ラメな毎日

ラメな毎日

【The Sleeping Beauty】

DVD【THE SLEEPING BEAUTY】 (The Kirov Ballet)

(収録:1989年カナダ・モントリオール)

レジュニナとルジ、輝く若い二人の眠り。
レジュニナは”16才のオーロラ”にぴったりの容姿でほんと、かわいらしい。
幕が進むと体力消耗か、危なっかしいところがあるけど、なんせ16才だから頑丈すぎても…と許しちゃおう。ルジのデジレ王子がレジュニナのぷるぷる震える手を めっちゃ支えてるのが惚れます。
マハリナのリラの精も素敵です。2幕以降の衣装はキレイな足が隠れてしまうのが残念。
フロリナ王女がテレホワさんなのもポイント。簡単そうに軽々と美しく跳ぶ。さすがです。

=追記(あとで見た感想)=
いやー、相変わらず後姿も美しいこと。その前にパリオペの「エトワール」を見てたので、比較して申し訳ないとは思いつつ、身体のラインとか、美しいと惚れ惚れするタメの位置を再確認してしまったわ。

ルジの脚は、足の付け根から上がるんじゃなくて、腰の付け根から上がっていませんか?位置がとっても高いのに加えて、力みがないのに足の指先まで関節ごと気持ちよく伸ばされているんですよね。この、「気持ちよく」 がポイントで、ただのまっすぐじゃないんです。ただのまっすぐは体操選手のような、定規のようなまっすぐさ。味がない、と思ってしまう。

タメの位置はルジは意識してるのかどうか、ひとつのポーズを必ず印象づけるかのようにきっちり形をつくってから次の動作へと移る。ちょっとした間合いだけど、この「きっちり」の瞬間に「あぁ、美しい」と信者(自分)は思うわけ。

BGM代わりに流し見してたデジレ王子が、おぉ、オーロラにくちづけを!うらやましいぞ、レジュニナちゃん。

このとき26歳のルジは照れてたに違いない。リハーサルではどうしてたのかな~。

初々しいレジュニナちゃん@オーロラに吸い寄せられるでれでれのデジレ。そりゃ~かわいいっすから。妖艶なマハリナ@リラの精にいいように操られてる気も。

めっちゃかわいいウブウブなお姫様を見せられて、ふたりで踊って、ちょっと待ったをかけられてじりじり。追いかけっこももどかしく、待って待ってオーロラちゃん、と完全に虜。
ルジと追っかけっこ。楽しそ~。

去っていくオーロラに投げキッスのあとのルジのソロは、「オーロラ、君が大好きだ~~」てな気持ち溢るるダイナミックな跳躍。

そんで「姫は今眠りにかけられてて、王子のキスで目覚めるのよ~」なんてリラに耳打ちされたら、そりゃ~行きますがな。
カラボス達と戦うデジレ王子。剣で立ち向かうときも姿勢が良すぎ!そんな姿もお美しい~。

ついに姫のもとへ。躊躇無くキスをする王子。男らしいっす。胸きゅ~ん。 目覚めた姫が目にしたのは、感極まったようすのデジレ。アップになるとルジの化粧がヘンですが、いいやもう。髪型もちょっとカツラっぽいけど、まいっか~。

4幕となると、いかにも王子らしい気品のある白の衣装が素敵。たっぷりしたドレープの入ったお袖にひだひだのフリルで首元がつまった襟。白いタイツ。化粧は相変わらずオカシイけどしょうがない。誰か塗りたくりのアイシャドーやめさせればよかったのに。

ソロになると生き生きして楽しそうなルジ。笑ってました。

も~、へろへろ気味のレジュニナちゃんをルジがしっかり支え、うまいサポートで2回転は余計にまわしてたと思う。素敵よっ、ルジ。サポートしてる間もルジの脚がきれいでね~。レジュニナと同じポーズをすると麗しさが際立つというか。レジュニナもポーズはキレイなんだけど、麗しさといったらルジの一本勝ちでしょう。

この時の美脚が今も変わらないなんて、超人的すぎる。


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