りゅうちゃんミストラル

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2006.07.04
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テーマ: ニュース(95838)
カテゴリ: 社会問題


こんな記事がある。
司法制度について批判している記事だ。

イスラム法と光市母子殺害事件 - 官僚司法のルーティンワーク(世に倦む日日)

その記事に対して、元検事の方が以下の記事で批判している。
二つの記事をよく読み比べてもらいたい。

批判は自由だけど(元検弁護士のつぶやき)

私が思うに、この両方の記事は正しくもある。
しかし両者とも司法の一部しか見ていないのではないか?
私はそう感じた。

というのも実際にある裁判官は、判例から機械的に判決文を書いている。
一部ではあるが、実際にそうした裁判官が存在する。

そして何より、検察官が起訴した事件は一審でほぼ100%有罪になる。
このことについてはすでに記事で書いた。

有罪率99.9%

つまり刑事事件での弁護士、というより裁判自体が一審で形骸化している。
検察官はこの点ですでに官僚と化している部分がある。
「裁判で負けることは許されない」
これは検察官の現状を示してはないか?
本来なら上の記事であるように「負けても意味があれば起訴する」ということが必要だ。
裁判官もまた一審で検察官の言いなりになることが多い。
つまり司法の「疑問多きルーティンワーク」は一部では実際行われていること。

元検弁護士さんは、この「有罪率99.9%」についてどう感じているのだろうか?
検察官として現場にいたのだから、何も考えていないということはあるまい。
是非とも聞きたいところではある。
間違っても「日本の検察官は優秀だから」などとは言うまい。

こうした形骸化のためにも裁判員制度が必要とされた。
私は最初に紹介した「世に倦む日日」さんの記事をすべて賛成するものではない。
逆に疑問点も多くある。
しかしある意味こうした司法への批判は必要だとも感じている。

ブログは怖い。
個人の思うことで誰かの編集があるわけでもない記事。
それが全世界に発信されてしまう。
私も気をつけなければ。

それでも誰もが気軽に意見を書ける意味は大きい。


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2005-11-09 14:42:20
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最終更新日  2006.07.05 15:41:21
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