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さしの部屋
パリ&プロヴァンス
モン・サンミッシェルからの眺め
9月の初め、母と私はパリへと旅立った。母とは数年前にも
訪れた事があり、かなり片っ端から見て回ったものである。
で、なぜまたパリなのかと言う理由を説明すると、理由は二つ。
まずは、ルーブルで、閉館時間を勘違いしていて、モナ・リザを見なかった
という、結構恥ずかしいミス。私自身は昔、ルーブルはじっくり見たので、
どうしてもという気はなかったが、母は何となく心に引っかかるものがあったようだ。
そしてもう一つ、モン・サンミッシェルを見たかった、、、らしい。
例年の事として母の希望通りに予定を決めると、
あんまり良い事にはならない。ホテルなり、ギリシャのクルーズなり、
ずいぶん変な事が多かった。でもまあ、フランスのお料理はとにかく美味しいし、
分かりました、行きましょう。
そこでもう一つの訪れ先(一都市に行ってゆっくりしてられる
私たちではない)を考え、色々候補を出していると、
日本の母からの希望が届き、あっさりと、マルセイユにブイヤベースを
食べに行くと言う事に決ったのでありました。
パリにはEASYJETの格安飛行機で爽やかに到着。
オルリーからホテル(パリのホテルは外したので、多くは語りません)に着き、
今日の目的地はただ一つ。ここで、数年前のパリ旅行に話はさかのぼります。
到着したその日、まだ、どこでお食事していいのか分からない私たちは、
お決まりのコンコルド広場や、マドレーヌ寺院なんかの観光の後、
ブランド街に迷い込みました。こんなところじゃ、美味しそうなレストランも
なかなかないし、どうしよう、移動する?と思ったのですが、
でも、長い移動で、母はくたびれているし、
とりあえずなんか食べて帰ろうと言う事になる。
ふと、目の前にレストランが2つ。一つはカジュアル、一つは
高級そう。ジーンズだった私はひるみ、カジュアルのほうに入ろうとすると、
何と、私の嫌いな日本語メニューが。。。 そこで一瞬、やっぱりここ
やめようか。と思った瞬間。通りかかったムッシューが、
せっかくなら、こっちのレストランに入れ!と、言う感じの事を言ってくる。
そこで、気合が入り、意気込んで、高級な方に行ったのであります。
そこでの夕飯は、少々高かったけれど、今までの旅行での食事のトップクラスに
おいしいものでした。但し、当時、まだ、フランの時代。
小銭と言うものを持ち合わせていなく、チップがない~。
とても満足したにもかかわらず、高級目のレストランで、チップ無しで
出てきてしまったのでした。(数千円のチップなんて払えないもんねぇ、、なら、なし!)
と言うわけで、今回の目的地はそこ。いやあ、住所なんて覚えていません。
行く先々で、可愛いお店にひっかかりながら、その、
裏道にあるレストランに到着したのも絶妙に夕飯の時間。
いざ、入りました。
で、今回の感想は。。なんかね、きっと、ユーロで値上げしたのよ。
で、お値段の割には、前のような感動は味わえなかった。
普通に美味しかったんだけどね。
おじさんも前の人と違う人(でも母は顔を覚えていたけど)で、
「おいしい?」とか日本語で聞いてくるタイプ。
こういうの1番私たちの気持ちを盛り下げるんです。
でも、最後のデザートに希望を託して。。。って、このチョコレートのケーキだけは
やっぱり期待を裏切らないものでした。うまぁ。
さてと、翌日は朝早くからモン・サンミッシェルに旅立ちました。
パリから数時間のその駅からは、バスで一時間ぐらいかな。なんかね、4分の3が日本人。
