ぬちぐすい。

ぬちぐすい。

秘密の場所







~ 秘密の場所 ~



   私には秘密の場所がある。

   目の前に山が見えて・・・
   山の前には川が流れてて
   両脇には畑が広がっている。
   山も川も畑も季節の移り変わりと共に
   いろんな表情を見せてくれる。


   春にはレンゲ草が畑いっぱいに広がり
   夏には畑が青々としてくる。
   秋の山には綺麗な紅葉が観られ・・・
   冬の川の流れる音には身が引き締まる。


   そこは私の故郷の風景に似ている。




    嬉しいときも
    哀しいときも
    そこに行く。



   そこで一人で思いっきり泣いたり
   ときにはCDをかけながらぼーーとしたり
   コンビニ弁当を食べたり(笑)


   車の中で槙原の曲を聴きながら
   コンビニ弁当をほおばる。
   シアワセ~♪

   いままで何も感じていなかった歌詞に
   急に涙がこぼれてくる。


   心が開放されている証拠だ。




   嫌なことや大変なこと
   憂鬱なことや悩むこと
   いろいろあるけれど・・・
   毎日 なんとか 乗り越えてる。  



   落ち込んでても
   お腹が減るし
   また 笑える。




    人間って強いなって思う。
    人間ってすごいなって思う。




    どんなに辛いことがあったって
    また 笑える日々がくる。




    いろんな人に支えてもらって
    いろんなことに癒されて・・・
    日々 なんとか やっている。




    人には「辛抱」という「棒」がないと
    へこたれてしまうって聞いたことがある。



    でも 生きていく上で必要なのは・・・
    「辛抱」という「棒」ではなく
    いろんな人の温かい想いなのだと思う。




    いろんな人の支えがあって
    今 こうしてへこたれないでいられる。



    感謝の気持ちでいっぱい。



     ほんとうにありがとう。




                  2003.3.23 記(日記より修正加筆あり)







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