いるかさんの詩



季節の変わり目さえ気づかないほど
ぼんやりしているあなたへ
混ざり毛糸集めて マフラー編んで
秋の野原をかけてあげたい
 私あなたのところへお嫁に来ました
 私の夢と心をかごにつめて
 サ サ サ サラダ サラダの国から来た娘

あなたが眠っている部屋の窓の
カーテンをそっと開けてあげたい
そしたらあなたは んー朝が
一番好きになるはず
 私あなたのところへお嫁に来ました
 遠い国から来たのにあなたはお留守
 サ サ サ サラダ サラダの国から来た娘

夜が来てフクロウが鳴いても
私こわくない ここで待ってる
あなたが心を開けてくれるまで
膝を抱えてひとりすわって
 私あなたのところへお嫁に来ました
 私の夢と心をかごにつめて
 サ サ サ サラダ サラダの国から来た娘



        『いつか冷たい雨が』

      雪が降る駅の片隅で 誰にもいたずらされないように
      うずくまっている年老いた犬
      パンをあげても見てるだけ 時が来れば汽車に乗る私
      泣くことのほか何もしてあげられない私

        広い道路の真ん中で ひかれてしまった三毛猫
        その上を何台もの車が通り過ぎて行く
        思わず目を閉じてしまった私を許してください
        みんなだってそう思っていると信じたいのです

      牛や鳥もお魚も 人間のためにあるのよ
      さあ残さず食べなさい
      そんな風に言うおかあさんにはなりたくありません
      でも私だって食べて育ってきたのだし
      虫だって殺したこともあります

        だからだからお願いです
        う役に立たなくなったら捨ててしまったり
        自分本位で可愛がったり
        小さな檻に閉じ込めてバカにしたり汚がったり
        人間だけがえらいなんてことだけは
        思わないでください

      人間以外のものたちにももっと優しくしてください
      同じ時を生きているのだから
      朝が来れば夜も来るし 生まれてそして死んでゆく
      私が土になったら お花たちよそこから咲いてください


『風にのせて』

見知らぬ街の あの少年に
とどけておくれ この言葉を

風にゆれる花を きれいねとあの人は言った
ぼくは今まで何も気づかなかった

風にゆれてる花が 君には見えますか
見ようとしなければ何も見えはしないのです

 急ぎ足で通り過ぎて行くなんて
 君にも知ってほしいな
 心のとびらを あけて

君に聞こえますか ぼくのこの声が
いつまでもうつむいていないで
顔を上げてごらん

風にゆれている花が そこには見えるはず
今すぐとどけてあげたいな
あの人からもらった ほほえみを君に
風にのせて

 (台詞)とっても悲しいことがあった時
     つらい時 だえでも 他の人から
     ほほえみをもらうものです
     そして自分もほほえむことが出来る様になるのです

     だから今度は君にも ほほえみをあげたい

                            作詞作曲 いるか

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