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2008年11月19日
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カテゴリ: ブログ小説
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坂の上の雲と戦争ゲーム

今日のノート

中韓戦争

大統領の決断で韓国陸海空三軍は中華人民共和国に攻め入りました。元はといえば人民解放軍が北朝鮮に進出してきたために発生した緊張状態だったのです。中国はアメリカがいなくなったことをいいことに露骨な覇権主義を掲げてきました。大統領は反対にこれを利用し、言いがかりをつけて朝鮮半島と民族自決の防衛戦争を起こしたわけです。

中国国内の不満は最高潮に達していました。中国では解放改革政策と社会主義体制の矛盾がどうしようもないところまで来ていたのです。ひどい格差と自然環境破壊は修復不能に思われました。

中国は21世紀に入ってから何とか30年持ちこたえていましたが、それはアメリカの存在があったからです。時に対立し時に協調しながらやってきました。国際社会を二人三脚していたわけです。そのアメリカが急に舞台から下りました。大きな支えを失って中国はついに大国としてのバランスを失いました。

その隙を完全につかれました。まさに中国版パールハーバーです。

路線図

韓国軍は電撃的に攻めました。平壌から北京まで鉄道路線に沿って複数の拠点にサイバー歩兵の小隊を同時に投入したのです。サイバー歩兵は行政機関や軍・警察機構の中枢に易々と侵入して都市機能を乗っ取り制圧してきます。

公共交通機関、あらゆる放送、電話やインターネットなどの通信を支配して都市を操りました。一発の銃声すら聞こえません。多くの中国人は占領されたことすら気がつかなかったのです。武装した人間に対しては速さを武器に圧倒的に先制しました。大抵は睡眠ガスを注入するだけで終わりでした。こうして無力化された都市には民間人を含めた治安維持部隊が輸送機で送られてきます。ここで初めて占領されたことに気がつきます。

平行してインターネットの回線にコンピュータウイルスを仕込み、人民解放軍の通信網を攪乱、さらにウイルスを使ってウソの指令を出して大混乱に陥れました。人民解放軍はその混乱の中で指揮系統を失い、同士討ちが相次ぎました。そして崩壊していったのです。

韓国軍はほとんど一発のミサイルや爆弾、砲弾を使うことなく北京に到達しました。人民解放軍による同士討ち以外ではほとんど死傷者は出ませんでした。これが2030年代の戦争でした。わけのわからないうちに中国の東北部は少数の韓国軍に制圧されてしまったのです。北京上空に韓国空軍の戦闘機が飛来してきました。迎え撃つはずの人民解放軍の戦闘機は一機も上がってきません。















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最終更新日  2008年11月19日 11時30分40秒
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