ラメな毎日

ラメな毎日

【エッセンシャル・バレエ】

DVD【エッセンシャル・バレエ/ロシア・バレエのスターたち】
(Kirov Ballet Gala & Red Square invites)


(収録:キーロフバレエ・ガラ=1992年ロンドン・コヴェントガーデン王立歌劇場/
赤の広場への招待=1992年モスクワ・赤の広場)

DVD 《エッセンシャル・バレエ/ロシア・バレエのスターたち》 《エッセンシャル・バレエ/ロシア・バレエのスターたち≫←これは在庫切れなので

キーロフ・バレエ/エッセンシャル・バレエ ロシア・バレエのスターたち ←こちらも貼ります

キーロフのロンドン公演(Kirov Ballet Gala)とモスクワの赤の広場で行われた、どちらも政変を乗り越えたあとの1992年収録。おそらくダンサーにとっても大事な出来事だったと思われる。

<<キーロフのロンドン公演>>
この公演には、ティアラをつけたダイアナ妃がご観覧。
退場される際に整列したダンサー達に声をかけていかれる。まるで春の園遊会。(笑)
お声をかけられるのはさぞかし光栄なことかと思う。ルジはダイアナ妃の手をさっと取ってさっとキスをする。

さりげないんだか、緊張してるんだか、ぶっきらぼうなんだか、あの濃ゆ~い目元メイクでは
今ひとつ読み取れず。きっと本物のプリンセスを前に軽く興奮&アガってたとお見受けします。

特筆すべき マハリナの白鳥 。オデットはこんなに妖艶でいいんだろうか。ええ、いいんです。
と自問自答する、色っぽ過ぎる白鳥です。ジークフリートのアンドリエス・リエパは正統派王子様ですが、マハリナがトゥで立ち手を伸ばすとサポートがちょっと苦しい。マハリナが「伸び切れないじゃないの」と舌打ちしたような…。いえいえ気のせいでしょう。

葉は色あせてのアシルムラートワとザクリンスキー夫妻
目線が二人ともラブラブすぎる。アシルムラートワは身体のラインが美しく伸びやかで芸術的です。ザクリンスキーはリフトとかサポートのタイミングとかうまいです。
簡単そうにやってるけど結構難しいのではなかろうか。あとは二人にあてられっぱなしです。

ワガノワのくるみ割り パ・ド・トロワ
勝ち気そうな女の子二人従えて、ひとまわり小柄な男の子が頑張ってます。なんといっても、最後に片足上げた女の子に両脇から肩につかまられて見てるほうも気の毒なくらい大変そうでした。二人の手が恐ろしいくらい食い込んでぶるぶる耐えてる男の子の顔が笑っちゃうくらい真剣です。よく頑張りましたー。

野性的な ルジのアクティオン は目がはぁと。
登場シーンでまず心臓わしづかみ。高く舞い上がる跳躍で2発目やられ、その後ずっと心臓バクバクのまま。
濃いメイクも許す。まだデビューしたてのサラブレットのような恐れを知らない勢いがあって、完全に陥落いたしますです。

重量級チェンチコーワのパキータ
チェンチコーワと比較するからいけないのか、相手がすごく細身に見える(マハール・ワジーエフ)。リフトもこれが精一杯です、という限界に挑戦。そしてヨロロ…。足元ふらつく。仕方ないよ、ときっと誰もが思った。
ハイライトの回転。おー、どんどんずれてゆく。今にも前のめりに倒れこみそうで恐かった。
やっと演技終了~。ワジーエフは必要以上にげっそりしてた。よくやった、頑張った。お疲れした。

<<赤の広場>>
野外の舞台だから致し方ないのでしょうが、オーケストラが舞台の奥で、指揮者はダンサーを
振り返らないと見られないという、かわいそうな設定。次第に夕暮れていくモスクワと熱心な観客が見られるのは貴重です。

ルジの海賊 は言わずもがな。
胸に手をあてる服従ポーズが恭しい。(同じポーズでも、ただあててる人は胸がかゆいのか?と質問したくなるときがある)
ここでもいました、花束隊。控えめに受け取ってプリマ(クリーク)に捧げるルジの姿はいつ見てもいいわー。どこかのだれかさんは「オレオレ度」が過ぎてバレリーナをたてたりしないものねぇ。

他のダンサーは、すいません。コメントは省略させていただきます。(手抜き)


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