倖和(サチナゴム)の妄想小説・・・

倖和(サチナゴム)の妄想小説・・・

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

sound_moon810

sound_moon810

カレンダー

コメント新着

aki@ Re:「祖国のために戦えますか」櫻井よしこの件。(01/23) この様な書込大変失礼致します。日本も当…
ふぉるもさ@ Re:故美空ひばり氏。高度なAI再生でも“不気味の谷”を超えられずの件。(11/27) 「こんなの美空ひばりじゃない!」って泣…

フリーページ

2021年06月23日
XML
カテゴリ: 政治




 さらりと出ましたが、強力な兵器に刺激されて戦いを挑んできたというのはそれなりに説得力があります。先の大戦で日本がアメリカに挑んだのは石油を止められたからです。資源も強力な武器となります。時間との勝負になりました。燃料が無くなってしまってはどうしようもありません。ハルノートで交渉は絶望的となり真珠湾へと突き進みました。ルーズベルトの罠と考える人もいます。

 現在、中国の尖閣諸島に対する領土侵犯の動きはエスカレートしており海警・巡視船の武器使用を認める国内法を整備して圧力をかけてきました。しかし、一方で軍事力の行使は自制しています。武器使用の法律が同時に日本の右傾化をも刺激しているからです。

 中国は大国相手の軍事力行使にあまり経験がありません。小国ベトナムに対してすらも苦戦しています。そして平和国家日本です。その日本の尖閣国有化の動きに振り回されました。現状を変えられたのです。中国は怒りました。でも下手に刺激して日米安保条約を発動させてしまってはもっと面倒です。

 領土問題は容易に解決できません。最終的には双方の主張を共存させる方向に持っていくことになります。性急な解決を図ればこの映画のような戦争です。映画の終わり「負けすぎなかったが勝ちすぎなかった」と政治家はホッとしていました。交渉での解決に望みがある終わり方でした。でもどうでしょう。これは現実では難しい。映画ではどう見ても日本の勝利です。国際ルールではこの場合現状回復が常識です。敵は撤退、尖閣は完全に日本の領土となるでしょう。しかし後は分かりません。

 第4次中東戦争ではエジプトが奇襲を成功させイスラエルを緒戦で圧倒します。しかし反撃で攻勢は尻すぼみになりました。これがきっかけで中東和平が実現しエジプトは領土を大幅に回復することができたのです。実際は負けかけていたのですが国際政治の力学で領土を回復しました。ですから国際政治の力学の中で尖閣が日本の施政権から切り離されてしまう可能性もあります。いわゆるニュートラルゾーンです。アメリカあたりがその方が台湾防衛に都合がいいと考えたらそうなります。

 映画は冒頭いきなり戦闘が発生したのでその前後の状況がさっぱり分かりません。中途半端な感じがします。私は現実世界では何かの事故が起きない限りは戦闘は発生しないと見ています。例えば偶然に中国籍の船が座礁、乗組員が脱出して尖閣に上陸し救助を求めたとか言った具合です。

 もし中国国民が尖閣に上陸し救援を求めたら中国は強気な態度とは裏腹に事態に困惑するでしょう。建前としては救いに行くのが当然です。しかし相手も領有権を主張しています。ヘタをすると小競り合いが発生し戦争に発展する恐れもあります。今の世の中で明確な意思を持って交戦権を行使する国はほとんどありません。先に手を出した方が負けだからです。

 実は日本を今軍事的に攻めているのはアメリカです。強力な軍事力をすでに日本に展開しており、いつでも日本を占領下に置くことができます。その力を背景に改憲もアメリカの軍事的負担を軽減するために応援しています。中国や北朝鮮はそのための良い口実なのです。あまり調子に乗って自衛隊を強化したら本当にこの映画のような“事件”が勃発するやもしれません。

Destiny OPDestiny 体験版を遊びつくしてみた。
貴婦人貴婦人の乗馬他 オーケストレーション
にほんブログ村 小説ブログ SF小説へ
にほんブログ村 小説ブログ 童話・児童小説へ
にほんブログ村

もう一つのアリとキリギリス
by 倖和(サチナゴム)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2021年06月23日 07時35分39秒
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: