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整数問題を苦手とする受験生が多い。中学入試でも高校入試でも大学入試でも出題されるが、出題パターンが多く、暗記型の勉強法だとなかなか対処できないのが現実である。
学校の教科書でも「整数」という単元は存在しないのに、入試用問題集では「整数」という単元が用意されている。
実際、教科書数学と入試数学の乖離が最も激しいのが、図形ではなく整数問題である(と感じている)。
そこで、現在整数問題のプリントを作成している最中。
ところで、昨夜はたまたま帰宅が早く、たけしのコマネチ大学を見ていたのだが、
番組内で「n!(nの階乗)の最後に0が15個並ぶ最小の整数nは?」という問題が出題されていた。
(ちなみに答えは65)
この問題は結構出題頻度が高く、2001年の千葉大学でも同様の問題が出題されている。
「30!(30の階乗)は、末尾から続けて0が何個並んでいますか。」という問題。
都立自校作成でも出題されている。
「1から25までのすべての自然数の積を計算したとき、末尾に0が何個並ぶか。」(平成21年度の都立国立高校)
こうした問題は、ある程度問題演習を重ねて慣れることも必要であるが、
他の単元以上に数字に対する理解が必要になってくる。
とりわけ、素数、素因数分解、因数、約数、倍数、わり算の一般式などに関する理解と知識が必要。
ということで現在、数ある整数問題を分類し、プリントを作成している最中である。
と思ったら、シリウス発展編とJACK発展編にまとまっていた…