まあ、でも、こてこての観光地なのは承知の上で来たから仕方ないかな。
バスはかわいらしい町並みを抜け、まさに入口の所に到着します。
すごいの、周りの海の美しさと、修道院の壮大さは置いておいて、
僧院に登る道に並ぶお土産屋さんや、飲食店が、下手な温泉街みたいにこてこて。
こういうのって、、、ちょっと。。。
まあいいや、とりあえずお昼ご飯。どこも無茶苦茶観光っぽいから
どれをとってもと言う感じだったけど、
景色が良さそうなところに入りました。幸い窓際の特等席に案内される。
ここでは、魚介のテンコ盛り&名物泡立てたオムレツを頂きました。
私が、簡単料理のその他のコーナーで紹介しているようなオムレツ(甘くない)です。
魚介の方はカニまでついていて、すごいものだったので、
オムレツは余計なオーダーだったみたい。
さてと、僧院へ。こちらは、あまり知られていないけど、
部分的にロマネスク建築の後が残ります。全体的にはもっと新しい
増築部が目立ちますが、やっぱり、期待を裏切らないものでした。
モン・サンミッシェルの回廊部
帰り、また、あの土産通りでお茶をしたんですが、
お昼のレストランで見かけた日本人女の子2人組みが、アイスクリームを食べて、
お店を見ていました。どう考えても、僧院の方では会わなかったなぁ。
思えば、町の下の方では日本人多かったけど、僧院の方では、
おじ様おば様の日本人観光客は見かけたけど、
居なかったよ、若者日本人。そこで、母と私は首を傾げ始める。
ここまで来て、僧院に行かないの???
そして、すれ違った日本人の言葉で、確信を得たのです。
「バスまでまだ、40分あるよ、頑張ったら登れるかも~!(な~んてね、と言うニュアンス)」
もしかして、本当に登らない人もいっぱい居るみたいだ。
帰りのバスは、他の日本人の人たちとは別方向のバスに乗らなくてはなりませんでした。
宿を、ポントルソンという、バスで10分ほどの町に取ったからです。
私たちのバスはパリに帰る人たちのものより15分ほど先に出ますが、
既に日本人がいっぱい待っていました。
信じられないんだけど、行き先表示(地名が書いてある)も読めないらしいのです。
バスがきたかと思うと、バーーーって、日本人がたかってしまい、大変です。
口々に、「これに乗れば何とかなるよ」とか、
「乗り切れなきゃ、もう一台来るかな」とか言いながら。
私だって、こんなこと言いたくないです。でも、20人ぐらいが
いっぺんに、15分も前についた行き先が違うバスに群がって、
運転手さんが、不機嫌にこれじゃないと、繰り返す姿を見るのは
本当に居たたまれなかったです。
私たちは、行き先も確認しており、乗ったのですが、
また来たよ、という顔で見られちゃうし、まあ、ポントルソン行き2枚と
下手なフランス語で言うと、態度は一変しましたが。。。
さてと、こちらのホテルは期待ものでした。だって、
お値段が安かったから、思い切って
ジュニア・スイート(ジャグジー付き)にしたんだから。
良かったです、バスローブとかもついてて、中庭も可愛く、とにかくラブリー、
ヨーロッパではめずらしい、部屋でコーヒーなんかを入れられるサービスもある。
部屋は広いし、満足満足。とりあえず一風呂(一泡)浴びて、
小さい町を散策です。何にもないだろうなぁって思っていたのです。だって、
本当に、モン・サンミッシェル観光だけで生きているような町なんだもん。
でもでもでも、、ここすごかったです。12世紀の教会があるんです。
しかも、とても個性的な、ロマネスク-ゴシック過渡期のもの。
教会内部の様子
感動のあまり、写真撮りまくり、大騒ぎしまくりの私。
