Scotch ケンの放言どころ

Scotch ケンの放言どころ

2023年06月29日
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  やっぱり、プーチン政権内にあらかじめクーデターを示し合わせていた
  内通者がいた。私はプリゴジンが単独でモスクワに進攻する意味が薄弱
  だと思っていた。誰か反プーチンの人物と糾合して政権を倒す目的だった
  のだろう。その相手がセルゲイ・スロビキン(副司令官)である。

  プリゴジンが予定通りモスクワ進攻を始めたのに、このスロビキンは怖気
  がついて、プリゴジンと一緒に蜂起しなかった。仕方なしにプリゴジンは
  単独でのクーデターはムリなので作戦を変更せざるを得なかったというの
  がどうやら真相らしい。私はおかしいと思っていた。プリゴジンが単独で
  政府に立ち向かい反攻するとは思えなかった。

  セルゲイ・スロビキンという人物は、今年1月にウクライナ侵略作戦の総
  司令官から副司令官に降格になった男。従ってワグネルのプリゴジンとは
  太いパイプで結ばれていたようだ。きっとこのスロビキンが怖気ついて意
  趣返しをしたのはプリゴジンにとって、大きな誤算だったのだろう。
  プリゴジンはエライ男を信用したものである、大誤算だった。こんな優柔
  不断な男を信じたのは大間違いだったようだ。

  結局はプリゴジンはベラルーシのルカシェンコ大統領の庇護の下にベラル
  ーシに向かった。約8000人のワグネルの兵士と共に・・・
  どうなるのだろう、ルカシェンコはプーチンと盟約を結んでいるから多分
  プーチンの言う事には従う筈だが、ワグネルを迎えることによってロシア
  への忠誠が変わるのだろうか?ワグネルという切り札を持つことによって
  ロシアとの交渉が変化するのだろうか・・・

  ルカシェンコはワグネルの兵士8000人の駐留地の整備を約束し、プリゴ
  ジン氏をベラルーシ軍の軍師(訓練者)として遇するようだ。プーチンと
  しては裏切り者のプリゴジンのクビをそのままにしておく筈はないし、と
  するとどんな要求をルカシェンコにするのか、が注目される。兎に角これ
  から虚々実々の駆け引きが始まるようだ。ベラルーシにはロシアのFSB
  (ロシア国家保安庁)の連中がウヨウヨいるだろうし、プリゴジンはいつ
  どうなっても不思議ではない・・・毒殺か自殺偽装か、プーチンの執拗な
  恨みから逃れることは出来ないように思うが。







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最終更新日  2023年06月29日 09時25分29秒
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