算数大好き! クルミと森のなかまたち

算数大好き! クルミと森のなかまたち

2005.07.06
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☆なんか、きょうは「経済学」の話から
スタートすることになってしまいました。

愛娘のカオリンから、
円高と輸出の関係について聞かれたのです。

そのため、きょうの日記は長いです(-_-;)
いつも長いのですが、きょうはさらに長くなります。

さて、これはシンプルに考えれば、比の問題ですね(^.^)
それで、日記に書いておくことにしました。

通貨の交換レートの問題、中学入試にも時おり出てきますね。


1ドル 150円が
1ドル 100円になったら円高。
円の価値が上がるのを「円高」というのですね。

1ドルのものが100円で買えるから、
輸入している人は得をします。

逆に、米国からみると、1ドル出せば、
150円分の日本製品が手に入れられたのに、
今では1ドルで100円分しか手に入りません。

だから、当然ですが「円高」は「ドル安」のこと。
彼らがもとの150円分の日本製品を手に入れるには、
ドルはいくら必要になるでしょう?



という比の問題を解けばいいのです。
答えは1.5ドル。
つまり、1.5ドル出さないと、150円分の製品がゲットできません。

これじゃあ、価格が上がったことになります。
すると、日本製品の売れ行きは鈍ります。


こうして、「比」の問題を解けば、
円高は輸出に不利にはたらくという結論が出てきます。


☆これで終わりかと思ったら、まだありました。

インフレのときは、お金を持っていた方がいいのかどうか?
というのが、2つめの質問です。

自分で考えて、と言いたいところですが、
カオリンの訴えるかけるような眼差しに負けて、
ついつい答えるマックでした(-_-;)

インフレはお金の価値がなくなるということ。
1個100円の商品が1万円になったりします。
だから、インフレのときは、「現金」よりも「もの」です。

そういえば、ハイパーインフレが起こって、
お札で暖をとったという寒い国の話もありましたね。

戦後のドイツ、日本などもインフレに悩まされました。
トランクにお札を詰め込んで、買い物に出かけるわけです。

いまどきは信用経済なので、こういうトランクの話はありませんが、
それにしても、インフレの時代はやってくるのでしょうか?

デフレ時は、お金で持っていた方がいいわけです。
デフレスパイラルで、お金の価値はどんどん上がります。
下手に資産を所有してしまうと、
ものの価値は下がる一方なので、大損します。

これから・・・どっちに行くのでしょうか?
金利は低く張り付いたまま。
将来の年金問題、高齢化・少子化の問題もあります。

不動産は一部、外国マネーが入って、
景気のいい話も聞こえてきますが、
昔のように、不動産を持っていれば
誰でも儲かるという時代ではなくなりました。

資本主義経済システムの怖いところは、
極端に走る、ということです。
そして、予測がほぼ不可能。

事前に政府がコントロールすることは、できます。
しかし、コントロールにも限界はあります。

「加速度原理」・・・なんじゃ、そりゃ?とカオリン。

名前を聞くだに恐ろしい・・・法則が、
私たちの経済の根底にはあるのです。

景気がよくなると、どんどん良くなる一方。
逆に、悪くなればなったで、もう誰にも止められない!
そんな法則が「加速度原理」です。

きみはもう高校生だから、分かるかもしれないが、
微分か差分方程式、それと、無限等比級数を使えば、
簡単に証明できます。

こんな危うい土台の上に、資本主義経済は
乗っかっているのです。
土地の値段も4分の1、5分の1に下がりました。
でも、ほんとにこれで終わり?

アメリカは、なぜか好景気が続いています。
日本の富が、アメリカに行ってしまったの?

と、ここまで話をして、カオリンへのレクチャーは
終わりました(^.^)

経済がこの先どうなるか、分かりません。
しかし、一歩先を行かないと、成功者にはなれません。
ヒントはどこにあるのでしょうか?



■■■ Rくん、魔法の式を使う □□□□

[問題1]行きは時速4km、帰りは時速6kmの速さで
歩いたときの、平均の速さは時速何km?

<第2の方法>

マックは、比較的ずるいです(^.^)

できるだけ、手抜きの計算をします。

きょりを1にしないで、

適当な数をもってきます。

そのときに便利なのが、

最小公倍数。

4と6という数をみると、

この2つの数字のどちらでも、割り切れる数って何かな?

そんなことを、すぐに考えてしまいます(^.^)

4=2×2
6=2×3

最小公倍数は 2×2×3

☆ここで、中学生のための重要公式です。

2つの数A、Bがあって、最大公約数がpのとき、

A=a×p

B=b×p

と表せるものとします。

ということは、aとbとは互いに素、です。

このとき、A、Bの最小公倍数qは

q=a×b×p


つまり、4と6の最小公倍数は 12 です。

☆素数や合成数、約数、倍数の話は、
 算数でも必要なので、後日、まとめてやりますね。

ならば、片道のきょりを 12km

とりあえず、こう決めてしまいます。

すると、
行きは 12km÷4km/時=3時間
帰りは 12km÷6km/時=2時間

往復の平均の速さは
24km÷(3+2)時間=4.8km/時

こういう計算は、ときどき出てきます。

私立中学校で人気の「比の問題」は、
この「ずるい計算」で解くと、速く解けますよ。

☆単位のところは、重点的にRくんに説明しました。
小学生は、知らなくても平気です。

☆分数と単位の概念がしっかりしている子には、
 この単位の変化も説明していますが・・・。

(つづく)

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

■数の動きって? その21

魔法の式
●×▲=■

の説明は、学校では5年生になってから・・・
「単位あたり量」という単元で習います。

十分に時間をかけたいところですが、
あっという間に終わります。

この「単位あたり量」を征するこどもたちは
算数で圧倒的なパワーを手にします。

しかし、大半のこどもたちは、消化不良を起こします。

「単位あたり量」だけで???のところに、

その後、すぐに 「割合」が出てきます。

さあ、大変。

消化不良がさらに進みます。

なぜでしょう?

 そ
 れ
 は

「単位あたり量」と「割合」が
リンクされていないからです。

こどもたちには、その2つが

 ち
 が
 う
 も
 の

に受け取れてしまいます。

単元がちがうからです。

それに、2つをリンクさせると

ちょっとややこしい問題が発生します。

そのお話は、後日に・・・


それで、マックはこの2つをリンクして、
こどもたちに教えています(^.^)

中学生までは、特に問題は起こりません。

受験算数にも必須です。

ならば、リンクしましょう!

●×▲=■ にすべてが入っています。

 だ
 か
 ら

魔法の式なのです(^.^)

(つづく)

ほんとに、きょうの日記は長かった・・・





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Last updated  2005.07.06 21:20:26
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