りゅうちゃんミストラル

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2004.06.18
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カテゴリ: 読書

「どうしてキリンの首は長いのか」

と訊かれたらどう答えるだろうか?
お子さんがいれば、こうした質問もされるかもしれない。

「キリンも最初は首が短かった。
しかし生活するのに便利なように、
長い年月の中で首が長く進化していった」

こう答える人は多いだろう。こうした回答をしている本も実際にはあるらしいし、
「何でも質問箱」みたいなところでもそう答えているという。 

ではここで私から質問。進化途中の、
「中途半端な首の長さ」を持ったキリンはいたのだろうか?
また、そうした化石は発見されたのだろうか?
もし、長い年月を経てキリンが進化して長い首になったとしたら、
その進化途中の化石が見つかってもよさそうだ。
そうした「中くらいの長さをした首を持つキリンの化石」を見た人はいますか?
いないだろう。私も見たことがない。
「一つの説で多くの回答を満足させるということ」がこうした「安心理論」を生む。
人は早く回答を求めるがあまり、時に「真実への探求」を忘れてしまう。

この本はこうした常識を覆してくれる。答えはここには書かない。
みなさん自分自身で考えてください。参考資料を用意しますので。
資料1 資料2 資料3 資料4 資料5 資料6 資料7 資料8 資料9 資料10

こんなのもあります。6月16日の日記のテーマに合っています。 資料A

こうした現象は自然科学に限ったことではない。
少年犯罪が起こると多くの人は早く回答をみつけて安心したいと考える。
そして「映画が・・・ネットが・・・」と「犯人」を見つけてそれ以降のことは考えない。
思考停止状態になる。これって何か間違っていないだろうか?

「キリンの首はなぜ長い」という質問は、こうした現代にある問題まで考えさせてくれる。
今回の教訓は 「答があってもまず疑ってみるべきだ」
「結果も大切だがその結果を出すプロセスもまた大切だ」
「答を見つけるには時間がかかる場合もある」
ということだ。
答を焦って出す前に、もっと考えよう。何かを見落としているかもしれないよ。





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最終更新日  2004.06.18 20:17:20


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