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2011年12月02日
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畏れながら天皇陛下の寿命を意識する段階まで来ました。後継者問題が十分解決していません。

その原因の一つが今の皇太子殿下のお子様が愛子さまただお一人だということ。皇太子殿下が即位されたあと、その後が続きません。だから弟の秋篠宮家に皇位継承権が移ります。

皇室典範が皇統に属する男系の男子にしか皇位継承権を認めていないからです。

だから、愛子さまが継承できるように皇室典範を改正する動きがありました。ですが悠仁さまが誕生されたので、あっという間に棚上げ状態にされてしまいました。女系天皇に対する根強い抵抗があるからです。

男女平等の観念からすれば男女で継承権を区別するのはおかしいです。しかし、その思想が明確になったのは日本ではやっと戦後からです。そして社会に根付き出したのはここ20年くらいでしょうか。それよりずっと前から、歴史的事実として少なくとも1200年以上、天皇は男系のまま継続してきました。

それには意味があったのです。系統を男女ぐちゃぐちゃにすると血のつながりがどっと増えるからです。そのために、だれが継承するのによりふさわしいかを常に争うことになります。最初は話し合いでも、遅かれ早かれ血で血を洗う様な陰惨な闘争を生みます。事実、多くの家系、一族が内輪もめが原因で滅んでいきました。

このルールの面倒さは民主主義にも似ています。民主主義も手続きが重要です。できるだけ多くの人の意見を反映させようとするので能率がよくない。ムダもたくさん生まれます。それでいいのです。それが権力や権益のパワーをコントロールしています。いわば社会の安全弁の働きをしているのです。

男系継承という面倒なルールも天皇システムの安全弁なのです。安易に近代思想だけで決めていいものではありません。

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最終更新日  2011年12月02日 10時28分22秒
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