仕事の忙しさにかまけて更新をサボっている間に色々とあったようですね。
グリーンランドほぼ全域で氷床融解 原因は「異常に強い高気圧帯」:産経ニュース 2012.7.27 10:48
衛星による観測データによると、グリーンランドを覆う氷床が急速に融解している。氷床の厚みが3kmに及ぶ内陸部も含めて、ほぼ全域(97%)で溶け始めているという。
グリーンランドの氷床を観測している衛星のデータによると、氷床表面の97%が溶け始めたことが わかった 。
7月8日(米国時間)、氷の表面温度を測定している中分解能撮像分光放射計(MODIS)衛星は、氷床表面またはその付近のおよそ40%が溶けていると示していた--
これはこの季節の平均融解率50%を少し下回っていた。
だがそのわずか数日後、その割合は97%へと急上昇し、この巨大な島のほぼ全体で氷床が溶けた。その範囲は、ほとんど氷床に覆われていない島の端の低地から、氷床の厚みが3kmある内陸部にまで及んだ。
原因は、異常に強い高気圧帯
--米航空宇宙局(NASA)は「熱のドーム」と表現している--がグリーンランドを覆っているためだと考えられている。グリーンランドでは、2012年5月末からこうした気候が続いている。
この高気圧帯は7月16日から消え出したが、すでにその時点で、 Summit Station (グリーンランドの中央、最高地点に近い海抜3,000mに位置する)が融解の兆候を示していた。
氷床コアのデータから、この規模の融解は1889年以来であることがわかっている。「Summitの氷床コアから、この種の融解現象は平均して150年周期で起こっていることがわかっている。前回の融解が1889年だったことを考えると、 今回の融解はちょうど周期通りだ 」と、 NASAのゴダード宇宙飛行センター の氷河学者で、衛星データを解析している研究チームのメンバーであるローラ・ケーニグは述べている。今後もこの現象が続けば、懸念される事態だという。
日本ではほとんど報道されなかったようですが、このグリーンランドの氷床の融解は150年周期。
北極海の氷の下で藻が大量発生、NASA調査:AFP 2012年06月08日 17:48
【6月8日 AFP】海洋の食物連鎖で必須の存在である小さな藻類を調査する米航空宇宙局(
NASA
)のプロジェクトで、これまで予想もされていなかった場所で大量の植物プランクトンが発生していることが明らかになった--北極海の氷の下だ。NASAによるこのプロジェクトでは、多くの海洋生物にとって重要な食物源となっている植物プランクトンを衛星と実地計測によって調査している。
アラスカ沿岸沖のチュクチ海(
Chukchi Sea
)の氷を調査サンプルとする目的で、米沿岸警備隊(
US Coast Guard
)の砕氷船ヒーリー(
Healy
)に同乗したNASAの調査チームは、厚さ0.8~1.3メートルの氷の下に「著しく大量の」植物プランクトンバイオマスを発見した。その量は一般海域で見られるものの約4倍だったという。
米スタンフォード大学(
Stanford University
)の科学者でチームリーダーのケビン・アリゴ(
Kevin Arrigo
)氏は、氷下の植物プランクトンの大量増殖(ブルーム)は100キロほど広がり氷棚にも達しているとし、また見た目については「豆スープ」のようだと記者団に説明した。
「全く予想だにしていない事態だったために、チームの全員が驚いた。調査を25年間続けてきたなかで、これほど集中する植物プランクトンのブルームは目にしたことがない」(アリゴ氏)
アリゴ氏によれば、庭でトマトを栽培するのと同じように植物プランクトンも日光を栄養として成長するため、日光が届きにくい厚い氷の下では大量に繁殖しないと考えられていた。
本調査は、「北極圏内の太平洋における生態系と化学現象に対する気候の影響(
Impacts of Climate on Ecosystems and Chemistry of the Arctic Pacific Environment
)」、通称「
ICESCAPE
」として2010年と11年の6~7月のそれぞれ2回にわたって行われた北極海遠征の一環。
これまで北極では氷が溶解するまで単細胞生物は生息できないと考えられていたが、今回の発見により、荒涼とした冷たい場所と考えられてきた北極圏の生態系については、根本的な理解の見直しが迫られるだろうとアリゴ氏は言う。
最新の調査結果は7日の科学誌サイエンス(
Science
)に掲載されている。(c)AFP/Kerry Sheridan
こちらもほとんど報道されていなかったようですが、日光がほとんど届かないと考えられる北極海の氷の下でプランクトンが繁殖しているなんて・・・。今まで調査されいなかったことでしょうから数百年前にもおきていたかどうかは分かりませんが、気になりますね。
大震災で噴火誘発の懸念 マグマ発泡か、数年は警戒必要:産経ニュース 2012.9.17 09:56
こちらは5日前に日本国内のことだからか、結構報道されていたので引用はしませんが、世界で20世紀以降に起きた計5回のM9以上の巨大地震では、その後、例外なく噴火が起きているということで、 「今後数年間は、日本のどこで噴火が起きても不思議ではない」。 そうです。巨大地震が数百年周期で起きているとすれば、その都度噴火も起きていたことになりますね。
1月に放送された番組を見て、「 1月15日に放送された「ザ・スクープスペシャル」を 」なんて書きましたが、数百年や千年周期で起きる自然現象で、これまでは時期がずれていたものが、周期の数字が最大公約数で一致するのがここ数年なんだろうか・・・なんてしょうもないことを考えてしまいます。
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白頭山の噴火と ソドムとゴモラ 2012年06月15日 コメント(2)
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