正直、モン・サンミッシェルより良かった。
私のお好みのロマネスクの彫刻なんかもありました。
ファサード
夕飯は、何にもない町だから、ホテルで食べました。
一皿目くらいまでは良かったんだけど、途中でなんと、信じられないような
イタリア人の団体が入ってきたのです。あいつらぁぁぁ。。うるさい。
さんざん待たされて食べ終わった頃には、すっかり退屈していた母。
せっかくいいホテルだったのにね。お料理の味も、美味しかったし。
ついていなかっただけね。夜、廊下でもあんまりうるさいので、
ドア開けて、黙れ~(イタリア語)って叫んだのは言うまでもありません。
さてと、翌日、バスを待ちながら、地元のお花屋さんで種などを購入。
パリに帰ってからは、ホテルに戻り、その後、決めていた通り
ルーブルへ。何はともあれモナ・リザ。見ましたよ。
私は、3度目の再会です。母の足の調子があんまり良くないので、
あんまり他をゆっくりじっくりは見ないで、出てこようとしましたが、
イスラム美術のコーナー(前は見なかった)があり、すっかりはまって見てしまいました。
実は、イスラムの文様と、ロマネスクの関係は深く、
それに、前に母ともアルハンブラ宮殿などに行ったので、
2人して感動してきました。でも、、足の調子がやっぱり良くないみたい。
夕方は、シテ島を散策。中でも比較的、
地元っぽいお店で美味しい夕飯を食べて帰ってきました。
美味しそうなマカロン(実は私、マカロン好き)も購入しました。
思えば、今回のフランス旅行はなんか、ぱっとしない?と、密かに感じ始めていた矢先、
もう一つビッグな事が・・・
この日、もう、パリは大分見たから、シャルトルへ日帰り旅行。
こちらの聖堂は、ゴシック建築として大変有名ですが、
2本建つ塔の一つはロマネスク期のもの。そして、大変美しいステンドグラスの
オリジナルが残る事でも見逃せません。
シャルトル大聖堂
可愛いお店で、軽いランチをしたあと、早速聖堂へ。なんか、
日本語のご案内プリントもある。安いから買おうかなぁ、、って、小銭ないし。
ねぇ。母上、あなたの財布に小銭入っていたでしょ。出して~。。。
「ない、、ないないない。。」(母)
って、ないんです。いつもお会計の類は、私がしていたから、
母は、お財布を出す機会も少なかった。でも一体。。。
現金は本当に最低の額しか入っていなかったんです。
でも、カードとか。
早速、日本の父上に連絡して、全部ブロック。
母が、果てしなく落ち込んでいます。
いやあ、実際損したのは、たったの2500円だから。と、私が言った所で
母の気持ちは、、なぐさめられません。あんなに私に教育されて、
鞄の持ち方も、気を使っていたのに。
その後乗ったミニトレイン(市内を回ってくれる可愛い観光電車)も
母の気持ちをなぐさめる事は出来ませんでした。
シャルトルは町として可愛らしい所です。
こんな事がなければ、ご機嫌だったのに。
パリに帰っても良い事は起こりませんでした。
夕飯は、さまよったりするパワーがない母を連れて
母が行ってみたいと言っていたお店(ガイドに載っていた)に
行きました。立地も良かったしね。でもまたこれが、感じ悪い上に
まずい。おつりも返さない。って、もちろん、激怒して、取り返してまいりました。
教訓。。やっぱり、日本人が行く所って、使えない。。。
シャルトルの一日があんなだったら、本当は帰りに駅で翌日のTJVの
チケットを買っておきたかったのです。でも、母も元気がなかったので、
翌日、早めに駅に着き、切符を買いました。
人間、付いていない時は、とことん駄目です。
切符は買えたけど、席がないって。全席指定なのにどうするの?
