算数大好き! クルミと森のなかまたち

算数大好き! クルミと森のなかまたち

2005.07.08
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☆バーバリズムになってません?

認知心理学に「バーバリズム」という言葉があります。
マックなりに解釈してみると、
テレビがなぜ映るのか理論を知らなくても、
リモコン操作一発でテレビが見える、というもの。

算数や数学の場合は、
公式を理解はしていないけれど、暗記しているので、
当てはめてみたら、正解にたどりつけた!というもの。

バーバリズム・・・野蛮ということです。


ところが、勉強となると、困った事態に陥るケースが多くなります。
九九や約数、倍数、十進法、小数、分数は、
バーバリズムでとりあえず一気に進み、
その後にひとつずつ理解していくというやり方もあります。
このやり方は、基礎力をつけるという意味では有用です。

しかし、問題が抽象化していくと、このやり方では通用しなくなります。
理解できないので、こどもたちは学習を嫌がるようになります。
大人だって、興味もなく、理解も困難なことをやれと言われたら、
げんなりします。逃げ出したくもなりますね。

受験の世界でも、数学は暗記だ~という人もいます。
しかし、これもレベルの問題で、


何でもかんでも、公式にあてはめてみる・・・
それで答えが出てくればラッキーなのですが、
そういう「バーバリズム」派に都合のいい問題は、
そうそう出てくるわけではありません。

「バーバリズム」の勉強法は、応用が利かないというのが、

これは、マックにも覚えがあります。
一夜漬けで暗記したものは、忘れるのが速い、
そして、応用ができない・・・。

基礎力+理解力+問題を解く力

この3つがバランスしないと、得点できず、
その結果、評価「5」は取れません。

また、この3つがそろっていると、学習が楽しくなります。
やればやるほど、点が上がるからです(^.^)


■■■ Rくん、魔法の式を使う □□□□

Rくん、こんな問題、どう?
[問題]
3で割っても4で割っても2余る数は、
10~50までの間にいくつありますか?

「これは・・・。ヒントは?」
さっそく、つまづいているようです。

文章を2つに直します。

3で割って2余る数

4で割って2余る数

この数を■としましょう。

■-2 とすると、

「あっ! ■-2 は3と4で割り切れる!」
Rくんが、元気に答えてくれました。

割る数が3の方の式をつくってみるね。

■-2=3×▲

4の方は、Rくんに任せたよ。

Rくんのノートには、

■-2=4×▲

と書かれました。うん、分かってきたな(^.^)

「3で割り切れて、4でも割り切れるって、
これって、どういうことなのかなー?」

ちょっと困った顔をして、Rくんはノートの式をじっと見ています。

最小公倍数は、覚えている?

「忘れた。」

3の倍数をどんどん書いていく。
そのまま続けると、永遠に続くから、適当に止める。

3,6,9,12,15,18,21,24,27,30,33,36,39,42,

「マック先生、こんなところでいい?疲れたよ。」

いいよー。それじゃ、4の倍数も、書いていこう。

4,8,12,16,20,24,28,32,36,40,


共通の数は、どこにある?

「12 と 24 と ・・・36!」

この数たちは、何の倍数になっているかい?

「・・・12のば・い・す・う。12の倍数だ!」

これが3と4の共通の倍数、つまり、公倍数だ。

その中で、一番小さい数が、最小公倍数。

すると、3と4の最小公倍数は

「12だね。」とにっこり。

なかなか、回転が速くなってきました(^.^)


こどもたちの中には、「最大公倍数」なんて言う子もいます。

倍数は無限、どこまでいっても終わりがありません。

ネバー・エンディング・ストーリー です。

最大公倍数は・・・見つけられません。

きっと、宇宙の果てまでいっても、見つかりません。


もう一度、式にもどってみよう。

■-2=3×▲
■-2=4×▲

左辺は仮に□としておくよ。

□=3×▲
□=4×▲

3で割って割り切れたら、□は3の倍数だ。
3で割って割り切れたら、□は4の倍数でもある。

いいかい。だから、□は3の倍数であり、4の倍数でもある。

「そのどちらの性質も持っているんだね。」

そう。だから、12の倍数でなければならない。

3の倍数くんは、集合!
4の倍数くんも集合。

どちらにも入る子だけ、こっちへ来て!

それが12の倍数。

☆まとめ
  3で割り切れる数□とは、3の倍数のこと。
  4で割り切れる数□とは、4の倍数のこと。

   □=3×▲
   □=4×▲

次回は、問題の後半へ進みます(^.^)

(つづく)

◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆

■数の動きって? その23

先を急いでいますが、

どうも、6年生で学ぶ「比例」の考え方が、

簡単そうに見えて、実は意外と奥が深いといいますか、

中学数学の大きな部分をしめているのです。

なので、「比例」がしっかりしていないと、

土台の弱い家と同じで、自信もぐらぐらと揺れます。

「中学数学の花形になる○○に、比例の考え方がしっかりと
入ってきます。」

でも、スタートは、

魔法の式
●×▲=■

であることに変わりはありません。

○○に何という文字が入るのでしょう?

ヒントは2文字、です(^.^)

(つづく)

☆かなりショックな町内のお知らせが届きました。
きのうの落雷で、ご近所のお母様とお嬢さんが亡くなりました。
犬の散歩の途中でした。高い木の下で雨宿りしていたそうです。
決して、雷を油断してはなりません・・・

この場をお借りして、心よりご冥福をお祈りいたします。





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Last updated  2005.07.08 18:46:44
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さみーまま @ Re:ナンバーズ3のストレートが当たりました!(06/27) ふと見てみるとブログが更新されているじ…
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