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純文学の小説を中心に読書録を書いています。基本的にネタばれしています。
小説の構成や描写技法を中心に考察しているので、小説家を目指す人にとっては参考になる部分もあるかもしれないし、小説家を目指すつもりでない人も次に読む本を選ぶ参考程度にはなるかもしれません。
古いほう読書録はほとんどこのブログへの訪問者がいなくて日記代わりに雑感をメモしていただけなので他の人が読むほどの内容じゃないです。自分で読書録を読み返してもあらすじを思い出せない本があって、もうちょいあらすじなり特徴なりを詳しく書いておけばよかったと反省したので、最近は時間をかけてちゃんとレビューするようにしています。
いち本好きとして良いと思った小説は賞賛して悪いと思った小説は罵詈雑言を浴びせているのですが、小説の感想というのは個人の知識や価値観を反映させるので、結局のところ自分で読んでみないと意味がないのです。
ネットの中をさまよって偶然この読書録にたどりついた人は、面白いと賞賛しているのを読んでみたり、逆に罵倒している小説がそんなにつまらないはずはないと読んでみたりするのもよいでしょう。
この読書録がきっかけとなって他の人にも本が読まれることで、小説の発展にほんの少しでも貢献できればよいと思っているのです。

 ∧ ∧
(=‘ω‘ =)つお勧め本
辻原登『東京大学で世界文学を学ぶ』
辻原登『東大で文学を学ぶ ドストエフスキーから谷崎潤一郎へ』

評価基準:
★★★★★:感動したニャー
★★★★☆:技術や感性に芸術性があって面白いニャー
★★★☆☆:暇つぶし大衆小説程度ニャー
★★☆☆☆:描写技術や知識が出版に満たないレベルニャー
★☆☆☆☆:ゴミニャー

 ∧ ∧
(=‘ω‘ =)< Amazonのほしいものリスト から私にギフトを送れるよ。
2025.11.24
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最近はスーパー戦隊シリーズがグッズの販売不振とかが理由で終了するようなので、徒然なるままにスーパー戦隊ついて考えることにした。

●スーパー戦隊とは何ジャー

スーパー戦隊は東映が制作してテレビ朝日系列で放送された特撮テレビドラマで、カラフルなヒーローが自由や平和を守るために活躍するシリーズで、たいてい5人組で、レッドやブルーやグリーンやブラックは男性で、ピンクやイエローは女性で、作品の連続性はなくて作品ごとに違う世界設定になっている。1975年の「秘密戦隊ゴレンジャー」から始まって50年続いた人気シリーズとなっていて、1980-90年代は〇〇マン、2000年代以降は〇〇ジャーのタイトルになっていることが多い。

●スーパー戦隊のメリットジャー

・勧善懲悪ジャー
普通に重火器で武装した特殊部隊が戦って敵のテロリストを銃殺するとリアリティがありすぎて子供のトラウマになったりして教育上よろしくないので、変身したり巨大ロボットに乗ったりしてあえてリアリティをなくす方向に特徴づけて勧善懲悪の情操教育をしているといえる。リアリティがない勧善懲悪がテーマだとシナリオ考案のための取材コストとかがかからなくなってストーリーが作りやすくなる。

・変身ジャー
子供向けのテレビ番組はたいていおもちゃを売るために作られているので、武器やベルトとかの小道具が多いほど良い。ヒーローに変身したら強くなるという設定にすることで、子供が変身グッズを買ってヒーローになりきることができるし、スーパー戦隊は顔が覆われているのも子供がヒーローになりきるのにちょうどよい。
変身すると中の人をスーツアクターに交代できるのも機能的で、アクションができなけど顔がいい若手俳優を起用できる。変身後も全身タイツで顔の黒い部分は透過しているので動きやすいだろう。物語の展開上でも変化をつけることができて、ずっとコスチュームを着ているわけではなくてまずは俳優が話を進めて、怪人が出てきて変身して戦いのフェーズに入るという展開なので、話の展開がわかりやすくなる。

・色分けジャー
子供はカラフルなわかりやすい色を好むし、色分けされていることでキャラの外見がわかりやすくなって幼児でも大勢のキャラの見分けがつくし、戦闘シーンとかで敵のモブに囲まれたりしても目立って見栄えがよくなる。マーベル系の単独ヒーローが多いアメリカでもパワーレンジャーが人気なので、国や人種に関わらずカラフルに色分けされた戦隊は幼児にウケる要素と言えるだろう。主人公グループを色分けするやり方はスーパー戦隊が元祖かどうかは知らないけれど、セーラームーンやアイドルグループのメンバーカラーとかにも受け継がれて広く使われている。