実際、空いている2人座れる席は見当たらず、
でも、車掌さんはその辺にあるでしょ、、とか言う。
廊下の席に座って、3時間マルセイユまでの道のりを。。
普通の席に移れたのはアヴィニョンを過ぎた頃でした。
さてと、気分を入れ替えて、南仏に到着。
ホテルは、きれいではなかったし、情緒もないけど、
最低限の設備はしっかりしていて、しかも海が見えるいい所。
まずは出だしOK。シャワーを浴びてから、イフ島(お船に乗って行く古城がある島)
に向かいました。私は2度目で、前は晴天だったから、
海の青さに目がくらむほどでしたが、今回は、天気がいまいち。
でも、可愛らしい場所で。納得。そこのお城は、監獄として使われていた事も
あるんですが、10年程前に訪れた時と比べると、
内部がきれいに改装されていて、感じが良かったです。
で、帰りの船を待っていたんですが、
来ない来ない。遅れているんです。しかも、、、雨が降り出す。
幸い傘を持ってきたので、2人で相合傘。だんだん寒くなってきて、
母は、ミラノで買った、素敵なカーディガンを着ていて、
首元が結構出ていたので、ハンカチをバンダナのように巻いてあげる。
案外お似合いで盛り上がる私たち。だんだん雨は強くなる。
寒い。最後の方には、2人、オオマジで抱きあって待っていました。
私たちって可愛いでしょ。
ホテルに帰ってから夕飯を食べにいこうにも雨はやまず、
とりあえず、という感じのものを食べ、今日はおしまい。
翌日、念願のシルバカーヌ修道院です。
こちら、説明しますと、プロヴァンスの3姉妹と呼ばれる、シトー派の
修道院であります。ここに行くには、エクス・アン・プロヴァンスに
一度行ってそこからバス。でも、何本あるのかも分からないし。。
でも私たち、エクスにつくと、後数分で出発するのがあるということを発見。
慌ててバス乗り場に向かいました。
ロクなんちゃらとか言う町にバスはついて、そこから15分ほど
歩かなくてはいけないという事は分かっていたのですが、
ロクなんちゃらという地名を覚えていなかった私は、
運転手さんに、シルバカーヌに行きたいんだけどと言ってみる。
するとです、、運転手さん、本来はバス停がない(でも、通過はする)
ちょうど修道院のところで降ろしてくれました。
足が良くないは母、大喜び。でも、一方、ふと心配になった私は、
エクスに戻るには??と、私のお得意イタ-フラ語で質問します。
もう少し前方にヴィレッジがあるからそこから乗るんだよ、、みたいな事を
言われ、納得し、さて、見学です。
こちらは人里を離れ厳しい環境での修行を行ったシトー派らしく、
とても簡素で(事実柱頭などの彫刻を制限している)、でも、
それが別の目で見ると現代建築にもつながるモダンさを持ちます。
葦が生える湿地帯に建てられた事が名前に由来していますが、
現在は、教会前に長くのびる泉がその様子を伝えるのみです。
教会内部
以前の旅行記で(ブルゴーニュ編)扱った、他のシトー派の修道院と
とても形式が似ていることも心に残りました。
クリュニー会に並び、国際的に広まった、、つまり、同一の戒律などを
色々な土地で守っていたシトー派らしい特徴です。
さてと、ご機嫌にシルバカーヌを去り、バス停を捜すべく
ロクなんちゃらの町の方に向かいます。少し歩くと、
標識があり右に行くようにとの事。でも15分歩いても町は出てきません。
左にも平行した道があるようですが、標識にしたがっておいた方がいいし。。。
しばらく歩くと何となく町らしくなってきました。
でも、バス停がどうしても見つからない。
途中、道を聞きましたが、英語は分からないという事で
仕方ないので、エクス行きのバス~~と片言で繰り返す。
質問の意味は分かってくれたのですが、地元の人はマイカーで移動するのか
あまり把握していないのです。多分あっちのポスタ(郵便局?ポスト?)の方、
との返事ですが、行ってみても見当たらず、でも、そのおかげで
観光局を発見。こんなところにもあるんだぁ。なんて感動するも、
その時間はちょうど昼休みに入る時間。シャッターは閉められ、、
でも、中には人が居る。私たちは懸命にドアを叩きました、、が、
中の人、感じ悪くて、NOの態度。。むむっとしました。
幸い母も、状況が分かってか、足の痛みを訴えず、、
でも、私の気持ちは穏やかではありません。
仕方なく、お店に入り、もう一回聞いてみました。
そこのお姉さんも、英語は分かりませんでしたが、
質問は分かってくれ、私もあまり乗らないから分からないけど、
多分あっちと、道を教えてくれました。
ありがとうお姉さん。やっとの事で、バス停を発見。
で、時刻表を見ると。。。。。。次のバスは2時間後。
一日に3本しかないんじゃん~~~~。(行きは、慌てて乗ったので時刻表チェック
できなかった)だから、ロマネスク教会って見るの大変なのよ。
バス停を見つけた頃には、修道院を出て、1時間近くかかっていたし、
母も疲れている。。こんな時出来ることは、、、昼食休憩でしょう!
