ひとりごと♪

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2009/02/22
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先日、気になった新聞記事(抜粋)


<2/20 朝日新聞朝刊より>

「語彙、ジェスチャーで豊かに」
米シカゴ大、幼児と家族を調査


赤ちゃんに身振り手振りで接すると、語彙が豊富になる。
米シカゴ大が、50人の幼児とその家族を3年にわたり
追跡調査した結果、
子供の言語学習にジェスチャーが重要な役割を果たしていることを
明らかにした。(13日付米科学誌サイエンスに発表)

(中略)

赤ちゃんが4歳半になった時、
生後14か月の段階で多くのジェスチャーを
使っていた子ほど語彙が豊富だった。
赤ちゃんと両親のジェスチャーの数は比例しており、
ジェスチャーが言葉の学習の手助けになったと考えられる。

研究チームは、
「語彙の差は、小学校生活への影響が大きい。
両親の話し言葉と同様、身ぶり手ぶりも重要だ」




私、身ぶり手ぶりが結構大きい(多い)人なので、

この記事を当てはめてみると、

私に子供ができた場合、
語彙の豊富な赤ちゃんが育つってことになりますね♪
試してみたい(笑)



      *





濱田庄司展 」について。




これ、
鑑賞し終わった後、
気持がほっこりする良い展覧会でした~




陶芸家・濱田庄司さん。



柳宗悦、河井寛次郎らとともに
「民藝運動」を推進したお一人で、

その志・想いは、彼の陶芸作品に、
実によく表現されていました。



(※民藝運動=
日常的な暮らしの中で使われてきた手仕事の無名な日用品の中に
「用の美」を見出し、活用する日本独自の運動・Wikipediaより)





1955年に人間国宝に認定された後も、
その考えは決してぶれることなく、



実直で、器を使用する人の心に寄り添った
あったかい作品を、作り続けておられました。




重要無形文化財・濱田庄司・花瓶(共箱)・安心本物保証




      *




私は、これまで、
繊細で、微妙なバランスを持った、



その真逆に位置する、彼の作品を鑑賞している間、
「飾りつけない“内面的”な美しさ」に
何度もハッとさせられました。



彼の作品からは、外観ではなく、
内なる部分からの太くて強い、気高さ・崇高さが感じられました。



これが「民藝の美」なのか!






      *




この展覧会では、
彼の器のあったかさ、安心感以上に、
掲示されていた、彼自身の「言葉」に感動してしまいました。




鑑賞してから、少し時間が経ちますので
その言葉の一つ一つを正確に覚えていないのが
残念なのですが、

いくつか、その要旨などをupしておきたいと思います。
(少し表現が変わっていたら、すみません)



・実用できるものを


・一流の土を使って、二流・三流の器をつくるより、
 二流の土を使って、一流の物を作る


・知識が鑑賞の邪魔をする、
 素直な心で作品を観るべし


・出来上がった作品の裏に自分の「印」を付けない
 最初の頃は、何も考えずに「印」を付けていたが、
 途中から自然に付けなくなった
 作品に必要なのは「印」ではない


・表に出ている“葉”や“花”でなく、
 私は目に見えない“根”を自慢したい



など。



彼がお書きになった書籍も
いつの日か読んでみたい。




      *




詳しくは↓

濱田庄司展 ~3/22まで

大阪市立東洋陶磁美術館  HP





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Last updated  2009/02/23 12:20:48 AM
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