さ・る・の・あ・な・た

さ・る・の・あ・な・た

2007.05.07
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カテゴリ: つれづれ日記
連休中にレンタルして見ました(^^)。

何本も製作されていますが、これは最新版です。

お父さんは「ホントに韓国映画?」といぶかっていました。
主演俳優さん以外、ほぼ全員日本人キャスト。
韓国映画ということで、もっとヒロイックに描写されているかと思ったのですが、
人間・力道山の苦悩のほうに主眼がおかれていました。
朝鮮半島出身ゆえに差別され、
相撲部屋の新弟子時代の凄絶ないじめ。

出自の問題から角界での出世をはばまれ、荒れていたときに
「プロレスリング」という未知の世界に開眼させられたハロルド坂田との出会い。
(お父さんいわく
「この時代、ローリングソバットなんてハイレベルな技はまだなかった」
そうで(^v^))

そして敗戦後のうちのめされた日本を奮起させる、かつてない大スター誕生。
その出自を明かすことなく、「朝鮮が俺になにをしてくれた?」(韓国映画でこんな台詞がでることにまたビックリ(@_@;))とうそぶきながら、しかも切り離せない宿命。
(韓国から力道山を慕って入門したキム・イル氏の目線が効果的に使われている。)
良くも悪くも、時代の波にほんろうされた悲劇的人物としての側面が強調されています。

大後援者の藤竜也、糟糠の奥さん役の中谷美紀(このひとは『壬生義士伝』、『嫌われ松子の一生』と、薄幸な女性を演じると本当にはまりますねー(^_-)-☆)が上手く脇を固めています。武藤や船木をはじめとする大物を筆頭に、多数出演しているプロレスラーの競演も、もちろんみどころ(さりげなく、NOAHの選手がたくさん見れます(^v^))。
在りし日の橋本真也選手が力道山とタッグも組んだ東富士役で出演しているのがなんだか切ない・・・、このかたも、本当に早世が惜しまれますね。


(日本で築いた家庭以前に、半島に残してきた妻子の存在も定説になっているらしいですね。
一般に知られているのは、亡くなる直前に結婚した日航の客室乗務員だった奥さんですが・・・)、じつは謎の多い人物なのですね。日本統治時代~日本敗戦後の朝鮮半島独立~朝鮮戦争~サンフランシスコ講和条約と時代はめまぐるしく、同じく国と国の狭間で時代に翻弄された数奇な経験を持つ人々は多勢いたことでしょう。そんなことも考えながら、胸に刺さる作品でした。

公式サイトは、 こちら 。





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Last updated  2007.05.08 00:04:26
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