From today onward

「地球が静止する日」レポ byさとさん


今回はクリスマスの1週間前ということもあり、キアヌにクリスマスプレゼントを用意しました。
今回の最大の目的はそのプレゼントを渡すことです。

レッドカーペットの招待状に「早朝からの座り込みはご遠慮下さい。」と書かれていたのと、
キアヌだから(そんなに早く来るファンはいないだろう)という読みもあって6時から並ぶつもりでした。
予定通り6時にヒルズにつきましたが、既にかなりの座り込みの列がーーーーー!!!!
「イルマーレ」の時は3,4組目ぐらいでしたが今回はかなり後ろです!
既にブルーです。。。
前日にチケットの件ですったもんだありーので、どうして私の回りではスムーズに事が運ばないのかと自分の運命を嘆きました。
9時半頃前回「イルマーレ」のプレミアで初めてお会いしたOさんと合流。
暖かいコーヒーを差し入れて下さいました。
それと話し相手が出来てうれしい♪
一人じゃやっぱりつまんないし。
10時頃Oさんがお誘いしたmさんと合流。
なかなかのプレミア応募の達人でした。
雰囲気も大人で落ち着いて、でもとってもチャーミングな面もある素敵な人でした。

11時頃係員が誘導して別の場所に整列。
程なく朝Zさんにメールしていた返事があったことに気付く。
なんと今回は体調不良で来れないらしい。
ならば余ったチケットを譲ってもらえたらな~なんて、そのまた返事を送ると、新宿までなら行けるとのこと。
もう一人誘っていた友人Yさんが午後から仕事を半休してヒルズに向かうとのことだったので、そのYさんにメールするとちょうどヒルズに向かって電車に乗ったところでした。
無事新宿で落ち合ってチケットを譲って頂けました。
時間的タイミングもギリギリで間に合った!
悪い事だらけだったけど、この件に関しては間一髪でラッキーだった。
Zさんは救いの女神です。ありがとう~
そんなやりとりをしている間にSさんと合流。
Sさんも忙しいのに14時チケット交換に間に合うように来てもらった。
ジョニーのときは本人確認までさせられるなんて話を聞いたもんだから14時までに来た方がベストだと伝えていたので・・・
でも結局何枚でも1人で交換できたんだけどね・・・

そうこうしているうちにお腹が冷えて限界がやってきた頃、ようやくチケット交換の時間がやってきました。
なんと98番。
やっぱりこんな後ろだったのね~
Yさんがもう少ししたら来るので、それまでお茶しようということになってcafeへ。
程なくYさんと合流。そこで食事。
少し皆で話していると開場の時間が・・・
そんな感じでOさんと合流してからはもうあっという間に時間が過ぎていったのです。

開場となりレッドカーペット観覧エリアへ向かうと既に最前列は詰まっています。
どこにしようかと悩みましたが、最前列の人と人の隙間が比較的空いていたところへ行きました。
しかし男性の後ろでした。
躊躇している間に後方の人達が入ってくるので、もうそこに決めました。
実際イベントが始まると皆つめつめになるので、人と人の隙間なんて関係なかった。。。

日本のゲストが続々登場。
初めにルー大柴。袴姿で登場です。
あと覚えてるのは西村知美夫妻とレッドソックスの岡島選手夫妻、上原さくらさんに、マリエさん、萩原流石・・・。
「イルマーレ」のときは皆シラーって感じだったけど、今回は最前列が純粋なキアヌファンばかりではないので割と盛り上がってた。
誰にでも声援を送っちゃって・・・
マリエさんはみごとな総絞りの振袖で登場。
恐らくウン百万はするのではないかと・・・
その後一般応募で選ばれた人達が何かブルーのものを身につけて登場。
うれしやら恥ずかしいやら・・・?私にはできません。
その後キアヌのハグが待っているなら話は別ですが・・・そんなことはないでしょう。

そしてついにキアヌ御一行様が会場へ到着。約30分遅れです。
まずキアヌ達は会場の外で待つファンの方へと進みサインをしています。
前回はそんなハプニングはなかったのにサービス上々です。
そしてマスコミ側でインタビューを受け私達の前へ。
まず、監督のスコット・デリクソン。
初めて見ましたが若くてかっこいい♪
何もしないのはもったいないのでビデオを中断し右手を差し出すと握手してくれました。
でも私の顔は半分くらいしか見えてないと思う。不気味だったでしょうね。
スコット監督

