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2021年06月21日
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カテゴリ: 生活
2007年に購入したある投資信託は1年後に暴落しました。リーマンショックです。基準価額が急落しました。株なら損切りの状況です。半値まで下がった時に冷静になってそれまでの株式市場の値の動きを確かめました。上がったり下がったりしていますが、基本は右肩上がりです。時間を味方に付ければ必ず儲かるようになっています。ただいつ回復するかが全くわからないのです。予測は不可能です。

 人口の増加率は年率1%です。100人の村なら一人死んで二人生まれる計算となります。次の年は101人です。毎年福利で増えます。人口が増えれば確実に経済は成長拡大するのです。だから人口こそ増えていれば確実に市場の価格は上がります。

 投資信託はプロが運用します。儲けたいと思って運用します。結果の出方はその構成されている投資内容によって左右されます。

 投資信託で損をした人は値が下がった時に売ってしまった人です。売ることで損を確定してしまいました。投資信託を購入するということは値上がりするまで待つというその粘りが要求されます。狩猟の世界です。チャンスが来るまで辛抱強く待つのです。ポーカーです。日本は農耕文化です。くわを入れ苗を植え肥料や水をやり世話を続ければ収穫が期待できます。パチンコですね。

 購入した投資信託はアベノミクスのおかげで劇的に回復しました。結局10%以上の利益を上げて手仕舞いしました。今いくつか投資信託を持っていますが、私の方針はできるだけ長く保有する、です。いつか利益が出ます。ただいつどれだけになるかがわからないのです。暴落する危険も常にあります。私の考えとしては、家の資金とか学費とか、何かの目的のために投資信託を活用するのはやめたほうがいいということです。利益の回収を自分の都合で区切った場合、損した場合はショックでしょう。得したと言っても目標価額に達しなければやはり損した気分です。そういう状況に投資信託は向いていません。福利年率1%。最終的に人口の増加率分だけ利益が出たらそれでいいのです。72の法則で72÷1で72年です。およそ元服してからの一生です。これを世代間に引き継げばどんどん倍々で増えていきます。現実は3%程度で増えています。72÷3で24年で倍です。そして富が巨大になれば特に無理な運用をしなくてももうそれだけで自然に豊かになるのです。例えば今10億円あれば効率の良くないと言われる毎月分配型の投資信託でも年間5千万から1億円程度の配当金が入るでしょう。普通の暮らしどころか立派なお金持ちです。家族経営の自営業などの利益としても立派です。

 実際100年前の日本と比べれば今の日本の豊かさは100倍どころではありません。でも相対的に貧しい人が増えている。これは富の再分配がうまくいっていないからです。過度の競争が原因です。家族や地域の繋がりが一部の金持ちの欲望のためにズタズタにされたのです。新自由主義です。

 単純に親・子・孫3世代が常に仲良く協力すれば必ず豊かになります。親の遺産は次の子の投資の種として引き継がれ、そして孫はその利益でもっと豊かになる。投資信託はそれらを支える人類の知恵が生み出した商品なのです。投資信託は一般的に株式投資、特にデイトレードよりは相当効率が落ちます。値動きも鈍いです。下がる時は下がるのに上がる時はノロい。でも時間を味方につけると自然と増えていきます。もっと早く儲けたいとか結果を焦るのは禁物、持っていることすら忘れるくらいなのが丁度いい。どれだけ長く待てるか、いわばハンターの世界なのです。チャンスが来るまで焦らず信じて待つ。決して無理な追い込みはしません。

 日本人はお金も畑を耕すように収穫しようとします。コツコツ真面目なのです。しかし農耕文化はどうしたわけか狩猟文化よりも格差が深刻になり飢餓をもたらします。それは自然の営みを超えた収穫を得ようとするからなのです。

 儲けに執着しないことが儲けることの原理だということを思い起こす必要があります。人口が増えていく限り経済は成長し続けます。これは真理です。日本が少子化で騒ぐのは人口が減っているからです。このままでは経済が縮小する。しかし世界規模で見ると人口は増えています。だから結局日本の経済も成長するのです。そういう見方で見てみると案外世の中捨てたものではありません。一人でなんとかしようとするべきではありません。もっと助けてもらったらいい、助けてもらい上手になればいいのです。投資信託はその助けてもらい上手になるための商品の一つだと私は見ています。

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もう一つのアリとキリギリス
by 倖和(サチナゴム)





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最終更新日  2021年06月21日 08時38分48秒
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