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| ■分裂する花 手に持った1本の毛花が2本に増え、そして3本に増えるマジック。 非常に簡単で、道具を手にすればすぐ理解できることでしょう。初心者にお勧めで「忘年会で何かしなきゃ」ぐらいのサラリーマンがこれを手にすれば、手軽にマジックっぽい事ができます。そして、これは中級者以上にもお勧めできる道具です。私自身、かなり有用な道具だと実感しています。演技の中に入れることで華やかさを手軽に加えることができます。 |
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| ■ミリオンフラワー 板バネの力でパッと開く花です。「ミリフラ」と略称で呼ぶ人も。 手に沢山隠し持って(=パーム)ひとつずつ出して見せる のに使います。まとめて散らすと、とても華やか。両手に持って交互に出したり、シルクを使って綺麗に出したり、ケーン(=ステッキ)の端からカッコよく出して見せたり、見せ方にこだわると演技の幅が広がります。 扇子を使ったミリフラの出し方が「奇術入門シリーズ ステージマジック/著:北見マキ 東京堂出版」で解説されていて、参考になります。 このミリオンフラワーを保持する道具を合わせて使うと、より負担なく演技に打ち込めることでしょう。 |
| ■センス 扇子はステージで使われる事がしばしばあります。小さくたたんだ状態から、大きく開く事ができるのはメリットですね。たためばウォンドの様にも扱え、紙ふぶきを仰ぐのにも使え、中には扇子をメインにした手順を組む人もいます。 さらに、上の様な扇子もありました。左のフワフワした物は通称「ジュリせん」。一時期大流行したディスコ「ジュリアナ」から来た呼び名。そして、両面で色違いの扇子もあり、手順に発展性を持たせることができそうですね。 |
| ■チェンジング・バッグバッグ 「中に物を入れ、 オマジナイをかけると違ったものになって出てくる 」という現象がお手軽にできる道具です。できることは色々で、例えば…… 1) 中に入れた赤いシルクが青シルクになって出てくる。 2) 緑のシルク2枚を結び合わせて中に入れておく。そして、手の中で赤いシルクを消す。すると2枚の緑シルクの間に赤シルクが結ばれて出てくる。 3) 観客にカードを1枚選んでもらう。そして、チェンジングバッグの中に白シルクを入れると、観客のカードが印刷されたシルクに変化する。 4) 千切れたバラバラのシルクを中に入れると、つながって出てくる。 5) 4枚のシルクを中に入れると、つながった1枚の大きなシルクになって出てくる。 6) 一枚一枚に色んな物を書いたメモ用紙を袋の中に入れ、その中から観客に1枚を選んでもらうときにフォースすることができる。 7) 3色のシルクから一つを選んでもらう。するとバッグの中から同じ色のシルクが出てくる ……などなどなど。ステージのみならずサロン、そしてクロースアップですら使える道具で、応用範囲は非常に広いです。この商品そのものを手にした事はありませんが、この手の道具の操作はまず間違いなく非常に簡単。 |
| ■ダブパン 「ダブ」とはハトのこと。白いハンカチを中に入れて蓋を閉めて、 オマジナイをエイ! 蓋を開けるとハトが出てくる ……という道具。使うものはハトに限らず、色々と応用が利きます。ストリーマー(=のべシルク)やシルクがたくさん出てくるような使い方をする人もいます。本格的なステージマジックが手軽にできる道具です。 |
| ■シルク いわゆる「ハンカチ」 です。色、ツヤともに見栄えが良く手品で使うのに向いてます。シルクとは絹のことですが、化学繊維のものが多いのが実際。サイズは60cmと45cmがよく使われる大きさで、ここで紹介しているのは45cm。 手品のいろんな場面で用いられ、ステージマジックではシルクが全く出てこないものの方が少ないのではないでしょうか。シルクを主体とした演技もしばしば演じられ、様々な色が踊るそのステージは華やかなな演技になります。ステージマジックをするのであれば、必ず学んでおくべきでしょう。 なお、シルクは美しく振ることが良く、シルクのなめらかさを表現できるような綺麗な振り方を研究・練習するとより上のレベルを目指せます。 シルクマジックを覚えるには「シルクマジック 奇術入門シリーズ」等の書籍が参考になります。 →びっくり箱の記事 |


