などの表現があり、差別意識に基づくとの指摘 もあった。
複数の講談社社員 によると、 社内からも疑念の声が上がった という。
A 氏 :そ れでも売れたのはなぜか。
都内の大手書店のベテラン店員 は「 中韓が嫌いな人が買ったというだけでは説明しきれない 」とみており、 ネットはヘイト発言であふれ、日韓関係もこじれている 。
これについて 第三者である米国人の意見 を知り、 考えたいと思った人 もいるという。
日中、日韓関係の当事者でない、「第三者」の視点も受けているようだ。
講談社の担当編集者 は、 東京・新橋の居酒屋 で、 周りの客が中国人や韓国人への違和感を語っているのを聞き 、企画を思いつき、 「中韓から日本への観光客が増える中、中韓は日本と『違う』という実感が強いのではないか」 と考え、 さらに、日本人は白人から言われるのに弱い ので、 ギルバート氏が言う方が説得力が増すと考え 、 日本滞在が長いギルバート氏に「彼らと日本人がどう違うか言葉にしてほしい」と依頼した という 経緯 だという。
私 : 中韓の国民性に踏み込んで批判する本 が多いが、 こうした本に詳しいライターの永江朗氏 は、 どの出版社 も「 売れるから作るという意識が強いのが特徴だ。『うそは言っていない。一つの見方を提示しているだけ』との意識が著者にも編集者にも根強い 」と 指摘 。
しかし、 差別表現に詳しい明戸隆浩・関東学院大非常勤講師(多文化社会論) は、 同書を「嫌韓・嫌中本の一つ」と批判 し、 「日本を持ち上げるだけなら単純なナショナリズムだが、中韓をおとしめることで、自分たちの立ち位置を高めようとしているのが特徴だ。あからさまな攻撃的表現もあるが、一見『上品』に見え、手に取りやすい。それでいて実際には差別意識をあおっているのが問題だ 」とみる。
A 氏 : このような本が売れる のは、 中韓から日本への観光客が増える中、彼らの行動に違和感を感ずるのが底辺にある のかね。
私 :それと、 日韓の外交問題で、相変わらず、煮え切らない韓国政府の姿勢 や、 一党独裁の中国の軍事力増強問題や尖閣への艦船の接近などの違和感が底辺にある のかね。
まぁ、 日本には、中韓と大きく異る文化 があることは確かだね。