・興行ジャー
デパートで客寄せにやっているヒーローショーとかは仮面で顔を隠せるのがメリットになって、スーツアクターの中の人が誰であれ子供を騙して盛り上げることができる。決めポーズもあるので、子供と一緒に写真を撮るのにも向いている。着ぐるみでの興行だと空気がこもって中の人に熱中症のリスクがあるけれど、スーパー戦隊の全身タイツなら野外ステージの興行でも熱中症のリスクは低いだろう。

・地域おこしジャー
テレビ番組のスーパー戦隊以外にもスーパー戦隊風のローカルヒーローがいて、地域ごとの特色をつけてイベントに動員して話題作りをしている。

●スーパー戦隊のデメリットジャー

・はまる期間が短いんジャー
スーパー戦隊は幼児から小学校低学年の男児向けの内容で、思春期になると自己同一性が形成されてヒーローになりきるごっこ遊びをやらなくなって、青少年向けのコンテンツに移行したり、部活をやるようになってちょっと年上のメンターに憧れたりして、幼稚な子供向けのコンテンツが恥ずかしくなって離れていく。
私は幼児の頃に何かのスーパー戦隊を見たはずだけれど、ほとんど記憶に残っていない。私が6歳の時に祖父が入院したので見舞いに行ったら何か買ってくれるというけれど、病院の売店で欲しいものが特になくて幼児向けの雑誌を買ってもらって、その表紙に赤いなんちゃらマンかなんちゃらジャーが大きく載っていたのだけれど、私はこういう子供っぽい雑誌は別に欲しくないやと幼児ながらに思っていたのは覚えている。

・シリーズに連続性がないんジャー
ガンダムとかはナンチャラ戦争から〇年後の世界みたいに物語に連続性があって、いったんはまった人は同じシリーズを長年追うようになる。その一方でスーパー戦隊は毎年違うテーマの戦隊が出てきて連続性がないし、列車だの恐竜だののギミックは違っても正義のヒーローが悪を倒すようなありきたりな内容でシナリオに深みがないので、いったん飽きたらそれ以上シリーズを追わなくなる。シリーズに連続性がないのは新しいギミックを試しやすいので、すぐに飽きて目移りする幼児を楽しませるには十分だけれど、そのぶんコンテンツの寿命が短くなる。

・主人公の魅力が乏しいんジャー
スーパーせんたいフレンズの​ せんたいヒストリー ​のページにスーパー戦隊の一覧があるけれど、主役はたいていレッドで、たいてい目のところが黒くなっていて、デザインに個性があまりない。作品ごとにガジェットで差別化しているものの、主人公自体に突出した外見や内面の魅力があるわけではない。

・製作費がかかるんジャー
戦闘シーンはたいてい野外ロケで、山まで移動して爆発物を仕込まないとといけないし、天気が悪いと撮影できないし、悪役の特殊メイクや小道具とかにも費用がかかる。50年前はアニメがまだ未発展なので特撮に金をかけて爆発とかの派手な演出をする価値があったけれど、現代ならアニメのほうが費用をかけずに派手な演出ができるようになって、特撮は製作費がかかる割に演出が見劣りしている。

・敵が大変ジャー
戦隊側はアクションシーンの動きやすさを重視しているのか基本的に全身タイツとヘルメットであまり変わらないのに対して、敵は宇宙から来たとかの設定でイカみたいな触手を生やしたり顔が異形だったりいかつい鎧を着たりして個性的で、幼児にもわかりやすいように外見で悪さを表現していて敵の造詣のほうが凝っている。敵側のおもちゃは人気がなくて売れないだろうに、敵に凝らないと差別化できないのは大変である。

