空。

空。

準備



まだ 手紙を書いていない

まだ 遣り残したこともある



いつにしようか

いつがいいだろうか



慎重に 慎重に 計画を練らなければ

「いつか」のその日

最後に 良い子として映るように

私は演じなければいけない



どういう風がいいかな…

笑ってくれるだろうか

喜んでくれるだろうか



次の瞬間には 悲しみに突き落としてしまうけど

「シアワセ」かもしれない時間は

鮮やかに残ってくれるだろうと

信じています。



いつか そんな哀しみすら乗り越えてくれると

信じています。



だって

私なんかの存在は ちっぽけだから

そのうち 忘れていくでしょう



私の強く願う形へと

時間は変えていってくれるでしょう






「皆の中から 消えたい」





哀しみなど不必要

必要なのは笑顔



忘れてください。

笑ってください。

しあわせ願っています。



































































そう考えながら一日を過ごしてみます。
言葉通り 絶えられなかった現実を
「いつか」
あなたは 目にするでしょう。

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