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2008年04月15日
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カテゴリ: 読んだ本
「親指さがし」


作者:山田悠介

相変わらず若者の登場する話で(今回は、事件の発端は小学生だったけど、現在の本人たちは大学生になっている)、相変わらず登場人物が死んでいく。どうしてこの人の物語は人が傷つかなくては成り立たないんだろう?いや、そういう作品もあるとは思うけど、ストーリー展開からそこまでの必要性をいつもまったく感じない。さらにこの作者の作品が若者に人気というところから、そのことについて考えさせられてしまう。
今回は、子どもたちの間でちょっと興味本位でやってみた“こっくりさん”のような「霊を呼ぶ儀式」が、本当に神隠しのようにある子どもを隠してしまい・・・ しかしその解決がなんだか現実離れしていた。今までの他のストーリーは、なんだか・・・と思っても、現実の中で解決していたけど、今回は、ん?というか。確かに1人の人間が多重人格になる、ということはあるのかもしれないけど、全員が同じ夢を見て、その中の1人が夢の中でさらわれてしまうとは。
主人公が、その消えた友人を7年後に探していく謎解きの部分は面白かったけど、その過程でまた死人が出るのはやっぱり。
といいつつ、子どもたちが読みたがるので、“ついで”というか、送料ゼロにするための埋め草で、古本価格で買って私も読んでしまっている。私が買わなくても、友達同士の貸し借りでも読んでいるらしいから、この際やっぱり私も読んでおきたい。子どもたちが読みたがって読んでいる本は。そしてきっとまた、他の作品にも同じような感想を書きそうだけど。






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Last updated  2012年04月14日 16時52分33秒
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