さしの部屋

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アオスタ

すっかり忘れていたけれど、ベルギーから帰ってから母とアオスタ旅行をしたのでした。
実は今年の春に訪れたばかりだったのですがその時はまだ寒くて
いい季節ではなかったので母上と再度行ってきたという訳です。
アオスタまで電車で行けばミラノから2~3時間くらいなのですが、
大胆にも線路の工事をしていて、電車が通っていないのです。

そんなわけで国鉄が変わりにバスを走らせていますが曜日によっては
とても接続が悪い。で、行きは長距離バス、帰りは国鉄のバス
(途中からちゃんと電車に乗り換えられるのですが)という事になりました。
アオスタはローマ時代に栄えた歴史満点の街で、一方、モンブランや
グランパラディーゾ国立公園などにかこまれた自然派の一面も見せます。
冬ならばスキーに行くような所だね。フランスやスイスの国境も近いので
言語も少々混ざっていたりして、かつ、なんかイタリア人らしくないことがあります。
例えば、車が停まって道を譲ってくれたり。さて、アオスタの街には見所は
そんなに多くありません。ローマ劇場の遺跡と、とっても興味深いカテドラル、
もう一つのロマネスクの回廊がある教会と、後はいくつか門があるくらいかしら。

カテドラルでは、ロマネスクのフレスコ画が屋根裏部分に残っている所にあがれたり、
地下に広がる前身の教会跡や、ローマ寝殿のポルティカートやフォロの跡を
見ることが出来ます。アオスタに行った事がある人でも、そんなのがあるの
知らなかったって言うかもしれないほど、地味な感じで、イタリア語が分からないと、
わかんないかも知れなそう。ガイドツアーで丁寧な説明をしてもらいました。
私たちが滞在中はメイン広場で骨董市が開かれたり、舞台が出来てバレリーナが踊ったり、
なかなか楽しい雰囲気。翌日はクールマイヨールへ。スキーや、山登りの
基点として使われる比較的高級なリゾート地。モンブランも近し、です。
母が一緒なのでかなり簡単なコース。10分ほどバスに乗ったところから出る
ケーブルに15分ほど乗って2千何mまで上がって高山植物園を散策。

高山植物1高山植物2

で、一つしかないレストランでボリュームたっぷり現地料理(チーズの焼かれたスープや
もりもりのポレンタ添えの肉煮込みなど)を苦しくなるほど食べて、
そして、クールマイヨールの街に戻ってきました。日曜日だからお店も閉まっていて
つまらないかなと思ったら、名産食材の市がやっていて、しかも、
どんどん味見させてくれるので、苦しい上にさらにパンチ、ながらも、
盛り上がってしまいました。

翌日、一日あまってしまい、何をしようか考え、お城めぐりをする事に。
アオスタ地方にはオリジナルは大変古い、小さなお城がぞろぞろあるのです。
でも、シンデレラ城みたいのではなく、要塞のようなものが多く、
崖みたいな所の上にあったりするのです。2つ行きましたが、
1つはヴィットーリオ・エマヌエレ二世などが夏、狩をするのに使ったりしていたものと、
もう1つは現在自然史博物館になっているもの。それなりに可愛らしい経験でした。

お城

このお城の中は現在博物館になっています。上り坂は案外つらかった。
隣の教会のロマネスクの鐘楼がお城の庭から至近距離で見ることが出来ました。
お城っていっても、寝室はちっちゃかったりするのです。
お城には必ず小さい教会(礼拝堂)が、くっ付いていたのも興味深いところです。

アオスタはアウトドアスポーツの場所のイメージが強いかもしれないけど、
本当は結構文化的な所です。結構、お勧め。


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