五郎のイギリス日記。

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坂東太郎9422 @ Europe支社 宜保律子「健やかな心と体を育てる学校給…
tosshan @ Re:竹本恵さんは生きて帰ってこないだろう。(01/19) ちゃんと生きて帰ってるもんね。
msk222 @ Re[1]:昨夜の映画「泥の河(09/20) ぼちぼち7203さん >泥の川、、。って黒…
ぼちぼち7203 @ Re:昨夜の映画「泥の河(09/20) 泥の川、、。って黒岩重吾さんでしたか。 …
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2006.10.21
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映画「トラヴェリング・ウィズ・ゲバラ」
10月22日(日)

スカイで何度も見逃していた映画をとうとう途中からだけど見れてよかった。

「トラヴェリング・ウィズ・ゲバラ」イタリア映画(2002年かな)。

前からみたかったので、エイヤッと見てしまった。

映画の中で流れる音楽。字幕で流れる歌詞は最高だったね。
日本にはありえない、ラテンの世界。。

映画「ゲバラ」(?)の撮影が終わったばかりなのでしょう。
それと平行して撮影されたのがこの映画みたい。


革命家に変貌していくかを考える意味でもよかった。

登場人物はチェゲバラ(エルネスト)親友であり同志だったアルベルトおじさんが主役。52年前(?)かな。二人でアルゼンチンからバイクやらイカダで数千キロの旅をしたときの話を映画監督やらがインタビューを続け、カメラはおじいさんのうるむ目を追跡する。


チュキカマタ山の話。世界最大の銅山かな。この話。
(確かアダム・スミスの国富論,1776年出版, にもしょっちゅう南米の鉱山の話がでてきた)
アナコンダ社や親会社のブラデン社の話。

1973年のCIAによるクーデター(米による南米資源奪取)
ピノチェト傀儡政権の話。


マチュピチュの遺跡まで行ってスペインの侵略と南米の誇りを再確認。

おもしろかったのは彼ら、エルネストとアルベルトは二人とも青年医師。でもお金のない貧乏旅行で泊まることこがない。
で空いてるとこはハンセン病の病棟しかないので、どこでも
この病棟で宿泊し、患者達といっしょに食事をし、サッカーをして楽しんでいた話。あそこでもハンセン病について日本と同じように”伝染する”という根拠のない恐怖感で差別、隔離、



二人はボゴタで別れ、キューバで革命の同志としてカストロとともに再会する。
(パスポートでイカダで国境を越えてきたと記載された)

映画の最後の場面で
またハンセン病の病棟での患者達と踊って歌っていたとき、

夜のパーティは続くなかでエルネスト(ゲバラ)はスピーチをしながら旅のしめくくりで革命戦士になる決意をする。


その川。ワニとピラニアのいっぱいいる川!!!

その川に彼は飛び込み泳ぐ。。

実は映画「ゲバラ」の男優。。彼はスタントなしで俺も泳ぐと宣言し、カメラがいっぱい。みんなが見てる前で本当に彼は泳ぎ始める。

男優へのインタビュー収録場面を見せながら、泳いでいるシーンを見せる。

彼は言った。「映画の主演が決まり、脚本を読んだときから
このピラニアの泳いでいる川を俺は絶対泳ぐんだと決めてました。だからこの場面こそ俺は一番楽しみにしてました」


愛とやさしさにあふれた男こそ本物の男。

腐った野郎達(スペイン、アメリカ)の何百年も続く陰謀、策略から、今こそ、立ち上がって素朴に生きる南米の混血達の心と血と生活を絶対みんなで守らなきゃという男の決意。。

ラテン音楽がバックでずっと流れる。。

『毎日はむなしい・・・
人生何のために生きるかなんて考えてもしょうがない。

人生は一つの突風みたいなもんかもしれない。
20年なんてあっという間のできごと。』

うまく書けなかったけど、

日本には存在しないメロディーと歌詞がいっぱい画面にでてきてハンカチ王子のハンカチがバケツ一杯必要になってきた。

若い時の革命家には本当に純粋でやさしい奴が多いね。

世界を考える頭脳なんてある意味ではいらないのかもしれない。

必要なのはたった一つ。

いつも虐げられている人々を解放し、人間として生きる喜びを
感じられる社会にしなきゃという本当の、でっかい愛が自分の心のなかにあるのかどうか。それだけでしょう。

今日も世界を旅している日本の若者。

ただ旅をしてるだけの人間でいてほしくないなぁ。

そこからの「前進」を期待したい。


(注:ブルネイを旅したい人は気をつけてね。。
夜湖のそばで裸で寝たりしちゃいけないよ。。寝てる間に肉を喰う虫が大量にやってきて朝には骨だけになっているから。気をつけようね)


五郎






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Last updated  2006.10.22 10:55:32
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