何でも12世紀だったか覚えていないけど古い建物を利用した
レストランを発見。こちらはとても感じが良かったんです、、が。
まずは、地元風前菜の盛り合わせ(一人前)が届いた時点で大騒ぎ。
何はともあれ、バカみたいに大盛り。ゆで卵、チーズ、お豆、アンチョビ、
いろんなものが乗っていてなんとも美味しいのです。
でも、メインは、一人一品頼んだし。。どうなっちゃうの?
と、私がおなかの具合を心配し始めた頃、母は、時間の心配を始めました。
フランスのレストランって、イタリアと比べても
対応が遅い事が多いのです。バス停にはできるだけ早く着いていたい母(だって
逃がしたら大変だしね)だんだんあせり始めました。
そろそろ催促でもしたほうがいいのか、、という頃になって
やっとメインが運ばれました。こちらも大盛り。
味は美味しかったですよ。母は、サーモン(大きいの2切れも)
で私はお肉。付け合せも豪華で。。ああ、時間があったのなら
いいお店だったんだけど。会計を頼むも、また対応が遅いので、
カード払いは諦め、現金置いて外に出ました。
それでもバス停についたのは時間の15分ぐらいは前かな。。
ベンチに座って、地元の小学生なんかが通りすがる様子を見ていました。
時間が過ぎ、、でも、バスは来ない。私たちも不安になりだす。
すると、反対車線と思われるところにバスが到着。一応見てくるわ、
と言って、バスに近寄ると、どうやらそれらしい。
慌てて母を呼び寄せ、やっとの事でエクスに戻ったのでありました。
エクスでは、少し散歩をしてみましたが、
メインの通りは特に見所なし。観光名所に行くには
歩かなくてはいけないので、折り返し、バス停に帰ろうとすると、
母が、、、、仕方ないのですが、おトイレに行きたいと言い出す。
こういうのが本当は困るのです。ゆっくりカフェに入る時間もなし、
どうしろって言うの~とは思いましたが、幸い、ファーストフード店を
発見。行ってらっしゃいと送り出す。込んでいたみたいでなかなか
帰ってこない母を待ちながら、外の席のところで居ると、
張ってあるメニューに日本人の女の子(大学生?)が近寄ってきました。
「どうする~?ここで食べようか?でも、、これってハンバーガーの値段でしょ?
