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April 20, 2009
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カテゴリ: カテゴリ未分類





秀吉が信長麾下(きか)の部将だった近江(現在の滋賀県)長浜城主時代のことだ

このとき秀吉は 初めて万石の大名になったこともあり
やたらと領内を騎馬で走り回っては 領民たちに声をかけた

その帰りに「観音寺」という長浜城から1離半ほどの近郊の寺に立ち寄った

「茶をくれ」
秀吉が命ずると 1人の少年がぬるくたてた茶を大きな茶碗に
7 8分目ほど入れて持ってきたという

「うまい」
遠出の帰りで喉の渇ききっていた秀吉は一気に茶を飲み干し
「今一服」
と茶碗を返した

2度目に少年が持ってきたのは
大茶碗に半分足らずの量で 先ほどのより少し熱めの茶である

それも飲み干し さらに一服所望すると
3度目は暑気の強いころにもかかわらず
湯気がたって見えるほどの熱いお茶を小さな茶碗に入れて持ってきた

(・・・なるほど)
茶を喫しながら 秀吉は微笑を浮かべた
(喉の渇きが和らぐに従い 茶の熱さと量を変えたか)

ためしに秀吉が少年に
「何ゆえ3度献じた茶に変化を与えたのか」と問うと
少年は秀吉が予想した通りのことを誇るように答えた
それも自ら考えてそうしたという

秀吉は この機転にも感心したが
むしろ自らの才覚を主張してはばからない清々しさと
領主であると知りながら堂々とそれをやってのけた胆力を気に入った

(かつてのわしのようじゃ)
秀吉はそう思ったのに違いない

「名は」
と 問うと少年は
「石田佐吉」
と 答えた
12歳のころの三成である

この出会いをもって秀吉は三成を召抱えることに決めた

この話は 広く世間に流布され 
3度茶を献じたことから
「三献茶」と称された



秘書検定に 
上司が外交から戻ったとき どんなお茶をいれたら良いか
そんな問題が出たと 聞いた事がある
この話を知っているかどうかを含めての問いらしい

確かに 喉が渇いているとき
熱いお茶では なかなか飲めない
飲み頃の温度というものがあると思う

でも そんな気遣い
日常 できるでしょうか ~?(*^^*ゞ


先にお湯を茶碗に入れてから急須に注ぐと
ポットの熱い温度が下がり 量も測れ
無駄が無く注げると 近所の人に教わった

コーヒーメーカーをいろいろ見ていたら
適温の90度のお湯を 保温状態ではなく沸かし立てで注げる
という物を見つけ 感動☆

あ ポットも 
98度 90度 ミルク玉露茶用
温度設定 いろいろありましたね (^^*ゞ





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最終更新日  April 20, 2009 11:41:39 PM


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