次にジェイデン君。
かわいい♪
でもドレッドヘアーの似合いっぷりが並みの子供じゃない存在感を放っています。
しかもすらすらとサインをする姿も大人顔負けです。
ママらしき人が側を歩いていたけど、“あれっ?お母さん?じゃないよね?”と半信半疑で見ていましたが、やはりママだったようです。
こんな遠い日本まで10歳の子供が旅をするなんて、きっと寂しくて心細いことでしょうと心配していましたが、ママが一緒だと安心です。

ジェイデン君

次にジェニファー・コネリーがやってきました。
とても細くて華奢な印象です。
眉毛は太い。80年代を代表するスタイル健在ですな。
2列目だったので肌の感じとかよく見えなかったけど、目元が印象的でお人形さんのようでした。
ちょっと戸惑い気味であまり元気がなかったようにも見えましたが、ジェニファーはおしとやかなんでしょうね。

ジェニファー

そして少し時間が空いてキアヌが私達の前に!
皆前に前に身を乗り出し、キアヌが「ちょっと待って。皆落ち着いて。」って感じで両手で制す素振りをしていました。表情は怒っていません。
私はプレゼントを受け取って欲しいので、プレゼントを持った手を前へ差し出して「Take this!」と何度も叫んでいました。
「Take this」はあらかじめSさんに「“受け取って!”って英語でどう云うの?」と聞いていたのです。
日本語で言うと“これ持ってって!”というニュアンスになるそうです。
キアヌは次々にサインをしていましたが、私のプレゼントの方に視線が運ばれた気配はありませんでした。
ふと気が付くと、尋常じゃない程キアヌ名前を叫び続けていた私の前の男の人が白のレジ袋を手首にひっかけて前に手を出しているので、私のプレゼントはそのレジ袋で隠れていたのです。
そのレジ袋をよけろとばかりに、差し出したプレゼントを持った手で必死でレジ袋を揺らしましたが、腕はびくともしません。
ちょっとぐらい右によけてくれればいいのに、わざとかっ・・・!?
それに頭が来てキアヌの顔もよく覚えていません。
髭は気になりませんでした。(私がテンパッてたからかも?)
前日記者会見の様子を写真で見たときは“細い~!”って思ったけど、実際はがっちりしててスーツがビッシっと決まってて、逞しい印象でした。
そして・・・終わりました。。。

<キアヌの親指>

キアヌ指先

<キアヌの胸元>

キアヌ胸元

ステージ上でのキアヌの姿はビデオでアップで撮っております。
腕がだるいのも必死でこらえました。
ジェイデン君の声もかわいい。「将来はアクションスターですね」と司会者が質問したので「May be」って言うで~と思った矢先、その通りの答えが返ってきて一人ニヤリ。
キアヌが「パソコンの前を離れて家を出て、映画館に行って!」と言った時は、ロックな乗りだな~とうれしくなりました。

キアヌ ブルーカーペット

イベントが終わってプレゼントを映画会社の人に託そうと思いました。
ファンの人達が去り会場スタッフは撤収を始めたので、どさくさ紛れにFOX控えのテントに行ってみましたが蛻の殻。
そうだ試写会の方へ行ったなと思い、Yさんと一緒にシネマの方へ行ってみました。
入口入ってキョロキョロしていると、「どうかしましたか?」と関係者らしき男の人が話し掛けてきたので、「このプレゼントをキアヌに渡してもらえませんか?」と尋ねてみると、「私はこの映画館の者ですのでちょっとできません。配給会社の人がいいと思います。あちらを通られますよ。」と親切に答えてくださったので、その通路で待つことにしました。
他にもチラホラ出待ちの人がいましたが、“この通路にキアヌが通ることはないのにな~”
と思いながらFOXのバッチをつけた人を探しました。
バッチをつけた人がスクリーンに入っていくところを見たので、今度は出てくるところを
待っていました。
そしてすかさず近付き「これをキアヌに渡してもらえませんか?」というと、そのまた側にいた上司のような人に"彼是云ってますよ″とばかりに相談し、それを受けた人が「キアヌが受け取るかどうかわかりませんが、彼に渡すという行為はしてみます。」と言って下さいました。
「それでいいです!よろしくお願いします。ありがとうございます。」
と頭を下げてプレゼントを託しました。
友達が「あれは部長さんよ、きっと!だから絶対大丈夫!部長さんのお願いをキアヌも無視はしないでしょう。」と言ってくれた。
そう言ってくれて更にホッとした。