・ビジネスモデルの変化に対応できないんジャー
20世紀は大量生産大量消費のモノの時代だったので子供がプラモデルとかのおもちゃの実物を欲しがったけれど、21世紀はデジタルコンテンツの時代になって、デジタルネイティブ世代の子供はスマホや携帯ゲーム機で遊んでアバターやガチャとかのデジタルコンテンツにお金を使うようになって、昔ほどおもちゃを買わなくなった。そのうえ少子化で子供の数が少なくなっておもちゃの販売数が減るし、年が近い兄弟がいたらスーパー戦隊ごっこができるだろうけれど一人っ子だとスーパー戦隊ごっこ遊びはやりにくいし、テレビがない家庭も増えている。
バンダイナムコホールディングスによると仮面ライダーの関連商品の売上が307億円、プリキュアが79億円、スーパー戦隊が64億円で、正義のヒーローが悪を倒すという似たようなストーリーでもグッズの売り上げに大幅な違いがある。たぶん大きいお友達がグッズを買うかどうかでも売り上げが変わって、大人はフィギュアとかのコレクション用のグッズに大金をかけるけれど、幼児用のおもちゃはたいていぶん投げたりして壊れたりするのであまり高いものは買わない。
バンダイが東映にいくらキャラクター使用料を払っているのか知らないけれど、仮に売り上げの5%として、3.2億円以内で番組を制作しないとおもちゃから利益が出ない。スーパー戦隊は1シーズンで48-50話あるので、ざっくり計算して1話あたり6000万円以内で制作する必要がある。地上波の1時間のドラマの制作費は1話当たり3000万円くらいだそうだけれど、スーパー戦隊は30分番組とはいえ特撮に費用がかかると思われるので、あまり利益が出なさそうである。
コンテンツだけを見たら子供にとってはまだ魅力的でも、ビジネスとして見たらおもちゃがあまり売れなくておもちゃの販売を見込んでコンテンツ作りするやり方ができなくなった。たぶんアニメやスマホゲームとかの低コストのコンテンツを展開したら多少は利益が出せると思うけれど、ストーリーが浅くて爆発的なヒットは期待できなくて伸びしろがない。

●スーパー戦隊の可能性ジャー

スーパー戦隊はいろいろな可能性を秘めたコンテンツだと思うので、頭の体操としてスーパー戦隊のアイデアを考えてみる。

・根菜戦隊ホウサクジャー
農家たちが変身して人参ミサイルやかぼちゃ爆弾やだいこんソードを駆使して畑を荒らすイノシシ怪人と戦う。子供に食育ができて、家庭菜園キットを売って農業に興味を持つ子供を増やすことができる。

・ふんどし戦隊オマツリジャー
日本の文化を学びに来た留学生の宇宙人たちがカラフルなふんどしと法被を着たヒーローに変身して太鼓のばちで邪神と戦って、巨大神輿ロボを担いで敵に突撃して粉砕する。子供に祭りの文化を教えることができる。

・プロレス戦隊トウコンジャー
正統派レスラーがスーパー覆面レスラーに変身して、大気圏からのムーンサルトプレスで邪道レスラーを退治する。子供に闘魂を教えることができる。

・ポリコレ戦隊ジンケンジャー
ホワイトレンジャー、ブラックレンジャー、イエローレンジャー、レインボーレンジャーがポリコレ棒を装備して悪の独裁者を倒して人権侵害を解消していく。子供に人権を教えることができる。

正義の銀行員が変身してクレジットカードで高い武器を買って、悪の高利貸し星人と戦って破産しそうな人を助けていく。子供に金融教育ができる。

・謝罪戦隊ゼンカモンジャー
前科がある俳優たちが償いのために正義のヒーローに変身して街に出没する変質者をこらしめて反省させる。子供に謝って済んだら警察はいらないことを教えることができる。

・清潔戦隊オオソウジャー
清潔好きのヒーローたちがかっこいいハイパー掃除機やハイパーモップを使って地球をゴミだらけにしようとする敵を退治する。掃除ができるおもちゃを売って子供に掃除を手伝わせることができる。

・伝統戦隊ノウメンジャー
伝統芸能の演者たちが能面をかぶって変身して、合体して巨大獅子舞になって悪のヒップホッパーを倒す。子供に伝統芸能を教えることができる。

・論破戦隊ゲンロンジャー
言論人たちが変身して地球制服をたくらむ敵と対話して論破したり殴ったりして改心させる。子供にディベートを教えることができる。

・恋愛戦隊セイシュンジャー
男女の混成グループがどろどろの恋愛をして、生理で機嫌が悪くて合体技に失敗して喧嘩したり他の相手とくっついたりしながら人の恋路を邪魔する悪のナンパ星人を退治する。ませた子供に大人の世界を教えることができる。

・共産戦隊カクメイジャー
共産主義者たちが全員レッドに変身してかっこいい鎌と槌を使って悪の資本主義者たちを粛清していく。子供を革命戦士にすることができる。

・匿名戦隊ダレジャー
身バレしたくない人たちが変装してプライバシーを暴こうとする悪のパパラッチを退治して正体をごまかす。子供にプライバシー保護を教えることができる。

・推理戦隊ハンニンハオマエジャー
天才高校生探偵たちがヒーローに変身して推理グッズを駆使して難事件を解決していく。子供に論理的思考を教えることができる。

・爆煙戦隊ガンジャー
レゲエ歌手がグリーン多めの戦隊に変身して、何かの草をいぶした煙を浴びせて敵をぽやーんとさせて退治する。子供にピースでポジティブな愛のバイブスを教えることができる。





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最終更新日  2025.11.24 09:32:23
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