高くない?」などと言いながら立ち去っていく彼女たち。
おいおい、ファーストフードが高くて食べれないのなら、
旅行中、どうやって食いつなぐと言うのだ。
母もしばらくして用を済ませ、バスは爽やかにマルセイユへ戻ったのでありました。
さてと、今晩こそは美味しいブイヤベースを食べてやる。
昨日は、雨の中、適当に入ったので、まあまあ、のものしか
食べられなかったのです。母は、出発前にチェックしてきたお店の
住所を持っていますが、正直、この期に及んで、日本の情報に
好意的にはなれませんでした、、、が、でもまあ、行ってみるとしますか。
で、地下鉄に乗って、わざわざ行ったのですが、
住所の広場の所に言ってもないんです。
わかんない~ってなって、仕方ないから、もう一回地下鉄に乗って
港の方に戻り、適当に感じが良さそうなお店に入りました。
幸い、ここのお店のブイヤベースは、なかなか美味しく、
長い長い1日の〆は穏やかに。。と言う落ちでありました。
でも、一つ気になったのが、横に座っていた英語圏の老夫婦、、
前菜にブイヤベースみたいなもの頼んで、メインもブイヤベースみたいでした。
私たちは、生牡蠣(一人前)を食べた後、メインにブイヤベースを食べたのですが
それでも死にそうになったのに、すごすぎる。老夫婦、ブイヤベース二杯。
翌日はニースの近所のサン・ラファエルです。
でも、出発前にもう一つのイヴェントが待っていました。
アルルに行って、出来ればモン・マジュール(アルルからバスですぐ)
という修道院に行きたかった。
アルルにつく。駅のインフォで聞くと、時刻はわからないという。
中心地までとりあえず行って、インフォで聞いたバスの
案内所に行く。なんと、昼休みで休業中。仕方ないので、簡単なお昼ご飯を
食べ(意外に感じが良かった)、オフィッスが開いてから行くと、
行きのバスはあるけど、帰りが何と、3時間後とか、、そういう感じ。
無理です!!母連れて。すぐに予定を変え、
市内観光にしました。いっても、アルルには色んな見るものがあるんだし。
そこで訪れたのは、サン・トロフィーム教会。こちらも、
ロマネスク教会界ではとびっきり有名。昔私がアルルに来た時は、
そういうの興味なかったから見なかったし。
で、教会自体ははっきり言ってたいした事はないんです。
正面の古代ローマ風ファサードがすばらしいくらい。
ファサード浮き彫りのディテール
でも、別の入口から入る回廊は、もしこれを読んで
今後アルルに行かれる方がいらっしゃるなら、絶対逃がさないで欲しい。
ロマネスクの宝です。細かいことは書きませんが、
興味深い主題の扱い。。ああ、基本的にズブの素人の母も、
気に入ってくれた様子。
天使のお告げの柱頭彫刻、(オータンのものと似ている)
あと、アルルの町は、円形劇場(ここからモン・マジュール遠めに見えました)
とか、地下の何ていうのかなぁ、教会の下に、広大な遺跡が残る所やら、
ローマの温泉跡やら、色々あって、目的のモン・マジュールには行けなかったけど、
観光を堪能してしまいました。プロヴァンス風の素敵なテーブルクロスも買ったしね。
ゴッホとかは歯牙にもかけない私たちもどうかと思うけど(もう、はっきり言って
見飽きたのです。。。)。
アルルから、サン・ラファエルまでは特に問題はありませんでした。
でも、ホテルについて、、、部屋がね、なんか4つもベットがあるけど、
きつきつで、中庭(と言うか、、狭いの)に面していて
とても暗かったんです。ベランダがある部屋があるの知っていたから
変えてくれないかと交渉。ツインだとないから、ダブル2つあるから
2部屋使っていいよと言われ、、でもね、2人旅で2部屋なんて
寂しいでしょ。結局、ダブルの部屋1つを使わせてもらうことにしました。
色々あった旅行もいよいよ終盤。
翌日はフレジュスと言う近郊の町へと繰り出します。
ここには5世紀の洗礼堂があるのです。
町につくと、広場では野外市。母はこういうの大好きだから盛り上がります。
で、、その後、ガイドツアーでしか入れないと言う洗礼堂&回廊の
ツアーに申し込みに行くと、受付でなんとイタリア語が通じるのです。
で、今始まったばかり、駆けつけてくださいとのこと。
手前の部分が洗礼堂
洗礼堂は、想像通り、なかなか素敵で、、でも、思ったより
素敵だったのは、ルネサンス期の木戸の浮彫りと、回廊の天井にある
