毎日を記念日に。

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2006.09.17
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カテゴリ: 旅日記
事前準備は万端すぎる程万端。


何しろ、今回の旅は行きたい所・やりたい事だらけ。

ギリギリのラインで予定を組む。


パン屋の下調べもぬかり無く。


ドイツは、行きたかった「BIOのパン屋さん」の情報が全く無く、探すのにかなり苦労した。

ベルリンに数件のは知ってたけれど、今回はベルリンへ寄る時間は無い。

何とか、フランクフルトかミュンヘンで見つけなくてはならない。

最終的には、ドイツ語のできる友人に頼み込み、やっと数件情報を得る事ができた。



逆にパリは、行きたいパン屋さんが多すぎて困る程。



最寄駅、そして住所から場所を探し、地図にチェックを入れる。


今回の旅では、道に迷ってる時間も無いはずだ。




出来る限りの準備を終えて、いざ出発!!






名古屋からドバイ経由でフランクフルトへ。

ドバイまで10時間、ドバイで4時間の乗り継ぎ待ちをした後、

フランクフルトまでさらに6時間。


日本から合計20時間という、超過酷な空の旅。


今回、初めて利用するエミレーツ航空。



各座席にテレビが付いていて、映画、音楽、ゲーム・・・自分の好きなものを楽しめる。

種類も豊富で、日本の映画も多数入っててビックリ!



やるじゃん、エミレーツ!!


2006旅 001.jpg2006旅 003.jpg2006旅 006.jpg




料理が温かいだけじゃなく、クロワッサンが焼き戻してあり、サクサクしていたのにはビックリ!


やるじゃん、エミレーツ!!






しかし、一言言わせて頂くとすれば・・・・・





機内ゲーム「ソリティア」の難易度、高すぎです!!





なかなかクリア出来ません。

もう悔しいの何のって!!




連敗続きでテンションガタ落ち、フラストレーションは溜まる一方。


これじゃ、“快適な空の旅”を送れませんから!!



その辺、ヨロシク頼みますよ、エミレーツさん!!





ソリティアに「キーっ!!」っとなっている内に、飛行機は無事フランクフルトへ。









フランクフルトに着き、まずは飛行場から中央駅を目指します。



ところがところが!

空港から、どうやって市内に出たらいいのかが解らない。


何とか地下鉄の駅に着いたものの、切符の買い方が解らない。

「地球の歩き方」に乗ってる券売機と違うんですけど!!

ドイツ語、全く読めないんですけど!!

どのボタン押していいのか、全くわからないんですけど!!


券売機を前に悪戦苦闘していると、電車が来てしまったではありませんか。


「ま、どうにかなるさ!!」

とりあえず、切符を買わずに電車に乗り込む私。

「当たって砕けろ」の精神を忘れてはいけません!(人道的には間違ってますけど・・)

ドイツの駅には改札口が無いため、切符を買わなくても電車に乗れちゃうんですよね(;´▽`A






すると、突然「日本の方ですか?」と話しかけられる。

相手は20代後半、爽やかそうな日本人のお兄さん。


おおー!

心細かった私には、まさに天使のように見えましたよ!



話してみると、何と私と同じ便で名古屋からフランクフルトへ来たらしい。

お兄さんは、ドイツからスイスへ渡り、さらにイタリアまで足を伸ばすと言う。



同じ愛知県民で、同じ日に同じ便でフランクフルトへ来るなんて!!

しかもお互い一人旅!!

しかもお兄さん、笑顔が爽やか系ですよ!!




突如、頭の中で『ラブストーリーは突然に』がフルボリュームで流れ始める。



これは運命の出会いに違いない!!

運命の出会いを果たすために、私はこの地まで来たんだわ!!



がぜんテンションの上がる私。






しかし、中央駅に着くと、「それじゃ、お互い良い旅にしましょうね!」と、

お兄さんは笑顔で去って行ったのです・・・・




あぁっ!!

せめてお名前だけでも!!!






・・・・でも、後は終えないわ。

そう、これが旅人の運命なのね(゚ーÅ)ホロリ(←ヒロインきどり)







傷心を引きずりながら“リューデスハイム”行きの切符を買いにいく。

リューデスハイムはフランクフルトから列車で1時間程離れた、小さなワインの街。


しかし、傷心の私にさらに追い討ちをかける出来事が。


駅員さんに「リューデスハイムへ行くには、時間的に遅いから止めておきなさい」

と止められてしまったのだ!!



何ですとー!?

今の時刻は午後3:30。

確かに片道1時間かかる場所へ行くのは時間的に厳しい。



もともとは、2時頃にはフランクフルトへ着くはずだった。

ドバイ発の飛行機が1時間以上も遅れたため、到着が遅くなってしまったのだ。



残念だけど、どうしようもない。

リューデスハイムは諦めよう。




フランクフルトの駅はとても広く、売店やパン屋さん等、いろんな店で賑わっている。

とりあえず、ドイツへ来た記念にプレッツェルを購入。


2006旅 011.jpg


本場のプレッツェルは、けっこう大きい。

フカフカっとした食感で、モッチリ感は無い。
岩塩が乗っていて、適度な塩気でおいしい。

でも、ドイツの人は、プレッツェルだけであまり食べないみたい。

ビールのおつまみにするとか、
ソーセージ等と一緒に食べるのが一般的みたい。

確かに、これだけで食べるのには寂しい味かな。






スーツケースを引きずってホテルへと向かう。


駅からホテルまでの距離はけっこうあったのだけど、

時間もあるので、歩いて行く事にした。



フランクフルトでは「Apfelwein」という、リンゴ酒が名物との事なので、

途中でドイツの居酒屋へ寄る。


当然、フランクフルト(ソーセージ)と一緒にいただきます♪


2006旅 020.jpg2006旅 023.jpg


「Apflewein」は、字のごとくリンゴで作ったワイン。

甘くなく、スッキリとした味でとてもおいしい。


そしてフランクフルトの美味しい事!

皮パリ めちゃうま シャウエッセン!!!(謎)


ザワークラウトも甘酢っぱくておいしかったなぁ。

カンパーニュのスライスも付いてきたんだけど、これはかなり酸味が強い。

生地も固くて、あまりおいしくなくて残念。


                 □■□ Adolf Wagner □■□

                 住所:Schweizer Str. 71
                 時間:11:00~24:00
                 定休:12/25





やっとホテルに着き、ホッと一息。

時間は午後6時。

めっちゃ眠かったし疲れていたけど、せっかくなので散歩へ出かけた。


2006旅 019.jpg2006旅 026.jpg


フランクフルトは、都会と自然が調和した、とても素敵な街。


目的も無く、ふらふらと街を歩く。

開いてる店があれば覗き、気にいった景色があれば写真を撮る。


こういう時間がとても好き。

そう、こういう事をするために旅に来たんだ、きっと。





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Last updated  2006.09.24 19:19:12
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