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June 27, 2006

W杯　１８日目　決勝トーナメント１回戦　イタリア、ウクライナが突破

テーマ：ジーコ日本代表(421)

カテゴリ：スポーツ

イタリア　１－０　オーストラリア

　イタリアは、怒とう攻めを見せた。

　前半２０分、ジラルディーノが強烈なボレーシュートを放つと、２分後にピルロのロングパスを受けたトニが反転して左足を振り抜く。

　ＧＫの連続セーブに阻まれたが、猛攻は止まらない。３３分、カウンターからデルピエロのパスをトニが胸トラップし右ボレーを狙った。

　１分後にもペロッタの折り返しを再びトニがヘディングシュート。

　決定機の連続。いつゴールが決まっていてもおかしくなかった。

　しかし、後半６分にマテラッツィがまさかの一発退場。

　ＦＷのトニを下げてＤＦバルザーリを投入。

　後半ロスタイム、グロッソが誘ったＰＫをトッティがゴール左隅に決めて劇的な決勝弾を決めた。

　それにしてもイタリアの堅守には脱帽です。　一人少ないとは思えないサッカーを展開しました。

ウクライナ　０－０　スイス

　ウクライナは、中盤で素早くプレスをかけ、パスのスペースを与えない。
　自陣では相手をゴールに向かせない守り方を徹底し、ゴール近くでは３、４人で囲い込んだ。
　その上で手数を掛けずに攻撃する狙いだった。

　前半２１分、低いＦＫに飛び込んだシェフチェンコのヘディングシュートはバウンドしてクロスバーにはじかれた。

　この後、決定的な場面はほとんどなかった。だが守りは１２０分間、最後まで集中していた。

　その後、ウクライナはスイスと０―０のままＰＫ戦に入り、最初にエース、シェフチェンコが止められたものの、スイスは１人も成功せず、結局３―０で制した。

　スイスは１次リーグから無失点、無敗（ＰＫ戦は引き分け扱い）ながら、５２年ぶりのベスト８進出を逃した。

　スイスはウクライナとのＰＫ戦で、まさかの３人連続失敗に泣いた。

　連鎖反応が起こり、バルネッタはクロスバーに当て、カバナスはＧＫにセーブされた。

　次は、この堅守のチーム通しの対決です。　ある意味エース対決ですね。

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