パネル状態ではめ込まれてある絵です。
こういうのって、恐がってガイドツアー参加しなきゃ
分からない事だよね。説明はフランス語だけど、耳を済まして
一生懸命聞けば、なんかしら分かるものですし、
ガイドをしていたお兄さんも優しく、私を呼んで
洗礼盤の中身を覗かしてくれたりしました。
夕方、さてと、泳ぎに行きますか。
サン・ラファエルで安いゴザ買って、海に繰り出しました。
母上は、先ほどの野外市で買った短パン。2人ともご機嫌です。
だって、観光ナイズされすぎていない、素敵なビーチでのひとときですもの。
海はほどよい波と、程よい日差しと。。
そう、、これが、南仏のヴァカンス。やっと何かを掴みかけておりました。
翌日の朝。夜の電車でミラノに戻るつもりでしたが、
時間が余ったので、日中はニースで過ごすことに決めていました。
ミラノまでの切符を朝サン・ラファエルで買ったときも、
特急料金を請求されなかったのでちょっと疑問に思い
聞いてみたのですがそれでいい(?)との事。
まあ、じゃあ、とりあえずニースへ。
でも、やっぱり不安だったので、ニースの駅のインフォメーションで
再確認、すると、フランスとイタリアの国境であるヴェンティミッリアまでは
バスだし、ヴェンティミッリアからはそこまでのバスが混んでいるから
予約した方がいいとの事。何でバスなのか聞く前に予約カウンターの
待ち番号の紙を渡され、ほとんど追い返される形になってしまう。
でも、その予約センター時間がかかるの。1時間待って、やっと順番に
なったら、なんと、もう、時間的に予約は出来ないって言うのです。
まだ、電車の時間には、6時間とかあるし、1時間待ってこれ?って
私は激怒です。途中のモナコまでなら電車があるとかいう情報も得たので
乗るほうがいいのか、悩みながら、もう一回インフォで聞いて居たりしたら、
何と、日本語で気の弱そうなお兄さん(フランス人)が話し掛けてくる。
なんか、分んないんだったら、お手伝いしますよ~とか何とか。
お兄さんと再びインフォメーションに並ぶと、
よく分かりました。いい人なんだけど、主張が足りないし、ちょっと、
要領を得ない。。途中であんまりらちが開かないので私も英語で会話に参加。
途中、ヴェンティミッリアの方でトンネル事故が発生したため、
バスで繋いでいるとの掲示を発見。でも、お兄さん、で、バスは
どこから出るのでしょうね、、という会話にも、
多分駅前に居れば何とかなるでしょうとの事。親切だったから何とも言えないけど
はっきり言って使えないので、上っ面のお礼だけ言って分かれる。
ほんの入れ違いで、と言うか間違いで彼が持っていた市内地図を母が
握りしめていたけど、どうせ観光局でただでもらったものだったから
そのまま拝借。私たちは、ご機嫌に市内に向かい、
美味しいニース料理を堪能。旧市街でちょっとお買い物なんぞしながら
楽しみ、夕方、駅に向かったのであります。
で、やっぱり、お兄ちゃん使えない。
ミラノに向かう特別バスの乗り場は、ホームから入るし、駅前なんかではなかったし、
(お兄ちゃんを信じていたら完全に逃がしていた)
しかも、予約は義務付けられていますとの表記も。って、
どうするのよ。さんざん並んだのに、予約出来なかった私たち。
ドキドキしながら、バスを待つも、思ったよりずっと爽やかに、
バスに乗せてもらえましたし、電車で行くよりもすっと早い時間で
国境までたどり着いたのです(終わりよければ・・・)。
そこからは、ご機嫌なもの。もう変えれるんだとなれば強い私たち。
ご機嫌にビールなんて飲みながら、約11時ミラノ着の電車に
揺られていたのです。
ミラノの家についたのは12時近く。でもね、無事だったんだから
良かったね。
今回の長い旅行は、波乱万丈、問題も多かったけど、
でも、美しいものもいっぱい見れましたし、ここでは書ききれないほどの
素敵な出来事もありました。
混乱の旅も、素敵な記憶です、おびえずに出かけるのが、いいんだなぁって、
今になって思う私です。まあ、慣れて来ちゃってるのかもなぁ、ハプニング。
とにもかくにも今回は足の痛い母との旅行と言う事で、制限が
多い為に起こった失敗も多かったし(レストランを足で探したり出来なかった)
それにしたら上出来かもね。
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