　ちゅらのささやき・・・”手をのばして　　　ごらん！しあわせはすぐそこに♪”　　　　　　

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2013年10月09日

父と自転車

(2)

カテゴリ：かけがえのない家族

ちゅらです

父は、９１歳。　　いまでも、自転車に乗っている

父は、車の運転免許をもっていなかった。

父は、わたしがまだ生まれる前は、会社員として機械の設計の仕事をしていたけれど、

その後、２～３つの仕事を転々とし、最後は、生命保険の外交員と損が保険の代理店を

していた。　これらの仕事は、７０歳まで続けていた。

保険の営業や集金に、岐阜市内はもちろんのこと、郊外までまわっていたとか。

そんなとき、父は、車を運転しなかったので、父の移動手段は、いつも自転車だった。

若い。　いまでは、さすがになくなったけれど、８０歳代のころは、近所の人に

暴走族、って言われるぐらい、自転車で飛ばしていた～

そのころからずーっと使っていた自転車が、だんだんと足が地につかなくなってしまったとか。

歳をとると、ちいさくなってくる。　父は、以前だったら、ちゅらより背が大きかったのに、

いまでは、ちゅらよりちいさい。

ずっーっと使っていた自転車が、だんだんと足が地につかなくなってきている、と。

足が地につかない自転車を乗っていて、もし、なにかあったとしたら・・・

”おとうさん、自転車を新しく買おうよ！”　とちゅら。

”いまさら、あたらしい自転車買ったら、もったいないよ。

もし、買って、３ヶ月後に　おれが死んだら、それこそ、もったいないよ。”と、父。

もしかしたら、本当に３ヶ月後・・・　いや、もっと、早く、父が亡くなるかも

そんなことは、だれにもわからない。

”お父さん、足が地につかなくなってしまった自転車に、恐る恐る乗るよりも、

ちゃんと、自分に合ったサイズの自転車に乗った方が、おとうさんも安心して

乗れて、乗って出かけるのが楽しいだろうし、わたしも安心だよ。　　

どうせ、もう、歳だから、自転車乗ったらダメ！って言っても、

もし、お父さんが、自転車を買った後、まもなく、寿命がきて、死んだら、

その自転車は、わたしが乗るからだいじょうぶ。”

と、ちゅら

ということで、新しい自転車を買いました

いまでは、すっかり慣れて、ちゃんと足も地にいて、快適な乗り心地だとか

おとうさん、よかったね

もう、歳だから危ない、って、なんでもとりあげてしまったら、毎日が楽しくなくなって、

それこそ、そのひとの寿命を縮めてしまうかもしれない。

どんなことをしようとも、そのひとの寿命は、だれにもわからないし、

生きているかぎり、楽しく生きてほしい。

おとうさん、気をつけて乗ってね

そして、楽しく毎日を過ごしてね

サロンちゅらでは、そのひとの本来の輝きを引き出すためのさまざまな学びを

ご用意いたしております。　

定期的にレイキ体験勉強会＆レイキセミナー、レインドロップ＆ニューロオリキュラーの

施術＆セラピスト養成講座、アロマハンドファブ＆イヤーファブの施術＆セラピスト

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くわしくは、 サロンちゅらホームページ をご覧くださいませ。

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