源にふれろ

源にふれろ

January 10, 2009
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カテゴリ: 洋画
つい忘れがちだけど、土曜の夜はラジオドラマ。
第29回BKラジオドラマ脚本賞最優秀作だという
『天昇る魚』を聴く。
家業を継ごうと久々に実家へ戻って来た花火師の息子と、
その父、父が初めて弟子にとった花火を愛してやまない女性。
その女弟子が余命1年という設定が、ベタではあるけど、
ベタというものはオーソドックスに作られると、
ジーンと来るように出来ている。
花火は音で聴いても美しい。聴覚の芸術でもあると、知った。



町山智浩のポッドキャストで知った後、
たまたまBSで放送していたので、
年末に録画しておいたもの。

ピクニックに来ている家族がいる。
主人公の男は、可憐な妻と2人の子どもに恵まれ、画に描いたような幸せな生活を送っている。
男はある日、郵便局で働く女性と出逢い、恋に落ちる。
妻も愛しているが、君も愛している。こんな幸せなことはないと、愛人に言う。
すると愛人は、あなたが幸せなら、私も幸せよ、と答える。
男は家庭に不満があるわけではなく、妻を愛しながら、愛人との逢い引きも
やめるつもりはない。
あなた、最近幸せそうね、と妻に訊かれた男は、

どう思う?離婚する?
すると、妻はいいわ、私もあなたのことめいっぱい愛するから、と
2人はピクニック場で愛を交わし始める。
しばらくして男が目を覚ますと、妻がいない。
どこに行ったのか探し回っていると、溺死した妻の死体が見つかる。

男には、妻が足を滑らせて事故死した姿が浮かぶ。

葬式が終わると、男は愛人だった女を妻にして、2人の子どもと共に、
4人でまたピクニックに来ている。
4人の画に描いたように幸せそうな光景で、映画は終わる。

ハッピーエンドな映像だが、上記のようなスジなので、
とてつもない違和感が残る。
なんなんだ、これは、と。

浮気とは、どこか違う。
男にやましさは、微塵もない。
バカというわけでもない。
男は、イノセントであった。

これは答えのない問いなのだった。
愛とは何か、夫婦とは何か。
そして、幸福とは何か。





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Last updated  January 13, 2009 12:35:07 AM
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