
音楽の先輩からショートメールが届いた。
なんやろ、また飲みのお誘いかな??
ニヤニヤしながらメールを開くと、
一瞬で固まった。
通夜と葬儀の日を知らせる文面だった。
え???はて???なにかの冗談だろ、
とメールをスクロールしてもオチがない。
まじか!ウソだろ!今年もお店行ったよ!、
元気だったよ!ピアノ弾いてくれたよ!!
どうにも信じられなかったが、
翌日、フェイスブックで身内の方からの報告が上がった。
ひとって、そんなに急に、なんの前ぶれもなく死んじゃうものなのか??
知識としては知っていても、
現実に身近で起こるとすぐには呑み込めない。
後日、お店でお別れの会が催された。
いつもあるのがあたりまえのお店、
いつもいるのがあたりまえのマスター、
ほんとはあたりまえではなかったのに、
そこに気づかない。いなくなってから気づく。
ピアノの上には遺影、ご遺骨、お花、
店内は常連さんでいっぱい。皆が、急すぎるマスターとの別れを惜しんで、
遅くまで飲み、語り、セッションした。
お店は閉じられる予定ではあるが、
年内までは身内の方が引き継がれ営業されるそうだ。
ピアノ、弾きに来よう。
マスターからの、
「教えてやるけん来なっせ!」
の言葉はもう聞けないけれど。
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