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Phantom ～Requiem for the Phantom～

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November 9, 2008

絶対可憐チルドレン　32th sense.「珍味佳肴!タッチ・ミー・イフ・ユー・キャン」

テーマ：アニメあれこれ(28288)

カテゴリ：絶対可憐チルドレン

絶対可憐チルドレンの第32話を見ました。

32th sense.　珍味佳肴！タッチ・ミー・イフ・ユー・キャン

皆本と葵が京都にいるその頃、賢木は、薫と紫穂の面倒を見ている朧を狙って、皆本のマンションを訪れていた。
｢チルドレンのお守りをＯＫしたのもあいつらをダシに優しいお兄さん路線でアピールするため!! ｣
しかし当ては外れ、2人を賢木

｢折角の休みに何でこんな可愛げのないガキのお守り一人でしなきゃなんねえんだよ… ｣
不貞腐れる賢木の横で、ゲーム対決を始める薫と紫穂。
サイコメトラーの紫穂はゲームのコツもバッチリ分かっており、わざと手を抜いて薫を勝たせていたが、薫もそれに気付いてしまう。
同じサイコメトラーの先輩である賢木は、心得をアドバイスをするのだが、聞く耳を持たない紫穂。
｢何でも見えるレベル7だって中身はまだ可愛いもんだな｣
｢ど、どういう意味!? ｣

｢俺達サイコメトラーはさ、こういう時バレないように手加減しないとダメだろ。友達だからってさっきみたいに手の内を明かすのは油断し過ぎだ、もうちょっと大人になんないとな｣
｢聞いた風なこと言わないで。あたし達の関係はそんなに柔じゃないのよ。先生には分かんないでしょうけどね｣
賢木は負けてしまうのだった。

賢木は腹いせに趣味の釣りで紫穂と勝負するが、どんどん魚を釣っていく紫穂と比べて、0点と決めたウニなどが釣れてしまう賢木。

賢木が入ってすぐにやめた東都大学医学部の教授が釣りに現れる。
船酔いした薫を見た教授は身内の健康管理もできないと馬鹿にした教授が今度は倒れてしまい、薫の処置を終えた後賢木が処置に向かう。
動脈瘤破裂の恐れのある教授を処置する賢木のサポートをする中で紫穂は大人になるまで一人ぼっちで誰も守ってくれる人がいなかった賢木の過去を知る。

『何だっていちいち突っかかってくんのよ。あたしのこと嫌いなの十分伝わってるわよ。いいから手術に集中して｣
『嫌いってのはちょっと違うな。俺はさ、羨ましいんだよ。10歳で仲間や皆本に出会えたお前のことが。俺には守ってくれる奴なんて誰もいなかった、ずっとずっと…。それがさ、あいつと出会ってそん時思ったんだ。あぁ、ひょっとしてこいつだったら俺のこと分かってくれるんじゃないかって。分かるか？お前は皆本達に守ってもらえて、そのお陰でガキでいられるんだ。それがどんなに幸せなことか… 』
『そんなこと、分かってるわよ…。あたしだって何でもかんでも透視してるわけじゃないわ。知らないことがある幸せにサイコメトラーが気付かないわけないでしょ』

京都から帰って来た皆本と葵に、釣った鯛の料理を振舞う賢木。
｢うん、これは美味い!! ｣
｢そうね、ホント口の中に無残に殺害された鯛の苦しみと怨念が広がって…とっても美味しい｣