saya’s world

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自分のことは自分で責任をもつ


女子高校生のスカート丈 熱く議論 県教育委員会 という記事を見つけた。
要するに、最近の女子高生のスカートは短すぎる、という話で、
それに対して県議会で教育長が、
「制服の問題は生徒自らの問題としてとらえ、考えさせることなどが問題解決への近道」
と答弁したのに対し、それだけじゃいかん、モラルの問題である、教育が先頭に立って何かしなくてはいけない、というような反論が相次いだそう。
問題改善を社会的な運動にしていく必要がある、などと言った議員さんもいらっしゃる。

この大人たちの発言の中で一番気になったのは、県教育次長の、
「(校内で)指導しても、校外に出たらまた丈が上がっている」
という発言。
まさにこれが賞罰教育の持つ問題なんだよね。
賞罰教育の弊害として、
根本的な理由を理解しないまま、罰を恐れる為に問題とされている行動をしなくなる、
が、叱る者がいないと、罰を恐れる事がないため、
問題とされている行為を行う。
ようするに、叱る人の前でだけ、問題行動を止めたふりをするわけだ。
罰を受ける、指導されるから、校内ではやらないが、
指導するもののいない校外では、丈を短くする。
罰を受けなければそれでいい、って言う、まさにその考え方だよね。

私は教育長の答弁に賛成。
では、どうやって「生徒自らの問題としてとらえ、考えさせる」ことができるのか、
ということを話し合うべきであって、
その発言に反論するのは時間の無駄だと思う。
どうして、スカートを短くしちゃいけないの?
そんな、単純に聞こえる質問に、
どうやって応え、生徒自ら答えを出していけるように援助できるのか。

特に高校生って、ファッションとかに敏感で、
短いのが可愛いっていう風潮になっていると思うんだけれど、
短くしなくても可愛い制服とか作るのとか、だめですか?(安直)

自分が現場の教師になったつもりで、ゆっくり考えてみようとおもいました。

みなさんも、何かいいアイディア、ありますか?

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