オフ会では今回チケットを巡って振り回してしまったさんちゃんが1番に待っていてくれました。
私テンション上がりまくってて、皆と話したいことがいっぱいあって話題が散りまくってました。
いつかこのメンバーでキアヌを囲ってお食事するのが夢です。
夢のまた夢ですが・・・
またキアヌが来日したときはこのメンバーとのオフ会も楽しみの一つです。
なんだか古くからの友人のような気がします。
沢山のお土産を頂き、私が岡山から持っていったマカロンじゃ吊り合いません。(汗)
さんちゃんから頂いたマドレーヌとフィナンシェは記念写真を撮る前に食べちゃいました。
これまた絶品!
お取り寄せしよっかな~。

翌日は西宮で舞台挨拶がありますが、今回はチケットも取れず、早めに家に帰らなくてはいけなかったので西宮には行っていません。
もっと時間があれば西宮の会場周りをうろついてもよかったのですが、あっさり諦めます。
西宮は純粋なファンばかりだったようでお行儀もよく、もっと落ち着いてキアヌのお顔を眺められたことでしょう。
キアヌは西宮の舞台挨拶を終えてそのまま東京へトンボ帰り。
翌日日本を発ったそうです。
5日間の滞在日数は長いほうだけど、満悦してくれたかしらン♪
今回の来日でキアヌが立ち寄ったお店の情報が出てくるのが楽しみです。

また日本に来てね。
私の都合のいいときに。

*追記*
今回私がキアヌにプレゼントしたものは「源氏物語」です。
何にしようかと思い過ごしていたとき、ふと付けたTVで源氏物語の特集をしていました。
ちょうど来年は源氏物語が世に出て1000年ということでやっていたのだと思います。
その数日後、雑誌をめくっているとまた「源氏物語」の特集をやっていました。
複雑な人間関係を系図で表したり、源氏を取り巻く女性像の説明を読み、光源氏がなんだかキアヌに見えてきました。
1000年前は一夫多妻制で結婚というのは形式だけでしかなく、実際は自由に恋愛できていた時代の話だからこそ、現代の恋多き男女に当てはまる部分があると思います。
「源氏物語」は日本の古典文学に見る、表現の深さや「もののあわれ」などを感じ取るのが魅力の一つでもありますが、キアヌは読書があまり得意ではないと思うので、あんちょこな英訳本にしました。
でもこれがキアヌと私の運命のつながりなら彼に届くものがあるのではないでしょうか・・・(ふげーひたってるよ)

そしてクリスマスカード。
英語のできる会社の同僚に英訳を頼みました。
初め日本語で文面を作成し、Exciteで英訳したものをチェックしてもらうつもりでお願いしたら、「どうせならもっと記憶に残る文章にしないと!」とすばらしい文面に変えてくれました。
その一部をご紹介します。

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Konnishiwa!私はXXXXで、日本にいる貴方の大ファンの一人です。
貴方が私の生活を輝かし始めて約6年が経ち、今年は私のクリスマスを特別なものにするために、「源氏物語」という私の好きな小説の一つを貴方にプレゼントすることに決めました。
(中略)
最後に、世界中に貴方のファンがたくさんいますが、私は日本でいつも貴方の大ファンの一人であることを覚えていて下さい。
貴方にメリークリスマスと2009年も成功と幸せが引き続き訪れますように。
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以前ロスへキアヌに会いに行った時に手紙を書きましたが、渡せず終いです。
しかも一人でExciteで翻訳した文章だから、できるだけ複雑な文章は避けて簡単な文章にしていました。
繊細な表現にしてくれた会社の同僚にも感謝です。

キアヌ来日に当たって、中学からの友人Yさんと5年ぶりの再会。
そしてさんちゃん、Sさん、Oさんとの2年3ヶ月ぶりの再会。
そしてMさんとの初めての出会い。
ZさんとはYさんを通してですがコンタクトが取れたこと。
とても楽しい1日を過ごすことができました。
皆様に感謝いたします。

そして私の拙い文章で長々とお付き合いいただきありがとうございます。
このレポを掲載してくださるさんちゃんにも重ね重ね感謝します。


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