還暦ばあばあの日常

還暦ばあばあの日常

支援どうしたら?(2)


お母さんが新しい学校の担任や校長に「責任を持って預かります。安心して通わせてください。」って言われて嬉しかったと述べておられます。

真理さんは6年生ですから、悩みは進路です。
「友達と一緒に通学に進みたい。」といいます。
でも、中学は小学と違い、担任以外の専科の教師が入ることが多くなります。
真理さんへの一貫した支援が出来るのかどうか、友達関係などで追い詰められる事になるのではないか、お母さんは心配です。

街には支援員などの制度や、通級指導教室もありません。
学区外の障害児教室も見学しましたが全般的な知的発達につまずきのない真理さんの学習を保障できる体制があるのか疑問です。

文部科学省は、真理さんのようなADHD(注意欠陥多動性障害)やLD(学習障害)高機能自閉症の児童・生徒への教育支援のために、特殊学級の担任を活用したり、通級指導教室の対称にするなどして対応しようとしています。

通級指導教室は年々在籍児童が増加しています。
しかし、小中学校に対する設置率は5・9%ときわめて低いのが現状です。

真理さんの引っ越した県下では中核の設置率0・4%で、県内に2校のみ。
設置工が減らされる中で生徒数は増え、担当教員一人が対応する子どもが95年の5人から05年には17人になりました。

中央教育審議会の答申では教員は位置については『検討する』と言うだけで、来年度の定数改善は食育あわせて329人のみとなっています。

『一人一人丁寧に対応するのが通級教室です。

教室には一人の教師が一人10人程度の編成基準を設けると共に、発達障害の子どもを対象とした通級指導教室の設置を飛躍的にすすめることが大事です。

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