2004年04月
鈴木タカコ ＰＭ・はとこのハートだね 文芸社
鈴木タカコ ＰＭず～っと一緒に 日本文学館
電車内で携帯の電源を切るようにアナウンスされて
どれだけの人がそれに応えているのだろう
いまや言っているほうも言われている方もただの「音声」でしかない
この２冊はペースメーカー（ＰＭ）と共に今を生きている女性が書いた本です
私は随分以前から彼女を知っていました
姿や本名ではなく‘やぎのはとこ’というラジオネームの彼女をです
彼女が産まれついた時から大きな病気と闘っていたこと
そして新たな病気と向き合いはじめていた事などは想像もしていませんでした
彼女と病気がイコールで繋がった時
近しい人が病に倒れたような震えを覚えました
それは極々最近のことです
携帯の電源は少し離れれば大丈夫だそうですが
「私はペースメーカーを使っています」と言って電車に乗っている人はいませんよね
すぐ隣にいる人が違うとは言い切れない
医療に携わっている友人が「ペースメーカーを使っている人はとても多い」と言っていました
だから電源を切ることから始めませんか
著者の鈴木タカコさんは日記をリンクしている ひくひく５１４１さん です
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